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iOS13へアップデートできるiPhoneと、切り捨てられた機種

iPhone

WWDC2019で、iOS13が発表されました。

このエントリーでは、iOS13へアップデートできるiPhoneと、切り捨てられた機種を紹介します。

iOS13へアップデートできるiPhone

iOS13へアップデートできるiPhoneを見ていきましょう。
iPhoneの機種だけでなく、プロセッサ、メモリ、発売日が比較できる表を作りました。

機種 プロセッサ メモリ 発売日
iPhone XS A12 4GB 2018年9月
iPhone XS Max A12 4GB 2018年9月
iPhone XR A12 3GB 2018年10月
iPhone X A11 3GB 2017年9月
iPhone 8 A11 2GB 2017年9月
iPhone 8 Plus A11 3GB 2017年9月
iPhone 7 A10 2GB 2016年9月
iPhone 7 Plus A10 3GB 2016年9月
iPhone 6s A9 2GB 2015年9月
iPhone 6s Plus A9 2GB 2015年9月
iPhone SE A9 2GB 2016年3月
iPod touch (7th generation) A10 2GB 2019年5月

ちなみに2015年に登場したiPod touch (第六世代) は、iPhone 6と同じA8を搭載しているため、iOS13に対応しておりません。

iOS13は、A9以降のプロセッサを搭載したiPhoneに対応

iOS13は、A9以降のプロセッサを搭載したiPhoneに対応しています。
iOS13を使うには、最低でもA9プロセッサ、メモリ2GB以上搭載している必要があります。

iOS13で切り捨てられた端末

iOS12は使えるけど、iOS13で切り捨てられたiPhoneを見ていきます。

機種 プロセッサ メモリ 発売日
iPhone 6 A8 1GB 2014年9月
iPhone 6 Plus A8 1GB 2014年9月
iPhone 5s A7 1GB 2013年9月

これらの機種は、iOS12を使うことができますが、2019年9月に登場するiOS13をインストールすることはできません。

ぶっちゃけ、iPhone 6やiPhone 6 Plusに、現行のiOS12をインストールすると、かなり動作はもっさりします。
iPhone 5sに至っては、iOS12をクリーンインストールして、なんとか使えるといったレベルのスペックです。iPhone 5sと同じプロセッサを搭載したiPad Airを、つい先日まで使っていましたが、動作はもっさりしていました。

iPhone 5sは6年間、iPhone 6は5年間最新のiOSが使える

iPhone 5sは2013年9月に登場したので、6年間、最新のiOSが使えることになります。
iPhone 6 と 6 Plusは2014年9月に登場したので、5年間、最新のiOSが使えることになります。

iPhone 5sを6年間使うユーザーがどの程度いるか分かりませんが、端末メーカーとしてAppleはよくやっていると思います。6年間、最新のiOSをサポートするのは、Androidでは考えられませんからね。

Googleが発売するPixelは3年間、最新のAndroidが使えることが保証されています。それ以外の端末メーカーのAndroidは、新しいOSがリリースされても、アップデートできないこともあります。

iOS13がリリースされた後、iPhone 6以前の端末を使うのは、セキュリティを考えたらやめるべし

iOS13がリリースされた後、iPhone 6以前の端末を使うのは、セキュリティを考えたらやめてください。
iOSは毎年9月に登場し、1年間かけて、マイナーアップデートが繰り返されます。

例えば、iOS11は1年間で、15回のマイナーアップデートがありました。

毎回セキュリティアップデートがあるわけではありませんが、多くのマイナーアップデートでセキュリティの脆弱性を埋める更新があります。

iOS13を快適に使える端末は?

iPhone XSならばiOS13が快適に使えることは当たり前です。2019年9月に新しいiPhoneが登場したとしても1世代前の機種ですからね。

iOS13で、古い端末がどこまで快適に使えるかという話になりますが、iPhone 8以降であればサクサク使えるのではと予測します。理由は、最新のiOSは、2世代前のiPhoneまでは快適に使えることが多いからです。

iOS12の実体験をお話すると、2016年9月に登場したiPhone 7 Plusは快適に使えております。iPhone 7 Plusは2世代前の端末です。

ただし、アプリを立ち上げるのに時間がかかることはあります。例えば、Chromeアプリの立ち上がるまでの時間は、iPhone XSと比較するとiPhone 7 Plusは遅いです。でも、立ち上がってしまえば、ブラウジングにあまり速度の差を感じません。
Twitterなどの軽いアプリも、ほとんど速度の差を感じません。

さいごに

以上、iOS13へアップデートできるiPhoneと、切り捨てられた機種を紹介しました。

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