テスラがトヨタに殴り込みをかける!いよいよ黒船来航だね

テスラ

テスラがトヨタのお膝元である名古屋に直営店を出すという、テスラによるトヨタへの殴り込みが始まりました。
いよいよ黒船来航が本格化してきたという感じで、面白くなってきましたね。

名古屋に国内最大店舗=高級EVの普及拠点-米テスラ

米電気自動車(EV)大手テスラの日本法人は3日、国内6店目となる直営店を名古屋市内にオープンした。売り場面積は643平方メートルで国内最大。トヨタ自動車のお膝元である中部地区への出店は初めてだが、「名古屋を拠点にEVの良さを広く伝えていく」(担当者)考えだ。

新店舗は整備工場を併設し、店内には主力セダンの「モデルS」やEV初となる市販のスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」などを展示。EVの仕組みや搭載する自動運転機能などの説明が受けられるほか、試乗もできる。

大容量のバッテリーを積むテスラのEVは、1回の充電で最大600キロ以上走行でき、スポーツカー並みの加速力を持つ。モデルSが900万円から、モデルXが1078万円からといずれも高額だが、初日から多くの人が来店した。名古屋市に住む60代の男性客は「もう少し安くなってほしいが、また試乗に来たい」と話していた。

↓2010年よりトヨタとテスラは電気自動車の部門で提携していたのですが、これも解消した模様。

トヨタ、テスラと提携解消 株売却、EV共同開発も終了

トヨタ自動車が、米国の電気自動車(EV)メーカー、テスラとの提携を解消していたことが分かった。一時3・15%保有していたテスラ株をすべて売却。EVの共同開発もすでに終えた。トヨタは量産EVの自前での開発に乗り出しており、両社の関係は協力から競争に変わっていた。

トヨタは2010年5月、スポーツカーの高級EVを手がけるベンチャーとして注目されていたテスラとの包括提携を発表した。トヨタ広報によると、5千万ドル(当時の約45億円)を出資し、テスラ株の3・15%を取得した。

12年にはトヨタのスポーツ用多目的車「RAV4」をもとにしたEVを共同で開発。約2500台を売った。しかし、共同開発は続かず、14年10月にはトヨタが保有するテスラ株の一部を売却。トヨタによると、16年末までに残る株式も市場で売ったという。

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トヨタとテスラの力関係は変わった

2010年にトヨタとテスラが提携を発表した当時は、テスラが生産する電気自動車は年間1万台にも届きませんでした。

これに対して、2010年のトヨタの生産台数は、グループ全体だと約855万台あります。内訳はトヨタ自動車分が762万台、ダイハツが82万台、日野が11万台です。この数字は、ほとんどがガソリン車かハイブリッド車になるとはいえ、トヨタはテスラと比較すると桁違いの規模なことが分かります。

先日のエントリーに書きましたが、日本における電気自動車の保有台数ってメチャ少ないんですよね。

日本の電気自動車のシェアはどのくらいあるかご存知ですか? 今日のエントリーは、日本でどのくらい電気自動車のシェアがあるかについ...

電気自動車の保有台数の推移

2012年から増えていますが、まだまだ自動車全体から見ると、シェアは少ないです。

  • 2007年・・・234台
  • 2008年・・・204台
  • 2009年・・・186台
  • 2010年・・・141台
  • 2011年・・・4,637台
  • 2012年・・・13,267台
  • 2013年・・・24,984台
  • 2014年・・・38,796台
  • 2015年・・・52,641台
  • 2016年・・・62,136台

ちなみにテスラによる電気自動車の生産台数は、2010年は1万台以下の生産台数だったのが、2016年には7万台を生産するまでに成長しました。

2016年の日本における電気自動車の保有台数は62,136台なので、いかにテスラの生産する電気自動車の数が多いかが分かると思います。

トヨタとテスラの電気自動車における力関係は、2010年と2016年とでは大きく変わったといえますね。

名古屋でテスラは売れるのか?

名古屋はトヨタの販売網が強固なことで有名です。ま、トヨタのお膝元なので当たり前といえば当たり前ですが。

今までテスラは東京や大阪で直営店を展開していましたが、今回、6店舗目にして初の名古屋ですからね。ある程度勝算があってのことだと思いますよ。

名古屋はメルセデスやBMWなどの外車が多い地域でもありますからね。

わたくしの勝手な予想ですが、名古屋でテスラは結構売れると思います。

テスラを購入する層ってどんな人?

テスラを購入する層は、ネットに精通してるイノベーターやアーリーアダプターが多いのが特徴です。

例えば、川上量生さんとか夏野剛さんはテスラのユーザーですよね?
テスラを車としてみているのではなく、ガジェットとして見ているという感じが強くします。
夏野さんは、インタビューを見ると、テスラ褒めちぎってますもん。

レイトマジョリティー以下の層は?

小金持ってるけどITのことはよく分からんというレイトマジョリティー以下の層は、テスラではなく、メルセデス・BMW・レクサスを購入します。

とはいえ、Model 3が登場して、プリウスと対して値段が変わらないという事実にみんなが気がつくと、電気自動車の普及は進むと思います。

Model 3 で流れは変わるはず

2017年中にテスラのModel 3がリリースされる予定です。

3万5000ドルで発売されるという話なので、日本だったら400万円を切ることは確実です。しかもCEV補助金が支給されたり、自動車税、自動車取得税、重量税が減額されることになるので、実質300万円くらいになるんじゃないかな?

このくらいの価格帯になれば、Model 3が普及することは間違いない。
だって、プリウスPHVが326万円〜422万円という価格帯なので、誰が考えてもModel 3の方がよくね?Model 3の方が全然お洒落だし!
まあ保守的な人がプリウスPHVを購入するということを考慮に入れても、十分バッティングすると思いますよ。

トヨタは水素自動車という呪縛から目を覚ますべし

トヨタのお膝元の名古屋で、電気自動車がガンガン走ることで、トヨタは水素自動車の呪縛から目を覚ますはずです。

水素自動車は参入障壁が高すぎるから、トヨタなどの大手自動車メーカー以外開発できないことは誰でも分かっています。

そんなことは百も承知で、トヨタは水素自動車を開発しているわけでしょ?

超保守的な自動車業界が、テスラという黒船の来航によって、どうなっていくのでしょうか?

テスラのトヨタへの殴り込みが、どんな展開になっていくのか楽しみです。

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