知らないアカウントから「オーナー権限リクエスト」が届いた際の対処方法

Googleマイビジネスを運用していると、知らないアカウントから「オーナー権限リクエスト」されたといった内容のメールが届くことがあります。

この記事では、知らないアカウントから「オーナー権限リクエスト」が届いた際の対処方法について詳しくお伝えします。

結論を先に言うと、知らないアカウントという時点で、アカウント乗っ取りの可能性が高いので、このような権限リクエストがあった場合、放置せず必ず拒否してください。3〜7日放置すると乗っ取られる可能性があります。

なぜ、このようなリクエストが届くのか？

Googleマイビジネスには「ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする」機能があります。ここからリクエストされると、メインのオーナーにリクエストが届きます。

「オーナー権限リクエスト」が届いた場合、次のような可能性が考えられます。

1. 第三者によるいたずら
2. 競合による乗っ取り
3. 本社で管理しているケースで、店舗からのリクエスト
4. 契約したGMB業者によるリクエスト
5. 契約した「予約サイト」「クーポンサイト」によるリクエスト

1や2が数としては最も多いです。

3も大手チェーン店のようなケースでわりとよく聞く話です。フランチャイズなのか直営なのかによってGoogleマイビジネスの管理方法は変わってますが、誰がメインのオーナー権限を持っているのかしっかり把握しておく必要があります。
特に、本社で一括で管理しているようなケースでは、店舗スタッフがそのことを知らずに権限をリクエストしてくる場合もあります。

4の場合、契約したGMB業者に確認してください。

5も最近よく聞きます。実は契約内容にGoogleマイビジネスのビジネスリスティング管理を委任しているケースもあり、このような場合、業者は契約書に沿ってオーナー権限をリクエストしてきます。現場の営業が契約内容をきちんと伝えていないような話もよく聞きますのでご注意ください。

放置せずに必ず拒否する

知らないアカウントから「オーナー権限リクエスト」が届いたら、よく分からないという理由で放置するのではなく、必ず拒否してください。

以下手順です。

1. 届いたメールで「リクエストを審査」をクリック
2. リクエストを拒否

1. 届いたメールで「リクエストを審査」をクリック

届いたメールの中の「リクエストを審査」をクリックしてください。

2. リクエストを拒否

オーナー権限リクエストの画面が表示されたら、リクエストを拒否します。

①「リクエストを拒否」にチェックを入れて、拒否の理由を書いて「拒否」をクリック

拒否の理由は、「見覚えのないアカウント」でOKです。

②先方にリクエスト承認しない旨の通知が送信される

これでリクエストは拒否されるのでご安心ください。

③Googleマイビジネスの管理画面のユーザーで、知らないアカウントがないかチェック

念のため、見知らぬアカウントが無いかどうか確認します。

「オーナー権限リクエスト」を3～7日放置すると、乗っ取られる可能性あり

「オーナー権限リクエスト」から3～7日が経過しても返信がないと、アカウントを乗っ取られる可能性があるので、放置せずに必ず権限リクエストを拒否してください。

リクエストから 3～7 日が経過しても返信がない場合は、ご自身を対象プロフィールのオーナーとして申請できることもあります。

公式 ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする

アカウントを乗っ取られないためにやっておくべきこと

アカウントを乗っ取られないために、Googleマイビジネスに登録するメールは、常に受信できるアドレスを登録します。

すでにお伝えしたとおり、「オーナー権限リクエスト」を3～7日放置すると、アカウントを乗っ取られる可能性がありますので。

Googleマイビジネスの管理画面でメール設定を確認します。

• 設定 → ご希望のメールアドレス

常時見ていないメールアドレスで登録している場合、いつでも受信できるメールアドレスを追加しておくことをオススメします。

「他のメールアドレスを追加」をクリックして、メールアドレスを追加してください。

「他のメールアドレスを追加」をクリックしてメールアドレスを追加

さいごに

知らないアカウントから「オーナー権限リクエスト」が届いた際の対処方法についてお伝えしました。

このような権限リクエストがあった場合、3〜7日放置すると乗っ取られる可能性があるので、放置せずに必ず拒否することを強くオススメします。