Googleマイビジネスへログインするアカウントが分からなくなり、店舗情報の更新ができなくなってしまうという話を聞くことがあります。
店舗のオーナーがネットに疎く、スタッフに丸投げするようなケースでよく見かけます。
このような場合、スタッフが自分のGoogleアカウントで店舗を管理しているようなこともよくあります。そのスタッフが辞めてしまうと、Googleマイビジネスの管理画面に入れなくなってしまいますよね?
そのような場合の対処方法についてお伝えします。
どのGoogleアカウントで登録しているか分からない場合
辞めたスタッフがGoogleマイビジネスを管理していた場合など、どのGoogleアカウントで登録しているのか分からない場合、次のように対処してください。
オーナー権限をリクエスト
現在のGoogleマイビジネスのオーナーに、オーナー権限をリクエストします。
リクエストすると、現在のオーナーに対して、リクエストした相手に7日以内に連絡を取るように通知が行きます。
ビジネス形態によってリクエストの手順は異なります。
実店舗ビジネス
- business.google.com/create にアクセス
- ビジネスの名前と住所を入力して対象のビジネスを選択
- ビジネスについて別のユーザーがすでにオーナー確認を済ませている旨、メッセージが表示される
- 「アクセス権限をリクエスト」をクリックして、表示されるフォームに情報を入力する
- 「送信」をクリック
非店舗型ビジネス
- business.google.com/create にアクセス
- ビジネス情報を入力
- オーナー確認の手続きが完了される
- ビジネスのオーナー確認が完了すると、「オーナーの競合」ダイアログが表示され、対象のビジネス情報が重複していると示される
- 「アクセス権限をリクエスト」をクリック
一括確認済アカウント
実店舗ビジネスの手順で行ってもOKですし、以下のようにスプレッドシートを使うこともできます。
- スプレッドシートでビジネス情報をアップロード
- 管理画面より、アップロードしたビジネス情報を開く
- 「オーナーの競合」ダイアログが表示され、対象のビジネス情報が重複していると表示される
- 「アクセス権限をリクエスト」をクリック
オーナー確認をリクエストした後の手順は?
現在のオーナーから7日以内に連絡が来ればいいのですが、来ない場合も考えられます。
以下のようなケースが想定されます。
- リクエストが承認される
- リクエストが拒否される
- 返信がない
リクエストが承認される
リクエストが承認されれば、メールで通知されてGoogleマイビジネスのオーナーとして対象のビジネスを管理できるようになります。
リクエストが拒否される
拒否された旨、メールで通知されます。拒否されたリクエストに対して異議申し立てを行うことができる場合もあります。
ビジネス情報が間違っていて急ぎで修正しなければならない場合、Googleマップより編集を提案することも可能です。
返信がない
リクエストして7日が経過しても連絡がない場合、対象のビジネスのオーナーとして申請できることもあります。
管理画面にアクセスし、ダッシュボードに表示される「申請する」もしくは「確認」ボタンをクリックしてください。これらのボタンが表示されない場合、対象ビジネスのオーナーになることはできません。
返信がなく、ボタンも表示されなかった場合、管理画面よりGoogleマイビジネスのサポートに連絡を取ってください。
- ご不明な点がある場合→アクセス権限とオーナー確認→その他の問題
さいごに
以上、Googleマイビジネスへログインするアカウントが分からなくなった時の対処方法についてお伝えしました。
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