「iCloudフォトライブラリ」と「マイフォトストリーム」の違い

iOSの「iCloudフォトライブラリ」と「マイフォトストリーム」の使い勝手は何が違うのかまとめてみました。

どちらもiCloudのサーバーを経由してPCとiPhone間で写真が同期できますが、かなり使い勝手は異なります。

どちらを使ったほうが便利なのか検証してみます。

↓2016年4月10日 追記 写真の共有なら「iCloud写真共有」も便利です。

「iCloud写真共有」を自分一人で共有する!複数端末での写真の共有が無料
今日のエントリーは、複数の端末での写真の共有方法についてです。特に、複数Macをお持ちの方は必見ですよ。 以前のエントリーで、Macで...

「iCloudフォトライブラリ」とは

iCloudフォトライブラリ

iPhone、iPad、MacBookなど複数のデバイス間で写真の同期をしたい方に最適。

写真だけでなくビデオも同期されます。

どの端末でも同じ写真を見ることができるのがポイント。ただし、iCloudストレージを消費するため、有料のストレージを購入する必要あり。

Appleのサイトを見ると、

iCloudフォトライブラリ

iCloudフォトライブラリは、あなたが撮影したすべての写真やビデオを保存し、あなたのすべてのデバイス上で最新の状態に保ちます。あなたが加えたあらゆる編集は、すべてのデバイス上に反映されます。iCloud写真共有を使えば、あなたが選んだ写真やビデオだけを、あなたが選んだ人とだけ共有するのも簡単です。まず共有アルバムを作って、友だちや家族を招待しましょう。招待された人は、そこに自分の写真やビデオを何度でも追加できます。

「iCloudフォトライブラリ」の特徴

  • iCloudストレージを消費する
  • 保存期間は無制限
  • 保存枚数も無制限
  • 動画のアップロードも可能
  • iCloud.com からのアクセスが可能(Apple IDでログインすればブラウザで見れる)
  • 解像度の劣化なし
  • 写真も動画も取り込みにUSBケーブルが不要

同期されるもの

  • 写真以外に、動画も同期されます。
  • 写真にトリミングなどの加工をした場合も、同期します。
  • アルバム名も同期します。

※「iCloudフォトライブラリ」を有効にすると、iTunes経由で同期している写真は、削除されるので注意してくださいね。

iCloudのストレージプラン

「iCloudフォトライブラリ」を使うなら、最低でも50GBの有料ストレージを購入しないと現実的に使えないです。

特にデジタル一眼のRAWデータがあると、データのサイズが大きいからね。

  • 5GBまで無料
  • 50GBが月130円
  • 200GBが月400円
  • 1TBが月1300円

iPhoneの「iCloudフォトライブラリ」を有効に

設定方法を見てみます。

  • 設定 → iCloud → 写真 → 「iCloudフォトライブラリ」を有効に

iCloudフォトライブラリを有効に

iPhoneのストレージを最適化

Mac本体の写真ライブラリに100GBの写真を保存している場合、iPhone6s 64GBと同期できるのか気になりますよね?

RAWデータを扱っている方なら、iPhoneの本体容量より、写真ライブラリの容量が大きくなることは十分考えられます。

この場合、iPhoneのストレージを最適化するという設定をすれば、iPhone本体には写真の劣化版が保存されます。ストレージの容量はそこまで食いません。

なので、iCloudで200GBのストレージを購入して、iPhone6s 64GBを使うという選択肢もあり。

  • 設定 → iCloud → 写真 → 「iPhoneのストレージを最適化」を有効に

iPhoneのストレージを最適化

Macの「iCloudフォトライブラリ」を有効に

  • システム環境設定 → iCloud → 写真 → オプション → 「iCloudフォトライブラリ」を有効に

iCloudフォトライブラリを有効に

「iCloudフォトライブラリ」のメリット

iPhone、iPad、Macを複数台持っていて、どの端末でも写真を楽しみたいなら、「iCloudフォトライブラリ」にしましょう。

写真だけでなく動画も自動で同期するので、めっちゃ便利。

「iCloudフォトライブラリ」のデメリット

Appleでは、「iCloudフォトライブラリ」をバックアップとして利用することを推奨していません。クラウドで同期するんだから、バックアップとして使えても良さそうなんですけどね・・

iCloud フォトライブラリに関してよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)

バックアップは必要ですか?

