Googleマイビジネスに登録しようと思ったら、すでに第三者がオーナー登録していて、登録できないことがあります。自分が本当のオーナーにも関わらず、第三者がオーナー登録していると、嫌な気持ちになりますよね。
このようなとき、どんな手順で、自分がGoogleマイビジネスのオーナーになれるのでしょうか?
今日のエントリーは、Googleマイビジネスが第三者によって勝手にオーナー登録された時の対処方法を紹介します。
第三者がオーナー登録しているか確認する方法
最初に、第三者がオーナー登録しているか確認する方法です。
Googleマップでビジネス名で検索して、オーナー登録するビジネスを表示させてください。
「ビジネスオーナーですか?」と表示されている
「ビジネスオーナーですか?」と表示されている場合、誰もオーナー登録していないので、すぐにオーナー登録できます。
それに対して、「ビジネスオーナーですか?」と表示されていない場合は、第三者によってオーナー登録されていることになります。
第三者がオーナー登録しているのは、どんなケース?
以下のような第三者がオーナー登録していることが想定されます。
- 前任者
- 退職したスタッフ
- チェーン店の本部
- ストリートビューを撮影した会社
- ウェブサイトの制作会社
- ビルや建物のオーナーや管理会社
- 嫌がらせで全くの赤の他人
- 自分で管理している別のGoogleアカウント
オーナー登録している第三者に、Googleマイビジネスの権限のリクエストを行う
ご自身のビジネスにもかかわらず、第三者がオーナー登録している場合、第三者に対してGoogleマイビジネスの権限のリクエストをおこなってください。
Googleマイビジネスの権限のリクエストは次の手順で行います。
- Googleマイビジネスを登録するページへアクセス
- ビジネス名や郵便番号、住所を入力して、対象のビジネス名を選択する
- 対象のビジネス名は「このリスティングはオーナー確認が完了しています」と表示されるので、「アクセスに関するリクエスト」をクリック
- 「他のユーザーが Google でこのビジネスを管理しています」の画面になるので、必要なアクセス権限レベルを入力して「送信」をクリック
1. Googleマイビジネスを登録するページへアクセス
Googleマイビジネスを登録するページへアクセスします。
2. ビジネス名や郵便番号、住所を入力して、対象のビジネス名を選択する
ビジネス名や郵便番号、住所を入力して、対象のビジネス名を選択します。
3. 対象のビジネス名は「このリスティングはオーナー確認が完了しています」と表示されるので、「アクセスに関するリクエスト」をクリック
「このリスティングはオーナー確認が完了しています」と表示されるので、「アクセスに関するリクエスト」をクリックします。
4. 「他のユーザーが Google でこのビジネスを管理しています」の画面になるので、必要なアクセス権限レベルを入力して「送信」をクリック
「必要なアクセス権限レベル」や「ビジネスとの関係」を選択して送信します。
オーナー確認をしているユーザーにメールによる通知が届きます。また自分にも確認メールが届きます。
オーナー登録している第三者からリクエストが承認された場合
オーナー登録している第三者からリクエストが承認された場合は、Gooogleマイビジネスのオーナーとして、対象のビジネスを管理出来るようになります。
オーナー登録していた第三者をオーナーから外す場合は、Googleマイビジネスの管理画面から該当のユーザーを削除することができます。
- Googleマイビジネスの管理画面→ユーザー→削除
オーナー登録している第三者からリクエストが却下された場合
オーナー登録している第三者からリクエストが却下されることもあります。
この場合、却下された旨の通知が来ます。
ヘルプページによれば、リクエストの却下に対してリクエストも出来るようです。
リクエストが却下された場合でも、対象リスティングの編集を提案することは可能で、場合によってはリクエストの却下に対して異議申し立てもできます。
オーナー登録している第三者から連絡がない場合は?
Googleマイビジネスの権限のリクエストをおこなったとしても、オーナー登録している第三者から連絡がない場合もあります。
7日が経過しても連絡がない場合、Googleへ連絡をしてください。
この場合、Googleマイビジネスの権限のリクエストを申請した際に自分に送信された確認メールから手続きを行います。メールを送信したら、その後はGoogleからの指示に従って作業してください。
メールの件名は書き換えないこと
Googleへ連絡をする際、メールの件名は書き換えないことをオススメします。件名が変わってしまうと、新規メールの扱いになる可能性が高く、返事が来ない可能性が高いです。
どんなケースで連絡が来ないのか?
オーナー登録しているのが、退職したスタッフだったりすると連絡が来ないこともよくあります。
嫌がらせで全くの赤の他人が勝手にオーナー登録した場合なども、連絡が来ないはずです。
ストリートビューを撮影した会社やウェブサイトの制作会社がオーナー登録している場合も、気持ちよくオーナー権限を譲渡してくれないこともあります。
【番外編】以前使っていたGoogleアカウントのパスワードを忘れてしまった場合
以前使っていたGoogleアカウントのパスワードを忘れてしまった場合は、Googleアカウントの復旧をすれば、ログインできるようになります。
以前のGoogleアカウントにログイン出来るようになれば、今使っているユーザーにオーナー権限を与えればGoogleマイビジネスを管理できるようになります。
Googleアカウントにログインできない場合の対処方法は、以前のエントリーに詳しく書きました。
さいごに
以上、Googleマイビジネスが第三者によってオーナー登録された時の対処方法を紹介しました。
店舗を運営している方にとって、ユーザーを確保する導線として、Googleマイビジネスの運用は必須です。
ご自身のGoogleビジネスは、しっかりと管理することを強くオススメします。
第2章 ビジネス登録からオーナー確認まで
- Googleマイビジネスに登録するメリット
- 【Googleマイビジネス】登録方法とオーナー確認の手順
- Googleマイビジネスで管理者を追加する方法
- Googleマイビジネスが第三者によってオーナー登録された時の対処方法 いまここ
- 重複しているGoogleマイビジネスを統合する方法
- Googleマイビジネス、同じ住所に複数のビジネスを登録する方法
- 開業前にGoogleマイビジネスに登録する方法
- Googleマイビジネス、無人店舗でオーナー確認する方法
- 居抜きで開業した時のGoogleマイビジネスのベストプラクティス
- Googleマイビジネス、スプレッドシートで複数店舗を一括登録する方法
- Googleマイビジネス、店舗の業態が変わった時のベストプラクティス
- Googleマップからお店を削除できるのか?
- Googleマイビジネス、店舗を閉店した時の対処方法
- 【Googleマイビジネス】昼と夜で業種が違うお店は、どのように登録すればいいか?
- Googleマイビジネス、隠れ家なお店のベストプラクティス
- 知らないアカウントから「オーナー権限リクエスト」が届いた際の対処方法
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