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WWDC 2017 を予想してみる!

Apple

米国時間の6月5日から6月9日まで、San Joseにある「McEnery Convention Center」でWWDCが開催されます。

現地へ行けないユーザー向けに、ストリーミングが提供される

WWDCのチケットは1599ドルと非常に高額です。
しかもWWDC期間中は、現地のホテルが3倍以上に値上がりします。

WWDCの会場で基調講演を聞きたいのは山々ですが、取材で行くとかじゃないと、自費ではなかなか行けないよね。

でもご安心ください。例年Appleは、現地へ行けない方のために、ライブ配信のストリーミングを提供します。

WWDCのストリーミング方法

WWDCを視聴するには、以下の方法があります。

  • Safari(iOS7以降のSafari、OSX 10.8.5以降のMacのSafari)
  • 第2世代以降のApple TV
  • Edge(Windows10)

ライブ配信を見逃したら

ライブ配信を見逃しても、数時間も経てばiTune Storeで基調講演のPodcastが無償配信されますのでご安心ください。MacでもiPhoneでも見ることが可能です。

iTunes StoreのPodcastでは、2007年以降のWWDCやSpecial Eventも配信されています。

Apple Keynote

WWDCで発表される新しいOSは?

「iOS 11」「macOS 10.13」「tvOS 11」「watchOS 4」が発表されることになりそうです。

「iOS 11」

新しい機能が追加されたりして、細かいところは使いやすくなることは間違いないと思うけど、マイナーアップデートになりそうだよね。

だって、ファイルシステムの大幅な変更は、iOS10.3で実装済みですからね。iOS11では、APFSがより進化していくことになるはず。

iOS10.3で採用されるApple File System (APFS) とは?
そろそろiOS10.3がリリースされます。 iOS10.3では、Apple File System (APFS) という新しいOSのファイルシステムが導入される予定です。 2017年1月24日にリリースされた「ベータ版のiOS10.3」では...

iOS11がインストールできるiPhoneは?

iPhoneはそこそこ古い端末でも最新のiOSをインストールできるのが特徴です。
例えば、iOS10はiPhone5でもインストール可能ですからね。

でもiOS11は、最低の端末要件はiPhone5sになると思います。
理由は、iPhone5sが64ビットCPUのApple A7を搭載しているからです。
iPhone5は、32ビットCPUのApple A5なので切り捨てられるだろうね。

「macOS 10.13」

macOSもアップデートします。

今回の目玉は、ファイルシステムがiOSと同様にAPFSになるはず。

すでにmacOS 10.12.4のベータ版でAPFSでの起動ができる模様ですからね。

iOS11に実装して欲しい機能

↓わたくしの勝手な要望ですww

  • Siriがサードパーティアプリに対応
  • SafariやChromeで記憶したパスワードを、アプリにも適用できるようにすべし
  • デフォルトブラウザをChromeも選択できるようにする
  • 地図アプリのデフォルトにGoogleマップが選択できるようにする
  • Apple MapにGoogleアカウントのログイン機能

Siriがサードパーティアプリに対応

Amazon EchoもGoogle HomeもサードパーティアプリにAPIを公開しています。他社のハードウェアも巻き込んでいかないと、Siriはこれ以上の進化は望めないんじゃない?

SafariやChromeで記憶したパスワードを、アプリにも適用できるようにすべし

パスワードは、SafariやChromeのクラウドに記憶している方が多いと思います。
でも、アプリをインストールしてログインする時、いちいちIDとパスワードを手入力するのって面倒じゃないですか?
パスワードはクラウドに記憶してあるんだから、アプリにも自動で入力して欲しいよね。

デフォルトブラウザをChromeも選択できるようにする

普段からSafariを使っている人には関係ない話ですが、わたくしはChromeを使っています。
iPhoneを使ってて不便なのは、メールからリンクを踏むとSafariが立ち上がること。マジでイライラするんだよね・・・

地図アプリのデフォルトにGoogleマップが選択できるようにする

車でナビする時、連絡先から地図をタップすると、Apple Mapが立ち上がります。
普段からApple Mapを使っている人なら問題ないのかもしれませんが、Googleマップを使っている人にとっては、迷惑な話なんだよね。

地図アプリのデフォルトは、Googleマップも選択できるようにして欲しいよね。

Apple MapにGoogleアカウントのログイン機能

地図アプリのデフォルトにGoogleマップを選択する機能を実装できないのなら、せめて、Apple MapにGoogleアカウントのログイン機能をつけて欲しいですよね。

Appleマップの普及には、Googleアカウントのログイン機能を付けるべし
OS10でAppleマップが改良されるようですが、これってiPhoneユーザーが望んでいることだと思いますか? iOS 10ではiPhoneの「マップ」が大幅に進化 具体的には、「レストランの予約」「カーナビを搭載」「乗換案内」の機能が追加...

WWDCで発表されるハードウェアは?

何と言っても目玉はSiri搭載スピーカーです。

  • Siri搭載スピーカー
  • 10.5インチのiPad Pro
  • MacBook Pro
  • MacBook

Siri搭載スピーカー

Amazon Echo、Google Homeは既に製品化されていることもあり、AppleからSiri搭載スピーカーが発表されることは間違いなさそうです。

米アップルは長らく取り組んできた音声アシスタント「Siri(シリ)」搭載スピーカーの製造を開始した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。早ければ6月の世界開発者会議(WWDC)で披露される可能性があるが、出荷準備が整うのは今年後半になるという。

米アップル、「Siri」搭載スピーカーを6月に披露も-関係者

10.5インチのiPad Pro

10.5インチのiPad Proが発表されるという情報がありますが、どうなんだろうね?

タブレットに、9.7インチ、10.5インチ、12.9インチと3種類のバリエーションなんて、絶対にいらないと思うけど。
そもそもタブレットは2年毎に買い換えるようなものではないので、10.5インチのiPad Proが登場しても売れないと思いますが・・

MacBook Pro

昨年10月にリニューアルしたばかりのmacBook Proですが、GPUの不具合が多発しています。
何かアップデートがあるかもしれません。

MacBook

12インチのMacBookは、2015年に登場以来、毎年4月にアップデートしています。

現行モデルのMacBookは、軽くて持ち運びに便利なんだけど、CPUがCore Mシリーズでしょぼいのと、バタフライ構造キーボードが打ちにくいので、購入しようとは思えないんだよね。

CPUが最低でもCore i5、メモリ16GB、MacBook Proと同様の第2世代バタフライ構造キーボードが登場したら購入するんだけどね。

まとめ

日本時間の6月6日午前2時から、WWDCは始まります。

AIや音声アシスタントでは、AmazonやGoogleにだいぶ差をつけられているAppleですが、今回巻き返すことはできるのかな?