iCloud フォトライブラリでは、オリジナルの写真とビデオがすべて iCloud に保管されますが、常にライブラリをバックアップするようお勧めします。iCloud からお使いのコンピュータに写真とビデオをダウンロードし、別のライブラリとして保管したり、iTunes を使ってお使いのコンピュータに転送したり、別のドライブに保管することができます。

「マイフォトストリーム」とは

iPhoneやiPadで撮影した写真を、MacやWindowsに自動で表示することが可能。

その逆も可能で、Macに取り込んだ写真を、iPhoneの写真アプリの「フォトストリーム」で見ることが可能。

iCloud経由で自動で同期します。しかもiCloudの無料で使える容量5GBとは別カウントなのが嬉しい。

マイフォトストリームに関してよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)

マイフォトストリーム (自分のフォトストリーム) を使うと、iPhone、iPad、または iPod touch で最近撮影した写真を Mac や Windows パソコンで表示できます。

「マイフォトストリーム」の特徴

  • iCloudストレージを消費しない
  • 保存期間は30日間
  • 保存枚数も1000枚
  • 動画のアップロードは不可
  • iCloud.com からのアクセスは不可(ブラウザでは見れない)
  • 解像度の劣化なし
  • 写真の取り込みにUSBケーブルが不要
  • 動画の取り込みにはUSBケーブルが必要

「マイフォトストリーム」を有効にして、便利だなと思う点は、Macへの写真の取り込みにUSBケーブルが不要になったこと。

iPhoneで撮影した写真が、自動でMacの写真ライブラリの「すべての写真」に入ってくる点です。30日経過して「マイフォトストリーム」から写真が消えても、写真ライブラリに残る点は、めっちゃ便利です。

1世代前のOSである OSX Yosemite では、ここまで自動化はされていませんでしたし、結構気まぐれで同期したりしなかったりでした・・

「iCloudフォトライブラリ」との違い

「iCloudフォトライブラリ」と何が違うのという話になりますよね?

一番の違いは、「iCloudフォトライブラリ」のようにすべての端末で写真を共有できる訳ではない点です。

「マイフォトストリーム」は、母艦となるMacに、iPhoneなどの写真が全て集まってくる仕組みです。

Macの母艦で写真の管理をするという方なら、無料で使える「マイフォトストリーム」がオススメ。

わたくしは「マイフォトストリーム」を使っていて、iPhone6 と iPad Air それぞれで撮影した写真が、母艦となるiMac 27inchの写真ライブラリに自動で入ってきます。

また、デジタル一眼の写真をMac本体に取り込んだ場合も、「マイフォトストリーム」を経由して、iPhoneやiPadで見ることが可能。

でも保存期間は30日間、保存枚数1000枚という制約があるから、全部の写真が見れるわけじゃないです。

また、動画は「マイフォトストリーム」で同期しないので、USBケーブルで同期しないとダメ。

iPhoneの「マイフォトストリーム」を有効に

  • 設定 → iCloud → 写真 → 「マイフォトストリーム」を有効に

マイフォトストリームを有効に

Macの「マイフォトストリーム」を有効に

  • システム環境設定 → iCloud → 写真 → オプション → 「マイフォトストリーム」を有効に

マイフォトストリームを有効に

「iCloudフォトライブラリ」と「マイフォトストリーム」の併用は?

可能です。

両方オンにすると、写真アプリに「マイフォトストリーム」の項目は出てきませんが、バックグラウンドで機能しています。

Windowsで使うなら、Windows 用 iCloud をインストールすれば、「マイフォトストリーム」で写真の同期が可能です。

Windows 用 iCloud をダウンロードする

「iCloudフォトライブラリ」と「マイフォトストリーム」どっち?

Mac、iPhone、iPadなどの複数端末で写真を同期したいなら、「iCloudフォトライブラリ」になります。iCloudストレージは有料プランじゃないと現実的に使えないですけどね。

逆に、iPhoneやiPadなど複数端末を所有しているけど、それらの写真が母艦となるMacに自動で取り込め、母艦で写真を管理できればいい、という方なら、「マイフォトストリーム」がオススメ。無料で使えます。

↓「マイフォトストリーム」で運用するなら、iPhoneのバックアップの設定も見直した方がいいですよ。

iPhoneで「Not Enough Storage」と表示されたら・・
iCloudの容量5GBって少なすぎると思いませんか? iPhone6sが爆発的に売れてて過去最高益なので、もう少し無料の容量が増えて...

フォローする

Instagram

▼このエントリーが役に立ったらいいね!
▼このエントリーが役に立ったらいいね!