GoogleマイビジネスにURLを登録すると、ナレッジパネル経由でウェブサイトへのアクセスが増えますよね?
なぜなら、飲食店や美容室などの店舗の場合、モバイルで指名検索すると、公式サイトよりも上部にナレッジパネルが表示されますので。
どこに分類されるかご存知ですか?
この記事では、ナレッジパネルからサイトに流入したアクセスは、アナリティクスのどこに分類されるのかについてお伝えします。
以下2つのケースで分類される場所は異なりますので、それぞれのケースを見ていきます。
- URLにパラメータを付けていない場合
- URLにパラメータを付けている場合
URLにパラメータを付けていない場合
まずはURLにパラメータを付けていない場合を見てみましょう。
Googleマイビジネスの管理画面でウェブサイトのURLを以下のように登録している場合です。
ナレッジパネル経由のアクセスは、次の場所に分類されます。
- チャネル:Organic Search
- 参照元/メディア:google / organic
チャネルのOrganic Searchに分類されたアクセス
参照元/メディアのgoogle / organicに分類されたアクセス
ちなみに、チャネルと参照元/メディアは、アナリティクスの「集客」メニューから見ることができます。
- チャネル・・・集客 → すべてのトラフィック → チャネル
- 参照元/メディア・・・集客 → すべてのトラフィック → 参照元/メディア
URLにパラメータを付けないと、オーガニック検索からの流入と同じ場所に分類されます。ナレッジパネルからの流入数やサイト遷移を把握したいのであれば、パラメータを付けてください。
URLにパラメータを付けている場合
Googleマイビジネスの管理画面でウェブサイトのURLは次のように登録しているケースです。
URLにパラメータを付けると、ナレッジパネル経由のアクセスは次の場所に分類されます。
- チャネル:(Other)
- 参照元/メディア:パラメータで指定した参照元/メディア (上記の場合は google / maps)
チャネルの(Other)に分類されたアクセス
参照元/メディアのgoogle / パラメータで指定した参照元/メディアに分類されたアクセス
URLにパラメータを付ければ、オーガニック検索とは別の場所に分類されます。
参照元/メディアも、パラメータで指定した参照元/メディアに分類されるので、分かりやすいですね。
さいごに
ナレッジパネルからサイトに流入したアクセスは、アナリティクスのどこに分類されるのかについてお伝えしました。
Googleマイビジネスに登録するURLに、パラメータをつけていない場合とURLにパラメータをつけている場合で分類される場所は異なります。
パラメータを付けないと、オーガニック検索と同じ場所に分類されます。ナレッジパネル経由のサイトの流入を確認するのであれば、パラメータを付けて、アナリティクスの「集客」メニューから数字を分析してください。
第8章 インサイトでユーザー行動を分析する
- Googleマイビジネス、インサイトの見方と活用方法
- Googleマイビジネスからのアクセスをアナリティクスで計測する方法
- ナレッジパネルからサイトに流入すると、アナリティクスのどこに分類されるのか? いまここ
- Googleマイビジネスの投稿をアナリティクスで分析する方法
- Googleマイビジネスの「ルートのリクエスト」で、より詳細な情報を表示するには?
- Googleマイビジネス、インサイトの「写真の合計枚数」の集計方法が変更
- 「ユーザーがお客様のビジネス情報を検索した方法」と「ユーザーがお客様のビジネス情報の検索に使ったGoogleサービス」の数字が異なる理由
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