9月24日、macOS Mojave がリリースされました。
すでにApp Storeからダウンロードができるので、早速、外出用に使っているMacBook Air 2015にインストールしてみました。
上書きアップデートしたところ、OSの動作は激重でした。Chromeを開いても、もっさりしているし、何をやっても動作がもたつく感じがします。
快適に使いたかったのでクリーンインストールしたところ、サクサク動作するようになりました。macOS Mojave を快適に使うならば、クリーンインストールをすることを強くオススメします。
今日のエントリーは、macOS Mojave をクリーンインストールする手順を公開します。
macOS Mojave がインストール可能な機種
以下のMacにインストールが可能です。
- MacBook (Early 2015以降)
- MacBook Air (Mid 2012以降)
- MacBook Pro (Mid 2012以降)
- Mac mini (Late 2012以降)
- iMac (Late 2012以降)
- iMac Pro (2017)
- Mac Pro (推奨されるMetal対応グラフィックカードを搭載したLate 2013、Mid 2010、Mid 2012モデル)
だいぶ切り捨てられた機種がありますね。1つ前のmacOS High Sierraでは、MacBook Air2010 & 2011、MacBook Pro 2010 & 2011もインストールできましたが、macOS Mojave をインストールすることはできません。
グラフィックカードが対応していないということなんだろうけど、MacBook Air 2011 と2012を比較するとバッテリーの持ち時間以外、スペック的な大差ないのに残念です。
古いmacOSのセキュリティは脆弱
古いmacOSのセキュリティは脆弱です。ご存知のない方もいると思いますが、macOSのセキュリティサポートはわずか2年です。そのかわり、アップデートできる機種であれば、毎年9月に無料で最新のmacOSにアップデートが可能です。対象機種をお持ちの方は、最新OSにアップデートすることをオススメします。
上書きアップデートのメリットとデメリット
上書きアップデートのメリットとデメリットをお伝えします。
メリット
- メール設定を引き継げる
- アプリケーションも基本的にそのまま使える
- 写真・データのバックアップは不要
- SSDを搭載したMacならば、それなりに快適に動く
- Googleアカウントと連動して、GmailやGoogleカレンダー、Googleの連絡先を使っている場合、再設定は不要
デメリット
- SSDを搭載したMacでも動作はもっさりする
- ハードディスクを搭載したMacだと動作が激遅になる
- 周辺機器が対応していないと使えない
- アプリケーションが対応していないと使えない
macOS Mojave をクリーンインストールする手順
クリーンインストールの手順を紹介します。
- バックアップを取ってから、macOS Mojave へ上書きアップデート
- リカバリモードで起動
- ストレージを初期化
- macOS Mojave をクリーンインストール
- クリーンインストールが完了
1. バックアップを取ってから、macOS Mojave へ上書きアップデート
バックアップを取ってから、macOS Mojave へ上書きアップデートします。
クリーンインストールをする場合、まずは上書きアップデートをしなければならないのです。
Time Machineは復元できないリスクがあるので、バックアップはTime Machineだけに頼らず、写真や書類のデータについては別途バックアップを取ることをオススメします。
「バックアップを取ってから、macOS Mojave へ上書きアップデート」までの方法については、昨日のエントリーに詳しく書きました。
2. リカバリモードで起動
Command ⌘ + Rを押しながら、電源ボタンを押して、リカバリモードで起動します。
macOSユーティリティが起動するので、ディスクユーティリティを選択します。
3. ストレージを初期化
ストレージを初期化します。Macintosh HDを選択してストレージを初期化します。フォーマットはAPFSを選択してください。
4. macOS Mojave をクリーンインストール
ストレージを初期化したら、macOS Mojave をクリーンインストールしてください。
macOSユーティリティの「macOSを再インストール」をクリックしたら、画面に従って進みます。
①続けるをクリック
②「復旧サーバに接続できませんでした」と表示されたら、インターネットに接続されておりませんので、Wi-Fiに接続します
③「同意する」をクリック
④インストールディスクを選択して、「インストール」をクリック
⑤macOS Mojave がクリーンインストールされる
5. クリーンインストールが完了
再起動を何度か繰り返し、クリーンインストールが完了します。
さいごに
以上、macOS Mojave をクリーンインストールする手順を紹介しました。
macOS Mojave をサクサク快適に使いたいのであれば、クリーンインストールは必須です。バックアップさえ取っておけば何も怖くないので、ぜひお試しください。
※この記事を読んでいる方は、こちらの記事も参考にしています。
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