「Chrome拡張機能」と「Chromeアプリ」の違い

PCブラウザは、Chromeを使っている人が圧倒的に多いです。

全世界の2016年9月におけるPCブラウザシェア率を見ると、1位はChromeで66.62%とブッチギリです。2位のFire Foxは15%。3位はIEで10.73%。4位がSafariで4.75%、4位がEdgeで3.01%となっています。(タブレットやスマホ除く)

世界のブラウザシェア率

同時期の日本のPCブラウザシェア率を見ると、1位はChromeで41.78%です。2位のIEは24.79%。3位のFire Foxは17.24%。4位がSafariで7.79%、5位がEdgeで5.36%となっています。(タブレットやスマホ除く)

日本のブラウザシェア率

もう、PCブラウザはChromeがダントツですよね。
Chromeは、Mac・Windowsのどちらでも使えるし、Android・iOSも問いません。そりゃシェア伸びるわな。

「Chrome拡張機能」と「Chromeアプリ」の違い

これだけ多くのユーザーに使われているChromeなので、「Chrome拡張機能」「Chromeアプリ」は充実しています。ほとんどのユーザーが、何かしらの「Chrome拡張機能」や「Chromeアプリ」使っているはず。

でも、「Chrome拡張機能」と「Chromeアプリ」の違いが何かご存知ですか?わたくし自身、ほとんど意識しないで使っていたので、ちょっと調べてみました。

その前に、「Chrome拡張機能」と「Chromeアプリ」の違いについて、Google Developers で詳しく説明している動画があります。興味のある方はご覧になってください。音声は英語ですが、日本語の字幕が出せますよ。

  • 設定 → 字幕 → 自動翻訳 → 日本語

それでは、「Chrome拡張機能」と「Chromeアプリ」について詳しく説明します。

「Chrome拡張機能」とは

Chrome拡張機能は、2010年にリリースされました。

Chrome拡張機能という名前のとおり、ウェブブラウザに新しい機能を拡張するためのプログラムです。Extensionsとも呼ばれています。

Extensions

拡張機能として、Chromeに好きな機能を追加することが可能です。

Chromeを自分好みにカスタマイズできるところは、後述する「Chromeアプリ」のHosted Appsに限りなく近いです。

以下、「Chrome拡張機能」Extensions の特徴です。

  • オンラインでないと動かない
  • Chromeを起動しないと使えない
  • Hosted Appsと違う点は、拡張バーにボタンが追加される

「Chromeアプリ」とは

Chromeアプリ は、2013年9月に登場しました。

Chromeアプリ は、以下の2種類あります。

  • Hosted Apps
  • Packaged Apps

それぞれの違いを見ていきましょう。

Hosted Apps

Hosted Appsという名称のとおり、アプリディベロッパーが、自身で管理するウェブサーバーからウェブアプリを提供するアプリのことです。

アプリディベロッパーが、ユーザー管理・独自の課金設定など、利用ユーザーに対して細かい管理を行う場合、Hosted Appsでアプリで提供されることが多いです。

利用するユーザーがHosted Appsをインストールすると、Chromeブラウザでウェブアプリを開くという使い方になります。

機能だけを見ると、Chrome拡張機能のExtensionsに近いです。

以下、Hosted Appsの特徴です。

  • オンラインでないと動かない
  • Chromeを起動しないと使えない

Packaged Apps

Chromeブラウザを立ち上げなくても、単独のアプリのように使うことができるのが特徴です。オフラインでも使えるから便利なんですよね。

以下、Packaged Appsの特徴です。

  • 単独のアプリが立ち上がる
  • オフラインでも使える
  • Chromeを起動せずに使える

Pocket

「Chromeアプリ」のPackaged Appsのショートカットの作成方法

Packaged Appsって、インストールしたんだけど、どうやって立ち上げればいいのか、分からない方も多いと思います。だって、アプリのショートカットがどこにあるのか、全然分からんもの。

Packaged Appsをインストールしたけど、一度も立ち上げたことがないって人も多いはずです。

「Chromeアプリ」のPackaged Appsのショートカットは、以下の手順で作成可能です。

1. Chromeブラウザに、「chrome://apps/」と入力

インストールしたアプリが表示されます。

2. アプリの上で右クリック

アプリの上で右クリックすると、「ショートカットを作成」と表示されるので、をクリックします。

Chrome Apps

3. 「ショートカットを次の場所に追加」で作成をクリック

Chromeアプリのショートカット

4. ショートカットができる

「Chromeアプリのアプリケーションフォルダー」にショートカットが作成されます。(OSのアプリケーションフォルダーとは異なる場所)

Chromeアプリ ショートカット

5. 任意の場所にショートカットを移動

Dock、OSXのアプリケーションフォルダーなど、任意の場所にChromeアプリのショートカットを移動します。

「Packaged Apps」と「Macのアプリ」との違いは?

「Packaged Apps」が、オフラインで単独のアプリで動くということになると、「Macアプリ」との違いは何なのでしょうか?

Macを使っている方だと、PocketやLINEアプリをApp Storeからインストール可能です。

結論から言うと、「Packaged Apps」と「Macアプリ」の違いはUIのみ。アプリの機能は全く同じです。

「Chromeアプリ」の利用率は低い

同じアプリが、「Chromeアプリ」と「Mac OSのApp Store」で用意されていた場合、多くのユーザーは、「Mac OSのApp Store」からインストールするはず。アップデートも一元化されてるから便利だもんね。

となると、ユーザーにとって使い勝手がいいのは、OSに紐付いている「Macアプリ」や「Windowsアプリ」ということになります。

Chromeアプリ(特にPackaged App)は、アプリ自体をユーザーが知らないことも多く、ほとんど利用されていないようです。Chromeアプリの利用率が、Chromeユーザーの1%って少なすぎでしょ。

Google、ブラウザ向け「Chromeアプリ」の提供を2018年までに段階的に終了へ(Chromebook向けは対象外)

Googleによると、現在パッケージアプリを使っているのはChromeブラウザユーザーの約1%にすぎないという。

まとめ

Chromeブラウザ向けの「Packaged Apps」は、全然使われていないこともあって、段階的に終了となる模様です。

同じアプリが、MacならApp Storeからインストールできるし、WindowsだったらWindowsストアからインストールできますからね。

Googleのスケジュールは次の通りです。

  • 2016年 新規に公開するアプリはChrome OS向けだけになる
  • 2017年 Chromeブラウザからは、Chromeウェブストアからアプリが表示しなくなる
  • 2018年 Chrome ブラウザからChromeアプリは開けなくなる

ブラウザのシェアがダントツのChromeなので、今後のChromeブラウザは、拡張機能だけという方向になるんだろうね。

現状、「Chromeアプリ」と「Chrome拡張機能」がごちゃごちゃになっているから、もっとユーザーにとって使い勝手の良い方向になっていって欲しいですね。

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