Chromebookのメリットとデメリット

東急ハンズが、Windowsを止めて、Chromebookを採用するようです。

「Windows 7の9割はChromebookへ移行する」、東急ハンズ

東急ハンズのCIO(最高情報責任者)である長谷川秀樹執行役員は、「Windows 7のサポート終了までにChromebookへの置き換えを進める」と宣言する。社内に約1750台あるWindows PCの9割程度を米グーグルのChrome OSを搭載したChromebookに置き換える方針だ。

Chromebookを選択する理由は「安いから」(長谷川執行役員)。同社の要件に合うWindows 10搭載のノートPCは10万円台前半なのに対し、Chromebookならその半額ほどで済む。

安いからという理由で、Chromebookを選択するのは、正直どうかと思います。数年後に「やっぱWindowsに戻しました」なんてことになってるかも。

Chromebookは、「安い」「速い」「セキュリティが高い」の三拍子が揃っておりますが、いかんせんITリテラシーが高くないと、使いこなせません。
IT系のSOHO、スタートアップで使うのなら何の問題もありませんが、東急ハンズのような大企業で導入すると、様々な問題が出てきそう。社内のPCの9割をChromebookに入れ替えるって、かなり冒険してる感じしませんか?

今までWindowsで当たり前に出来たことが、Chromebookだとできませんからね。

今日のエントリーは、Chromebookのメリットとデメリットについてお話します。

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Chromebookのメリット

まずはChromebookのメリットから見ていきます。

  • 本体価格が安い
  • 起動が爆速
  • Chrome OSは、スペックが低くてもサクサク動く
  • クラウドで仕事を共有
  • 2段階認証をかければ、データ流出の可能性が低い
  • ウィルスにかかる心配がない
  • G Suiteに加入すればGoogleの電話サポートが付く

本体価格が安い

2万円くらいでそこそこのスペックのChromebookが購入可能です。3万円も出せば、かなりスペックの高いものをゲットできます。

起動が爆速

起動はめちゃ高速です。パスワード入力まで入れても7秒くらいで起動します。

Chrome OSは、スペックが低くてもサクサク動く

Chrome OSはブラウザだけなので、CPUのスペックが低くてもサクサク動きます。
CPUのスペックは低くても、メモリが4GBあれば快適に動作します。メモリの増設はできないので、間違ってもメモリ2GBモデルを選ばないでください。

クラウドで仕事を共有

作成したデータは、Chromebook本体に保存せず、クラウドのGoogleドライブへ保存します。
なので、上司はアクセス権を設定しておけば、部下の仕事をチェックすることができます。また、社員が退職したときも、ファイルはGoogleドライブにあるので、安心です。

2段階認証をかければ、データ流出の可能性が低い

ChromebookはGoogleアカウントでログインして使います。

Gogoleアカウントに2段階認証をかけておけば、Chromebookが盗まれたとしても、データ流出の可能性はほとんどありません。

Googleの2段階認証についてのエントリーを書きます。 Googleアカウントは、アカウントを1つ作るだけで、それに紐づくサービスが...

ウィルスにかかる心配がない

Chrome OSは、Chromeブラウザだけなので、Windowsのようにウィルスにかかる心配はありません。
Windowsのように、お金を出してウィルスソフトを購入する必要がないのです。

G Suiteに加入すればGoogleの電話サポートが付く

G Suiteに加入すれば、自社ドメインのメールアドレスを、Gmailで使えるようになります。企業でChromebookを使うなら、G Suiteもあわせて導入している場合が多いはず。月額500円でG Suiteを使うと、Googleの電話サポートを24時間利用することが可能です。これはメチャ便利ですよ。
以前はGoogle Appsという名称でしたが、G Suiteに変わりました。

メールアカウントの乗っ取りのニュースが後を立ちません。 特に役所はITリテラシーが低いのでよく聞きますよね。 アカウントが乗っ取られ...

Chromebookのデメリット

Chromebookのデメリットを見ていきます。

  • ネットに繋がってないと使えない
  • Microsoft Officeが使えない
  • データをデスクトップに保存できない
  • インストールできるアプリケーションは、「Chrome拡張機能」と「Chromeアプリ」だけ
  • UBS接続のプリンターは使えない

ネットに繋がってないと使えない

Chromebookは、ネットに繋がってないと何もできません。

外出先はテザリングで使うことになります。

Microsoft Officeが使えない

Microsoft Officeが使えません。Word・Excelのファイルを社外とやり取りする場合は、かなり面倒。

Googleドキュメントを使って、共有すればいいだけの話なんだけど、社外の人と、Googleドキュメントで共有するって、敷居が高いですよね?

データをデスクトップに保存できない

データの保存先はGoogleドライブになります。データをデスクトップに保存するという仕組みにはなっていません。

Googleドライブに保存するということは、ネットに繋がってないと使えないということなのです。

一応、ネットに繋がっていない場合には、ダウンロードフォルダ・microSDに、データを保存することが可能です。でもね、現実的に使うことは全くありません。だって、Googleドライブにアクセス出来ないと、元のデータを参照できないですからね。

インストールできるアプリケーションは、「Chrome拡張機能」と「Chromeアプリ」だけ

インストールできるアプリケーションは、「Chrome拡張機能」と「Chromeアプリ」だけです。

PCブラウザは、Chromeを使っている人が圧倒的に多いです。 全世界の2016年9月におけるPCブラウザシェア率を見ると、1位はCh...

Chromebookの機種によっては、Androidアプリをインストールすることも可能です。

Google I/O 2016で発表のとおり、Chromebook Flip で 「Google Play」と「Androidアプリ...

UBS接続のプリンターは使えない

印刷する場合、Google Cloud Print に対応しているプリンタしか使えません。

まとめ

以上が、Chromebookのメリットとデメリットです。

Chromebookは、Windows・Macと基本的なシステムが異なります。WindowsやMacとの最大の違いは、「デスクトップにファイルを保存できない」「アプリケーションがインストールできない」ことだろうね。このシステムの違いが分からない人が、Chromebookを使うとストレス溜まるかも。

あとね、さくっとネットで調べられるユーザーならば、Chromebookのメリットの恩恵を受けられますが、そうでないユーザーにとってはChromebookのデメリットの方が大きいかもしれません。

Chromebookは、ITリテラシーが高くないと使いこなせないのです。

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