日本がグズグズしている間に、自動運転の黒船にシェアを取られそうな件

トヨタなどの国産勢が自動運転と電気自動車に関してクズクズしている間に、テスラやWaymoといった黒船にやられそうな予感しませんか?

日本は電気自動車や自動運転車に関して、完全に遅れています。もうカリフォルニアでは、ハイブリッドなんてエコカーじゃないのです。

排ガス規制強化で電気自動車の開発・販売加速へ

ことし、アメリカのカリフォルニア州で「ハイブリッド車」がエコカーの対象から外されるなど、海外で自動車の排ガス規制を強化する動きが相次いでいることから、メーカーの間では走行中に排ガスを出さない電気自動車の開発や販売を強化する動きがさらに加速しそうです。

アメリカ・カリフォルニア州は、自動車メーカーに対して一定の割合でエコカーの販売を義務づけていますが、ことし秋からガソリンエンジンを搭載する「ハイブリッド車」がエコカーの対象から外されます。

このため、世界の自動車メーカーは、走行中に排ガスを出さない電気自動車の開発や販売を強化することにしていています。

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自動運転に関する国内の動向

自動運転に関する国内の動向を見ていきましょう。

自動運転に関しては、ZMPとDeNAが業務提携を解消した模様。
ZMPとDeNAは、合弁会社のロボットタクシーを設立して、上場寸前まで行ってたのにね。

現時点では、どちらから業務提携を解消したのかという詳細な話はでていません。
様々な企業と組んでいち早く自動運転の実用化を薦めていきたいDeNAと、自動運転技術を追求したいZMPで、意見の食い違いがあったなんて言われていますが、真相はどうなのでしょうか?

わたくしは、ZMPにとってDeNAと提携するメリットなんてないと思いますけどね。だって、WELQ問題でDeNAの企業イメージは地の底まで落ちているからね。以前はガチャ問題もあったし・・・
利益しか考えずに、倫理について考慮しないDeNAと提携するメリットは何もないですから。

↓で、DeNAは日産と協業するようです。

DeNAが自動運転でZMPとの提携を解消、新たに日産との協業が明らかに

DeNAは本日、ロボットタクシーを共に手がけるZMPとの業務提携解消を発表した。ZMPはコンシューマ向けのロボットの開発・販売を手がける企業で、2015年5月にDeNAと合弁会社「ロボットタクシー」を設立した。ロボットタクシーでは、DeNAのネットサービス運営ノウハウとZMPの自動運転に関する技術を連携させ、自動運転車両による旅客運送事業を確立する計画だった。

本日DeNAは新たに日産と自動運転車両の交通サービスプラットフォームの開発を発表した。年内には日産の自動運転車両を用いた実証実験を実施し、商業利用を目指すという。

日本の自動車業界はしがらみだらけ

日本の自動車業界って、なんで、しがらみだらけなんだろうね。

自動車業界の周りにある、通信・IT・保険などの、自動運転業界の主要プレーヤーについては、以下のブログが詳しいです。

自動運転最新動向 (ZMPとDeNAが提携解消)

簡単に要約すると、

  • トヨタ系・・・富士通、Panasonic、デンソー、KDDI、あいおいニッセイ同和損害保険など
  • 日産系・・・パイオニア、ドコモ、DeNA、ドコモ、東京海上日動など
  • ホンダ系・・・ソフトバンク、Google、アクサ損害保険など

トヨタ系が圧倒的にしがらみで、がんじがらめになっています。
Googleと組んだホンダ系が意外とうまくいくかもね。

自動運転と電気自動車はセット

自動運転と電気自動車はセットで進んでいきます。

様々な自動運転の制御をするのに、ガソリン車よりも電気自動車の方が圧倒的に制御しやすいからね。

無人の自動運転車は給油できません

ガソリン車の自動運転車だと、給油の問題が出てきます。給油だけ人間がやるってのも馬鹿馬鹿しいです。あとレベル4の自動運転タクシーが登場したら、基本的に運転手はいませんからね。電気自動車じゃないと、自動運転車は成り立たないんだよね。

電気自動車になると自動車のコストはめちゃ安くなる

2017年の今の段階では、電気自動車は高価なものですが、あと5年もすれば100万円以下で購入できるようになるはず。で、10年後には30万円程度で購入できるのではないでしょうか。
だって、ガソリン車から電気自動車になると、部品点数は1/100〜1/300になりますからね。

部品点数が少なくなればコストは絶対に安くなります。自動車メーカーの試算でも1/3程度まで下がると言われています。

電気自動車は参入障壁が低い

電気自動車は参入障壁がめちゃ低いです。

自動車メーカーのノウハウは、エンジンに関するものですからね。スポーツカーならトルクのあるエンジンになるし、ファミリーカーなら1Lあたりの走行距離をできる限り伸ばす低燃費なエンジンの技術が必要になります。

電気自動車になれば、モーターに置き換わってしまうので、エンジンのノウハウなんて全く必要ないからね。

なので、自動車製造に関しては、参入障壁が下がります。中国や東南アジアでは、小さな自動車メーカーが乱立するだろうね。
必然的に、電気自動車のコストは下がるのです。

日本の自動車メーカーの本音は電気自動車になっては困る

トヨタが水素自動車を開発してることからも明らかなように、既存の自動車メーカーにとって、参入障壁は今のように高い方がいいんですよね。

水素自動車は、誰のために存在するのかというと、トヨタの存続のためとしか思えません。

水素自動車は普及するのか?
水素自動車について考えさせられる記事がありました。 トヨタ、国策推進役への期待-水素社会見据えた「ミライ」発表 経済産業省は...

自動運転の黒船は?

今の時点では、テスラが自動運転に一番近いところにいます。

あとは、Googleが「Waymo」という別会社をつくって、「グーグルカー」のシステムを、既存の自動車メーカーに売り込もうとしています。

既にクライスラーやホンダと提携しています。

これがWaymoのテクノロジーで走る自動運転車クライスラーパシフィカだ

新たに生まれたアルファベットの子会社Waymo(先日までGoogleの自動運転車プロジェクトだった)に、新しいラインナップが加わった: 100台のクライスラーパシフィカハイブリッドミニバンだ。車載コンピューター、センサー、テレマティクスで構成されたWaymoのテクノロジーを用いて完全自動運転行うことを目指し、フィアット・クライスラーによって製造された車両である。新しい100台の車は、来年早々に開始する公道でのより多くのテストのために、現在のWaymoの他の自動運転車両に加わる。

ホンダ、自動運転技術の開発でWaymoと共同研究へ

本田技研工業(ホンダ)は12月22日、研究開発子会社の本田技術研究所が、Googleから分離独立したWaymoと提携して自動運転技術領域の共同研究に向けた検討を開始したと発表した。ホンダが提供する車両にWaymoの自動運転技術を組み込み、共同で米国での公道実証実験に使用していくという。

まとめ

日本の自動車メーカーは、今の自動車メーカーの枠組みを壊したくないんだよね。
だから、技術的には電気自動車をもっと広めることなんて簡単なのに、ハイブリッドや水素自動車で、時間稼ぎしているのです。

その間に、テスラやWaymoといった黒船が日本にも入ってきて、気がついたら日本の自動車メーカーのシェアがガタ落ちなんてことになりそうだよね。

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