最近、iPhone7 Plusに「iPhoneバックアップに失敗」というエラーが出るようになりました。
どんなエラーかというと、iCloudの容量不足のため、iPhoneの中身をiCloudバックアップできないというもの。
iCloudバックアップは、iCloudの容量内でしかバックアップできないんだよね。
わたくしのiCloudの容量は課金していないので、無料で使える5GBの範囲内でしか、バックアップが取れないのです。
iPhone7 Plusは128GBなので、写真も結構撮っていることもあって、無料で使える5GBでiCloudバックアップが収まるわけないのです・・・
iCloudのストレージを追加で購入すれば解決することは分かっていても、iCloudには意地でも課金したくないというユーザーも多いはず。
だって、Appleは史上最高益が出ているのに、無料で使えるiCloudのストレージは5GBのみ。Googleは15GB無料で使えるのにね。Appleケチですわ・・・
今日のエントリーは、iCloudのストレージを追加購入することなく、iCloudバックアップに失敗した時の対処方法についてです。
iCloudバックアップとは?
まずは、iCloudバックアップについて簡単に説明します。
iCloudバックアップとは、iPhoneがWi-Fi環境下にあると、自動でiPhoneの中身がバックアップされるというものです。
自動でバックアップされるというのが、便利なポイントなのですが、バックアップするには、iCloudのストレージを消費するというデメリットがあります。
iCloudの容量が、無料で使える5GBしかない場合、容量不足でiCloudバックアップに失敗することがあるのです。
iCloudバックアップで失敗するケースは?
以下のケースでは、iCloudバックアップに失敗することがあります。
- iCloudの容量がすでに上限に達している
- iPhone本体に、写真やビデオが本体にたくさんある
- アプリ内のデータがたくさんある
iCloudバックアップに失敗した時の対処方法は?
iCloudの容量不足でバックアップに失敗した場合、バックアップに使えるだけのiCloudの容量を確保すれば問題は解決します。
iCloudのストレージを確保するには3つの方法があります。
- iCloudのストレージを追加購入する
- 不要になった古いバックアップを削除する
- バックアップ項目を整理して、バックアップサイズを小さくする
iCloudのストレージを追加購入する
これは当たり前だよね。
今日のエントリーでは、iCloudのストレージを追加購入するというのは割愛します。
不要になった古いバックアップを削除する
古いバックアップが残っているなら削除しましょう。
これはどんな時に起こるのかというと、iOS9→iOS10へアップデートした場合に起こります。
iOS9とiOS10のiCloudバックアップがそれぞれ保存されることになります。この場合、iOS9のバックアップは削除すれば、iCloudの容量に余裕ができます。
バックアップを1つ削除して解決したらラッキーです。多くの場合、バックアップを1つ削除しても解決しない場合が多いですからね。
バックアップ項目を整理して、バックアップサイズを小さくする
バックアップ項目を整理して、バックアップサイズを小さくすれば、無料で使える5GBのiCloudストレージでも、問題なくiCloudバックアップを取ることが可能です。
以下やり方を説明します。
- 設定 → 一般 → ストレージとiCloudの使用状況 → iCloudストレージを管理 → iPhoneを選択 → バックアップするデータを選択
バックアップしない項目
バックアップするデータは自分で選択することが可能です。
以下のデータをバックアップ項目から外すことをオススメします。
- フォトライブラリ
- クラウド系のアプリ
- サーバーにデータが残っているSNS
- 使わないアプリ
フォトライブラリ
写真やビデオは、iPhoneのマイフォトストリームをオンにしているのであれば、自動でMacの写真アプリに写真が追加されます。あくまで、Mac使っているユーザーで、しょっちゅう立ち上げてないとダメなんだけどね。
あと、iPhoneで撮ったビデオは、マイフォトストリーム経由ではMacに取り込まれないので、Lightningケーブルを使って取り込んでください。
スマホしか持ってないユーザーは、Googleフォトの高品質を使えば、容量無制限で無料バックアップが可能です。ビデオも多少駒落ちしますが、バックアップ可能です。
↓Googleフォトの使い方は以前のエントリーを見てください。
クラウド系のアプリ
Dropbox、Evernote、Googleドライブ、Amazon Music、Kindle などは、クラウドにデータがあるので、iCloudバックアップを取る必要はありません。オフにしましょう。
サーバーにデータが残っているSNS
Facebook、Twitter、Instagramなどのサーバーにデータが残っているSNSもiCloudバックアップを取る必要はありません。オフにしましょう。
使わないアプリ
ヘルスケアアプリなどは容量を消費するので、使ってない方はオフにしてもいいと思います。
その他の使っていないアプリも迷わずオフにします。
バックアップする項目
バックアップしておいた方がいいアプリはLINEです。
LINE
LINEはサーバにデータが残っていないので、チェックを入れておくことをオススメします。
iCloudバックアップは、iCloudの容量にカウントしなくてもよくね?
バックアップ項目から、写真やビデオを外すことで、iCloudバックアップは取れるようになることが多いんだけど、これはMacを使って、マイフォトストリーム経由で写真を取り込んでいるのが前提です。
全員がMacを使っているわけじゃないし、スマホしか使っていないユーザーの場合、スマホが壊れる不具合が生じたら、写真がなくなってしまうこともあるんだよね。
iCloudバックアップは、iCloudの容量にカウントしなくてもいいと思いますけどね。
まとめ
以上が、iCloudバックアップに失敗した時の対処方法です。
細かい設定をしっかり行えば、iCloudのストレージを追加購入することなく、iCloudバックアップが取れますので、参考にしていただければと思います。
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