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iPhoneのデータをiTunesでバックアップする方法

iPhone

今日のエントリーは、iPhoneのデータをiTunesでバックアップする方法を紹介します。

iTunesバックアップは、PCのストレージにバックアップを保存するため、iPhone内に写真や動画がたくさんあってもバックアップが取れます。iPhoneを機種変更する際にオススメです。

古いiPhoneでiTunesバックアップを作成して、機種変更するiPhoneへ復元すれば、iPhoneの中身を丸ごと移行することが可能です。

2019年10月11日追記
macOS Catalinaを搭載したMacでは、FinderでiPhoneのバックアップを作成します。

iPhoneをFinderでバックアップする方法
この記事では、iPhoneをFinderでバックアップする方法をお伝えします。 macOS Catalinaを搭載したMacでは、FinderでiPhoneのバックアップを作成します。 macOS CatalinaでiTunesが廃止された...

iTunesバックアップとは?

iTunesバックアップとは、PCにインストールしたiTunesを使って、PCストレージ上にiPhoneやiPadのバックアップを取る機能です。
PCと接続してiTunesでバックアップを取るので、バックアップはPCのストレージに保存されます。

iCloudバックアップは、バックアップ先のiCloudのストレージを消費するので、写真や動画が多い場合、iCloudストレージを購入しなければ、バックアップできません。

これに対して、iTunesバックアップは、PCにバックアップするので、iPhoneの容量を気にせずバックアップができる特徴があります。

iTunesでバックアップのメリット

  • PCのストレージにバックアップを作成するので、iPhoneの写真やビデオの容量を気にする必要はない
  • バックアップから復元の時間がiCloudバックアップよりも短い

iTunesでバックアップのデメリット

  • パソコンが必要
  • バックアップの自動化はできない (iCloudバックアップならば自動化はできる)

iTunesバックアップとiCloudバックアップはどのように使い分けるのか?

iTunesバックアップはバックアップを自動化できないデメリットがありますが、iPhoneの容量を気にせずバックアップが取れるメリットがあります。

なので、普段のバックアップを自動化するにはiCloudバックアップを使ってください。
iPhoneを機種変更するときなど、バックアップの容量が大きくなりそうなときに、iTunesバックアップを使うと便利です。

iTunesバックアップの対象となるデータ

iPhoneやiPadのデータやアプリは、ほぼ全てバックアップ可能です。

iTunesバックアップでバックアップできない項目

Appleのヘルプページに詳しく載っているので引用します。

Face ID、Touch ID、Apple Pay以外のデータに関しては、iCloudにあるデータや、PCにあるデータがバックアップできないだけですので、気にする必要はありません。

  • iTunes Store および App Store から入手したコンテンツ、または Apple Books に直接ダウンロードした PDF
  • iTunes から同期したコンテンツ (読み込んだ MP3 や CD、ビデオ、ブック、写真など)
  • iCloud にすでに保存されているデータ (iCloud 写真、iMessage、テキスト (SMS) およびマルチメディア (MMS) メッセージなど)
  • Face ID や Touch ID の設定
  • Apple Pay の情報と設定内容
  • Apple メールのデータ

参考 iPhone、iPad、iPod touch のバックアップ方法

iPhoneのデータをiTunesでバックアップする手順

iPhoneのデータをiTunesでバックアップする手順を紹介します。

  1. iPhoneとPCを接続
  2. iTunesを立ち上げる
  3. iTunesでバックアップを行う
  4. iTunesでバックアップが作成される

1. iPhoneとPCを接続

iPhoneとPCを接続します。

2. iTunesを立ち上げる

iTunesを立ち上げてください。

3. iTunesでバックアップを行う

iTunesでバックアップを行います。以下の手順でバックアップが作成されます。

iTunesバックアップを行う手順

①バックアップ先に「このコンピューター」にチェックを入れる
②「iPhoneのバックアップを暗号化」にもチェックを入れる
③「iPhoneのバックアップを保護するパスワード」を入力し、このパスワードをキーチェーンに保存」にチェックを入れて「パスワードを設定」をクリック
④「今すぐバックアップ」をクリック

4. iTunesでバックアップが作成される

これでiTunesでバックアップが作成されました。

iTunesバックアップが作成される

バックアップから復元する際には、「iPhoneのバックアップを保護するパスワード」が再度必要になりますので、パスワードを忘れないようにしておいてください。

さいごに

以上、iTunesでバックアップする方法を紹介しました。

機種変更をする場合には、iCloudバックアップよりもiTunesバックアップの方が、iPhone内の写真やビデオをすべてバックアップできるので便利です。

ぜひお試しください。