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Googleマイビジネス、勝手に情報が変更された時の修正方法

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Googleマイビジネスで勝手に情報が変更された時の修正方法

Googleマイビジネスは、店舗情報が勝手に変更されることがあります。

例えば、オーナー登録したとしても、店舗名・住所・電話番号・営業時間・URLが変更されたり、閉業マークが付いてしまうこともあります。

この記事では、Googleマイビジネスで勝手に情報が変更された時の修正方法についてお伝えします。

Googleマイビジネスで勝手に情報が変更される理由

勝手に情報が変更される理由として、次の4つの理由が考えられます。

  • Googleによる変更
  • 善意のユーザによる変更
  • 悪意を持ったユーザーによる変更
  • 委託業者による変更

Googleによる変更

Googleはインターネット上の情報を集めているので、店舗のウェブサイトやSNS、第三者のウェブサイトなどの情報を元に、Googleが勝手に修正することがあります。
Googleマイビジネスの情報が正しい場合でも、変更されることがあるのでご注意ください。

店舗を運営されている場合、ウェブ上のNAPについては統一することをオススメします。NAPとは、Name (店舗の名前)、Address (住所) 、Phone (電話番号) の頭文字です。第三者のサイトも含めて定期的にチェックして、間違って記述されたサイトがあれば修正してもらうことをオススメします。

善意のユーザによる変更

善意のユーザーが良かれと思って修正することもあります。

Googleマップには、場所について修正の提案をユーザーが行うことができます。Googleの審査を通れば、Googleマップに反映される仕組みです。

ユーザーからの修正の場合、Googleによる審査は機械的に一瞬で通ってしまうこともあるのでご注意ください。

Google マップの場所に関する情報が不正確な場合は、Google までお知らせください。

参考 場所への編集の提案、および場所の削除についての報告

悪意を持ったユーザーによる変更

悪意を持ったユーザーに店舗情報・電話番号・営業時間を変更されてしまうこともあります。競合店が行うケースもあります。

悪質なケースでは、閉業マークが付けられてしまうこともあるのでご注意ください。

委託業者による変更

Googleマイビジネスの管理を業者に委託している場合、勝手に情報が書き換わることがあります。
祝祭日の営業日や営業時間を善意で変更してくれる優良な委託業者もありますが、そうではないケースもあります。

以前問題になったものを紹介すると、電話番号を課金対象の番号に業者が勝手に変更する問題がありました。さすがに最近は少なくなっていると思いますが。

Googleマイビジネスで、勝手に情報が変更された際の修正方法

次の2つの方法があります。

Googleマイビジネスの管理画面より修正する

Googleマイビジネスに登録していれば、管理画面より修正できます。

Googleマイビジネスの管理画面に入り、左メニューの「情報」より修正します。Googleが削除したデータはオレンジ色で打ち消し線が引かれ、Googleが変更したデータはグレーの打ち消し線が引かれます。

  • オレンジ: Google が追加したデータ
  • オレンジ: Google が削除したデータ
  • グレー: Google が置き換えたデータ(新しいデータはオレンジ色で表示)
  • 黒(または白): Google による変更なし

Google による変更は、お客様がご自身で承認、却下、編集できます。

参考 Google による変更を管理する

Googleのサポートに問い合わせする

第三者に何度も店舗情報を書き換えられて、修正してもすぐに変更されるといった編集合戦に入ってしまうことがあります。

このような自体が発生したら、Googleのサポートに問い合わせすることが可能です。サポートに連絡すれば問題が100%解決できるわけではありませんが、どんな問題が発生しているのかGoogleに伝えることができます。

Googleマイビジネスの管理画面より、以下の手順でサポートを受けることができます。

  • サポート→ご不明な点がある場合→ビジネス情報と編集→ビジネス情報を編集する

また、以下のような感じで、委託業者とうまく行ってない場合も、Googleマイビジネスのサポートにお問い合わせすると、何かしらのアドバイスがもらえると思います。

さいごに

以上、Googleマイビジネスで勝手に情報が変更された時の修正方法についてお伝えしました。