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Googleマイビジネス、スプレッドシートを使って一括で特別営業時間を設定する方法

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Googleマイビジネス、スプレッドシートを使って一括で特別営業時間を設定する方法

Googleマイビジネスでは祝祭日など通常の営業日と異なる日について、特別営業時間を設定することが可能です。

Googleマイビジネスに特別営業時間を設定する際、どのようにされていますか?

1件1件、管理画面から設定されている方もいると思いますが、管理しているビジネスがいくつかあると面倒ですよね?
年間を通して店舗の休業日が決まっている場合など、スプレッドシートを使って一括で設定すると、設定は簡単だし、入力ミスを防ぐことができます。

この記事では、スプレッドシートを使って一括で特別営業時間を設定する方法についてお伝えします。

特別営業時間を設定しないとどうなる?

お客様を逃してしまうことがあるのでご注意ください。

祝祭日など通常の営業日と異なる場合、特別営業時間を設定しないと「海の日は時間が異なる場合があります」と表示されます。Google検索やGoogleマップで店舗を検索したお客様を混乱させることになります。

必ず特別営業時間を設定してください。

スプレッドシートで特別営業時間を設定する手順

次の手順で、スプレッドシートに編集した特別営業時間をGoogleマイビジネスに反映させることが可能です。特に難しい設定はありませんのでご安心ください。

  1. 店舗コードを設定
  2. ビジネス情報をダウンロード
  3. 特別営業時間を編集
  4. ビジネス情報をインポート

1. 店舗コードを設定

スプレッドシートでビジネス情報を編集するには、店舗コードの設定が必要です。

①Googleマイビジネスの管理画面にアクセスし、左メニューの「情報」をクリックして、店舗コードを入力をクリック

Googleマイビジネス、店舗コードを設定

②店舗コードを設定

Googleマイビジネス、店舗コードを設定

店舗コードは、別のビジネスとの混同を避けるために、ブランド名をアルファベットで入れることをオススメします。

参考 店舗コードなし

2. ビジネス情報をダウンロード

次に、ビジネス情報を編集するためのスプレッドシートをダウンロードします。スプレッドシートの形式は、csvとxlsxがあります。僕が試した環境ではcsvで文字化けをしていたので、xlsx形式でダウンロードをしました。

以下の手順でダウンロードします。

Googleマイビジネスにログイン

②ダウンロードするビジネス情報を選択し、「操作」をクリックして、「ビジネス情報」をクリック

Googleマイビジネス、ビジネス情報をダウンロード

③xlsx形式を選択して「ダウンロード」をクリック

xlsx形式を選択して「ダウンロード」をクリック

④画面の左下の「ダウンロード」を表示されるのでクリックすると、ビジネス情報が記載されたスプレッドシートをダウンロードできる

Googleマイビジネス、画面の左下の「ダウンロード」を表示されるのでクリック

3. 特別営業時間を編集

ダウンロードしたスプレッドシートで、特別営業時間を編集します。

スプレッドシートに特別営業時間の列があるので、終日休業なのか、閉店時間が翌日なのか、営業時間を詳細に記載します。

Googleマイビジネス、特別営業時間を編集

特別営業時間は次のように入力してください。営業時間は24時間形式か午前午後の形式で入力します。

終日休業

終日休業の場合、以下のように x を入力します。

  • 2020-02-24: x

10時から18時まで営業

10時から18時まで営業の場合、次のように入力します。24時間形式か午前午後形式で入力できますが、24時間形式の方が簡単でミスも少ないと思います。

  • 2020-02-24: 10:00-18:00

同じ日に2つの異なる営業時間がある場合(10時から16時、18時から22時)

店舗に休憩時間がある場合など、同じ日に2つの異なる営業時間がある場合もありますよね。以下のように記載します。

  • 2020-02-24: 10:00-16:00, 2020-02-24: 18:00-22:00

閉店時間が翌日にまたぐ場合 (19時から翌日5時まで)

深夜0時を回っても営業しており、閉店が翌日になる場合は次のようにします。

  • 2020-02-24: 19:00-00:00, 2020-02-25: 00:00-5:00

4. ビジネス情報をインポート

編集したスプレッドシートから、ビジネス情報をインポートします。

Googleマイビジネスにログイン

②「ビジネス情報を追加」をクリックし、「ビジネス情報をインポート」をクリック

「ビジネス情報を追加」をクリックし、「ビジネス情報をインポート」をクリック

③「ファイルを選択」をクリックして、編集したスプレッドシートをインポート

「ファイルを選択」をクリックして、編集したスプレッドシートをインポート

④ビジネス情報の更新が表示されるので「適用」をクリック

Googleマイビジネス、ビジネス情報の更新が表示されるので「適用」をクリック

⑤特別営業時間が審査中となりますが、10〜30分程度でビジネス情報が更新される

Googleマイビジネス、特別営業時間が審査中となるが、10〜30分程度でビジネス情報が更新される

さいごに

スプレッドシートを使って一括で特別営業時間を設定する方法についてお伝えしました。

この記事の手順で、スプレッドシートに編集した特別営業時間をGoogleマイビジネスに反映できます。簡単にビジネス情報をアップデートでき、特別営業時間を設定し忘れるミスも防げますので、ぜひお試しください。

特別営業時間を設定しないと、営業しているにも関わらず、お客様を逃してしまうことがあるのでご注意ください。