Googleマイビジネスに登録する際、複数店舗を一括でビジネス登録したいと思ったことはありませんか?
複数店舗のオーナーであれば、1件1件登録するのは面倒ですよね?2〜3件ならまだしも、5件以上の場合は一括で登録できれば便利ですからね。
この記事では、スプレッドシートで複数店舗を一括登録する方法についてお伝えします。
スプレッドシートを使って複数店舗を一括登録する手順
スプレッドシートを使えば、複数店舗を一括で登録できます。
次の手順で進めてください。
- 1件だけビジネス登録する
- スプレッドシートをダウンロード
- スプレッドシートを作成
- スプレッドシートをインポート
- オーナー確認する
1. 1件だけビジネス登録する
複数店舗がある場合、最初に1件だけビジネス登録します。
①Gogoleマイビジネスの管理画面にアクセス
②「ビジネス情報を追加」をクリックし「ビジネス情報を1件追加」をクリック
③画面に従ってビジネス情報を入力
もちろん登録せずに「2. スプレッドシートをダウンロード」から進めてもいいのですが、1件だけビジネス登録した方がスプレッドシートの作成の手間は省けます。
次の2つの手間が省けます。
- スプレッドシート上でビジネス情報をコピペできる
- カテゴリ選択で悩まない
2つ目のカテゴリ選択で悩まないのは大きなメリットです。というのも、Googleマイビジネスでは、ユーザーが勝手に新しいカテゴリを作ることはできず、Googleが定めた規定のカテゴリからしか選択できません。スプレッドシートだとカテゴリを自分で入力しなければならず、どんなカテゴリを入力すればいいか分からないという問題に直面します。
スプレッドシートを何度も作成したことがあり、ビジネス情報の入力に何も問題がない方であれは、ここを無視して、次にステップの「スプレッドシートのテンプレートをダウンロード」へ進んでください。
2. スプレッドシートをダウンロード
スプレッドシートをダウンロードします。以下のどちらかの方法となります。
1件だけビジネス情報が入ったスプレッドシート
1件だけビジネス情報を入力した場合のスプレッドシートをダウンロードする手順です。
①Googleマイビジネスの管理画面にアクセス
②ビジネス情報を入力したビジネスにチェックを入れて、右上の「操作」をクリックし「ビジネス情報」をクリック
③.xlsx (Microsoft Excel 形式) にチェックを入れて「ダウンロード」をクリック
④画面左下の「ダウンロード」をクリック
スプレッドシートのテンプレートをダウンロード
ご自身でスプレッドシートにビジネス情報を入力できる方は、スプレッドシートのテンプレートをダウンロードしてください。(上級者向けです)
①Gogoleマイビジネスの管理画面にアクセス
②「ビジネス情報を追加」をクリックし、「テンプレートをダウンロード」をクリック
③「.xlsxファイルとしてダウンロード」をクリック
3. スプレッドシートを作成
ダウンロードしたスプレッドシートにビジネス情報と店舗コードを入力します。
- すべてのビジネス情報を入力
- 店舗コードを入力
店舗コードを入力するのがポイントです。
複数の店舗を一括で登録するには、店舗コードが必須なのでご注意ください。店舗コードとは、各店舗に割り当てる固有のIDとして機能します。一般公開されることはありません。
店舗やブランドを識別できる文字列に番号を組み合わせると分かりやすいです。
例えば、G001、G002などと店舗コードを設定します。
4. スプレッドシートをインポート
スプレッドシートをインポートします。
①Gogoleマイビジネスの管理画面にアクセス
②「ビジネス情報を追加」をクリックし、「ビジネス情報をインポート」をクリック
③「ファイルを選択」をクリックして、編集したスプレッドシートをインポート
④ビジネス情報の更新が表示されるので「適用」をクリック
お疲れさまでした。これでGoogleマイビジネスの一覧に、インポートしたビジネスが表示されます。これでGoogleマイビジネスの登録は完了です。
ただし、オーナー確認はされていないのでご注意ください。
5. オーナー確認する
店舗を管理するのであればオーナー確認をします。
オーナー確認は登録する店舗数が10店舗未満と10店舗以上でやり方が異なります。
10店舗未満
1件ずつオーナー確認をします。
基本的にはがきでオーナー確認することになります。
ヘルプページには、「電話」「メール」「Search Console」でオーナー確認できるとありますが、ほとんどのケースにおいて、はがきでの認証になるのでご注意ください。
「はがき」でオーナー確認
- Googleマイビジネスの管理画面にアクセス
- オーナー確認を行うビジネスを選択し、「今すぐオーナー確認」をクリック
- 「郵送」のリンクが表示されるので、ビジネス情報を再度確認して「郵送」をクリック
- 2週間前後で「はがき」が届く
- 「はがき」に記載された確認コードを入力
10店舗以上
10店舗以上であれば、一括で確認することが可能です。
- 管理画面でビジネス情報の横の「オーナー確認を行う」をクリック
- 「チェーン」をクリック
- 確認フォームに情報を入力して
- リクエストフォームを送信
さいごに
スプレッドシートで複数店舗を一括登録する方法についてお伝えしました。
ビジネスを登録するのであれば、10件未満でも10件以上でもスプレッドシートで一括登録ができますので、ぜひご活用ください。
その後のオーナー確認は店舗数で異なります。
- 10件未満・・・1件ずつ確認
- 10件以上・・・一括で確認
第2章 ビジネス登録からオーナー確認まで
- Googleマイビジネスに登録するメリット
- 【Googleマイビジネス】登録方法とオーナー確認の手順
- Googleマイビジネスで管理者を追加する方法
- Googleマイビジネスが第三者によってオーナー登録された時の対処方法
- 重複しているGoogleマイビジネスを統合する方法
- Googleマイビジネス、同じ住所に複数のビジネスを登録する方法
- 開業前にGoogleマイビジネスに登録する方法
- Googleマイビジネス、無人店舗でオーナー確認する方法
- 居抜きで開業した時のGoogleマイビジネスのベストプラクティス
- Googleマイビジネス、スプレッドシートで複数店舗を一括登録する方法 いまここ
- Googleマイビジネス、店舗の業態が変わった時のベストプラクティス
- Googleマップからお店を削除できるのか?
- Googleマイビジネス、店舗を閉店した時の対処方法
- 【Googleマイビジネス】昼と夜で業種が違うお店は、どのように登録すればいいか?
- Googleマイビジネス、隠れ家なお店のベストプラクティス
- 知らないアカウントから「オーナー権限リクエスト」が届いた際の対処方法
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