IT企業では、Amazonの顧客ファーストがダントツだと思いませんか?
わたくしもよくAmazonを利用しますが、顧客の利便性を第一に考えているのがよく分かります。
例えば、電話でのサポートセンターは24時間対応しているだけでなく、ウェブ上から自分の電話番号を入力すれば、1分以内に電話をかけてくれます。
顧客に電話代を負担させないというところが徹底されています。
電話でどんなサポートが受けられるのでしょうか?
届いた商品に不具合があれば即返金の手続きを取ってくれます。以前、Amazonマーケットプレイスで購入した書籍が書き込みだらけだらけだった際、出品者が全く対応してくれなかったのですが、Amazonが責任を持って返金してくれました。新品だけでなく、中古の商品に対しても返金してくれるのです。
また、Fireタブレットの使い方が分からなくても丁寧に教えてくれます。
Fireタブレット上でのmicroSDの使い方を聞いた時は、同じ端末とmicroSDを用意して一緒に操作の確認までしてくれました。ここまでやってくれるサポートってなかなかないですよ。
Amazonの企業理念
Amazonの企業理念を見ていきましょう。新卒募集ページに書いてあるということは、Amazonが企業理念をいかに大事にしているかが分かります。
「地球上で最も豊富な品揃え」そして、「地球上で最もお客様を大切にできる企業であること」という企業理念に共感できる大学生・大学院生を募集しています。
「地球上で最もお客様を大切にできる企業であること」というのは、まさに顧客ファーストを実現するということです。
また、顧客ファーストを実現するために、利益を再投資するのもAmazonの特徴です。
お得感満載のプライム会員
日本のプライム会員は、年間3900円払えば、送料が無料になるだけではなく、「プライムビデオ」「Prime Music」「プライム・フォト」「Kindleオーナー ライブラリー」などの様々な特典が利用できます。
プライム会員になれば、音楽やビデオのサブスクリプションが、無料で利用できるっていうのも、お得感満載だよね。
アメリカのプライム会員は99ドルなので、近い将来、日本のプライム会員も値上げになることは間違いなさそうですが・・
Amazonのデバイスは、プライム会員獲得の販促ツール
Amazonのデバイスとは、「Fireタブレット」「Fire TV Stick」「Amazon Echo」「Echo Dot」などを指します。
Amazonのデバイスが、プライム会員獲得の販促ツールになっていることは言うまでもありません。
Amazonの端末は、プライム会員のサービスに最適化されています。
プライム会員向けに提供されている「月1冊無料で電子書籍が読めるKindleオーナーライブラリー 」「プライムビデオ見放題」「Prime Music聴き放題」などのサービスを利用するには、Fireタブレットの使い勝手はめちゃいいからね。
Amazonがタブレットをタダ同然で配るということは、プライム会員を獲得するための販促ツールになっていることは間違いないよね。
まとめ
Yahoo・楽天は同じECをやっているとはいえ、Amazonとは全く企業の体質が異なります。
基本的に面倒なサポートはしないし、Yahoo・楽天ともに、情報弱者の方から搾取するという姿勢が強すぎます。
Yahoo!プレミアム会員を止める時もて、解約の手続きは分かりにくいです。ようやく解約のページを見つけて、いざ解約を進めていくと「Yahooプレミアム会員特典」を受け取られなくなりますという注意書きが何度も出てきて、なかなか解約まで進みません。
「Yahoo!プレミアム会員 解約」でググると、いかに解約するのが面倒なのかがよく分かります。
これに対して、Amazonは、プライム会員が自動継続した場合でも、プライムの特典を使っていなければ、全額年会費が返金されるのです。
Amazonプライムの会員登録は、アカウントサービスよりキャンセルすることができます。Amazonプライムの特典を利用されていない場合は、キャンセル時に会費が返金されます。
Amazonの顧客ファーストは徹底されています。Yahoo・楽天は、Amazonの爪の垢でも煎じて飲むべし!
ナレッジ