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今後、シェアリングできる「一人乗りの電気自動車」が普及しそうな件

電気自動車

シェアリングできる「一人乗りの電気自動車」が普及したら便利だと思いませんか?

特に都心部では絶対に便利です。例えば、品川からお台場に行く場合を見てみましょう。
電車だと新橋までJRでそこからゆりかもめに乗り換えなので、かなり面倒くさい。バスならば直通がありますが、時間が読めないというデメリットがあります。

こんな時、品川でパーソナルモビリティをサクッとシェアリングして、お台場で乗り捨てる。その後、次の目的地にお買い物に行くならば、再びお台場から、パーソナルモビリティをシェアリングすれば、ものすごく便利だと思いませんか?

A地点からB地点を経由してC地点へ行くという用途なら、「一人乗りの電気自動車」は絶対に便利です。

2020年の東京オリンピックを前に、「一人乗りの電気自動車」のシェアリングが拡がると僕は予想しています。日本人のニーズもあるし、訪日外国人のニーズも絶対にあるはずです。

一人乗りの電気自動車とは

道路を走行できる「一人乗りの電気自動車」は、日本の道路交通法の基準を満たしているため、原動機付自転車(ミニカー)として扱われます。
とはいえ、普通自動車の免許が必要です。原付きの免許では運転できないのでご注意ください。

ミニカーの規格

ミニカーとは、50ccのエンジンもしくは、0.6KW以下のモーターを搭載した4輪の普通自動車のことを指します。

ミニカーは、原付バイクのエンジンが搭載されていた頃は全く普及しておりませんでした。が、モーターを搭載した電気で走行するミニカーが登場してから魅力的な車種が増えてきました。

以下の規格に収まるものがミニカーとしてナンバーが発行され、公道を走行することが可能です。ミニカーのナンバーは原付バイクと同じナンバープレートです。

  • エンジン搭載車50cc以下もしくは、電気自動車0.6KW以下
  • 全長 2500mm以下
  • 全幅 1300mm以下
  • 全高 2000mm以下
  • 車検なし
  • 衝突基準なし
  • 制限速度は60km/h
  • 高速道路の走行は不可
  • 定員1名

ミニカーのメリット

ミニカーのメリットを見ていきます。

  • 4輪車だし、屋根がついているので、雨に濡れないところ
  • 4輪車にも関わらず、自動車税や重量税は不要
  • 車庫証明書も不要
  • 税金は年間2500円程と安い
  • 車検なし

ミニカーのデメリット

ミニカーのデメリットも見ていきましょう。

  • 車検なしのため整備不良の車両も多そう
  • 衝突基準がないので、安全性には疑問がつく
  • 普通自動車1台のスペースに4台置けるコンパクトさを持っているが、駐車場は必要
  • 一人乗りにもかかわらず、それなりに高額(COMSのベーシックで687,085円)

シェアリングできるパーソナルモビリティ

Times Clubの会員ならば、パーソナルモビリティをシェアリングすることが可能です。

Times Clubでパーソナルモビリティをシェアリングできるエリア

興味のある方は、ぜひ乗ってみてください。
利用できるエリアは、東京の中央区・墨田区・江東区に集中しています。

  • トヨタ COMS(コムス)
  • トヨタ i-Road

トヨタ COMS(コムス)

COMS(コムス)

15分206円で利用できます。

事前講習は不要です。Times Clubの会員で、普通自動車の免許があればOK。
運転は車の運転ができる人ならば、全く問題ありません。
くれぐれも自動車やトラックとの事故には気をつけてください。トヨタ COMS(コムス)の衝突に対する安全性は低いことを頭に入れて運転しましょう。

トヨタ i-Road

i-Road

15分412円で利用できます。iRoad事前講習を受ける必要があります。

なぜ事前講習が必要なのかというと、i-Roadは後輪操舵の3輪車なので、ハンドルを切ると後輪から曲がっていくからです。

i-Roadは後輪操舵の3輪車なので、ハンドルを切ると後輪から曲がっていく
乗り物好きにはたまらないかもしれませんが、単純にA地点からB地点への移動ができればいいという方は、トヨタ COMS(コムス)をオススメします。

今後、シェアリングできる一人乗りの電気自動車のエリアは拡がるはず

Times Clubのシェアリングは、東京のごく一部のエリアでしか実施しておりません。

が、近い将来、様々な場所で、一人乗りの電気自動車をシェアリングができることになるはずです。
特に観光地で一人乗りの電気自動車のシェアリングがあれば便利だよね。シェアリングは乗り捨てできるのが強みですからね。

さいごに

以上、今後、シェアリングできる「一人乗りの電気自動車」が普及しそうな件についてでした。

2年後の東京オリンピックまでに、間違いなく様々なエリアで、「一人乗りの電気自動車」がシェアリングできるようになるはずです。

自動車メーカー以外も「一人乗りの電気自動車」を開発するだろうから、今後の展開楽しみですね。

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