ゾゾタウンがめっちゃ好調です。
ゾゾタウンが売れるのには理由があって、ゾゾタウンで扱っている商品はゾゾのサイズに採寸されていたり、「WEAR」コーディネートアプリと連動していたり、買い手のニーズに立ったサービスを展開しているからなんですよね。
ECショッピングサイトって、大きく分けて2パターンあります。
楽天やAmazonのような「安物買い」のプラットフォームと、ZOZOTOWNのような「ECセレクトショップ」のプラットフォームです。
買い物をしてて楽しいのは、ZOZOTOWNの方が断然楽しい。「WEAR」はコーディネートの検索や購入以外に、自分のコーディネートが投稿できるところが素晴らしい。他のアプリにはこういうのないんだよね。
「WEAR」が、「ZOZOフリマ」「ZOZOTOWN」「ZOZOUSED」などのサービスの動線を繋ぐので、ショッピングが楽しくなるのです。
実店舗の集客
今後、洋服のECショッピングサイトのプラットフォームがどんどん大きくなるから、店舗はどんどん厳しくなっていきます。
でも、オーダーメイドの洋服だったり、1点ものの商品を制作できるところなら、今後も生き残っていくことはそんなに難しくないはず。
オンラインとオフラインの集客の動線をうまく引いて顧客へアプローチしていけばいいのです。
オフラインで集客するなら、チラシを配ったりというアナログな手法になるので、今回は脇においておきますね。あくまでネットで集客するお話です。
独自の商材
どこにでも売っているような商品だとダメです。
参入障壁も低いし、ネットですぐに価格競争に巻き込まれることになります。
楽天やAmazonで売っているような「安物の洋服」だったら、実店舗でビジネスとしてやっていくのは無理だよね。ネットにはどうやっても値段で太刀打ちできないから。
オリジナルの商材がなければ、商品を開発するところからスタートして、集客を図ります。
探してまで買ってくれるような商品ラインナップを創造するのです。
ウェブサイトの構築
独自の商材が確保できたら、自社サイトを構築して集客するのが王道です。
見やすいサイトで、どこにどんなコンテンツがあるのか、わかりやすくないとダメです。
レスポンシブサイトはマスト
必ずスマホ対応しましょう。
特にメイン顧客が女性の場合、スマホに最適化されていないサイトは、すぐに離脱してしまいます。
またスマホ対応してないと、SEO的にもNG。2015年4月21日よりGoogleでは、モバイル検索結果でモバイルフレンドリーのサイトを優遇するアルゴリズムに変わっています。
写真はプロのカメラマンに
こういうところはケチらないでくださいね。
写真はプロと素人の差は歴然です。全く違います。
お客さんがアクセスした時の印象は別物なのです。
特にブティックはイメージを大切にするので、トップページの写真にはコストを掛けるべきです。
ブログのコンテンツは?
毎日ブログを書いて、様々なキーワードで集客できるようなコンテンツを必死に考えます。
自社ドメインにブログを組み込まないとダメです。アメブロなどの外部ブログにいくら書いても、SEOは向上しませんからね。外部ブログは時間の無駄。
他のどこの店舗にもない価値があって役に立つオリジナルのコンテンツを投入していけば、必ず検索エンジン経由でお客さんが集まってきます。
これもただブログを書けば集客できるのかというと決してそんなことはなく、検索エンジンに最適化した手法でコンテンツを増やしていかないと、ネットで集客することはできません。
3年間、毎日ブログを書いてますが1日100人もアクセスが無いですというケースをよく聞きますが、キーワードの設定や書き方に問題があるケースがほとんどです。
ただ新作の商品をアップしてるだけじゃ、アクセスなんて絶対に取れないですよ。
顧客目線を持つ
BtoCのビジネスの場合、顧客視点が重要!
ブログも顧客目線で書けないと、ネットでアクセスを集めることは難しいです。
狙っている層に向けて、顧客のニーズがあるコンテンツを発信していくのです。ネットで探してまでアクセスしてくれるお客さんは上顧客になる可能性が非常に高いです。
特に、他にない独自の商材を扱っているなら、サイトで様々なコンテンツを発信していけば、顧客のニーズとうまくマッチする可能性も上がります。
ソーシャルから
Facebook、Twitterの運用も一緒にやっていかないとダメ。
ソーシャルってコンテンツを作ることには向いてないんだけど、拡散させるには最適なツールだからね。
ショッピングカートは?
実店舗がある場合、ネットでも販売しようというのはよく聞きます。
でも、実店舗で扱ってる商品がネットで売れればラッキーくらいのスタンスだとまず売れない。片手間で成功したという例をわたくしは知りません。
ネットショップをやるなら、システム部分を構築する必要が出てくるし、Wordpressで組んだ場合、そこそこの初期費用がかかります。EC-CUBEで組んだらもっとかかります。
なのでネットショッピングで、最低でも毎月100万以上の売上を出す覚悟で始めないと、初期費用を回収することは難しいです。
ユーザーの立場になればよく分かるんだけど、ショッピングカートがあっても売り切れ続出だと、買う気が失せます。しっかり運用しないと逆効果になります。
在庫管理のシステム
ショッピングカートを設置するなら、在庫や売上管理のシステムをバックグラウンドで動かす必要があります。
一番怖いのは、10年以上経った古いシステムを使っているケース。ネットに繋がずに在庫管理だけしてるならいいんだけど、オンラインでショッピングカートの在庫と連動してると最悪。システム部分をきちんとメンテしてないと、いつハッキングされてもおかしくないですからね。
クレジットカードの導入
顧客単価の高い層を狙うなら、クレジットカードの導入は必須です。
クレジットカードの手数料が気になる経営者の方も多いのですが、Squareなら3.25%、楽天スマートペイは3.24%です。
クレジットカード保有者の月平均生活費
月平均生活費は、クレジットカード保有者191,215円、非保有者160,323円と約3万円の差がでます。
このデータを分析すると、
- クレジットカード保有者の方が、よくお金を使う
- 首都圏の40~50代がクレジットカードをよく使う
この辺りの層を狙っていくといいでしょう。
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