今年に入ってから、新規にウェブサイトを立ち上げる話が立て続けにありました。
1ヶ月間で4件のお話がありましたが、みなさま口を揃えて言うことは、「iSchoolのサイトを見ると、ネットで集客できるって書いてあるけど、本当に集客できるのか?」と言うことです。
わたくしは、こういう質問には、必ずこう答えるんですよね。「商品を購入してくれるであろう見込みユーザーが、何を求めているかをしっかり考えて、ウェブサイトのコンテンツを作っていけば集客できますよ」と。
ウェブサイトは運用が必須
今の時代、テクノロジーの陳腐化によって、誰でも簡単に、そこそこおしゃれなウェブサイトが作れますよね?
でもね、集客設計をしっかり考えたウェブサイトじゃないと、絶対にお客さんがサイトに集まってくることはありません。
いくらいい商品やサービスを展開していたとしても、ネット上で露出できる仕組みを作っていかなければ、誰も買ってくれないですからね。
例えるならば、砂漠のど真ん中にお店を開いても、誰も買いに来てくれないのと似ています。
なぜ、あなたのサイトに人が訪れないのか?
世の中のウェブサイト(ブログも含む)では、1日100人以下のサイトが95%を占めるようです。
1日100人以下のアクセスしかないってのは、本当に情けない状態で、これほとんどボットのアクセスしかないってことですからね・・
なぜ、サイトに人が訪れてくれないのかというと、理由は2つあります。
- 役に立たないコンテンツしかない
- 世の中のサイトの絶対数が多すぎて埋もれてる
役に立たないコンテンツしかない
見込みユーザーにとって、役に立たないコンテンツしかないウェブサイトなんて誰も見に来ません。
すぐにでも、役に立つコンテンツを投入していきましょう。
世の中のサイトの絶対数が多すぎて埋もれてる
ウェブサイトの数が増えすぎていることも、サイトに人が訪れない原因の一つです。
今から17年前の2000年頃ならば、ウェブサイトの絶対数も少なかったので、とりあえずサイトを制作すれば、役に立つコンテンツがなかったとしても、そこそこのアクセスを集めることはできたんだけどね。
ウェブサイト数の推移
16年前の2001年と比べると、ウェブサイトの数は17倍に増えています。
過去10年間でも、ウェブサイトの数は、およそ3倍に増えています。
増えた理由は、テクノロジーの陳腐化によって、誰でも簡単にウェブサイトの構築が可能になったためです。
Total number of websites (logarithmic scale)
- 2001年 10,545,238
- 2002年 14,938,081
- 2003年 16,826,256
- 2004年 21,339,840
- 2005年 26,368,162
- 2006年 35,625,414
- 2007年 50,309,527
- 2008年 68,274,154
- 2009年 71,647,887
- 2010年 83,456,669
- 2011年 101,838,083
- 2012年 182,441,983
- 2013年 186,821,503
- 2014年 180,067,270
- 2015年 177,127,427
- 2016年 170,258,872
なぜ、人は検索エンジンを使うのかをよく考える
人が、検索エンジンを使って何かを調べるということは、答えを求めているからなんですよね。
答えを求めるために、検索エンジンを人々は使うということを、再認識しましょう。
検索エンジンを使って何かを調べた人が、解決できるようなコンテンツを作ることが、人の役に立つコンテンツになるのです。
Googleの使命
Google検索エンジンのアルゴリズムは、詳細はブラックボックスになっているとは言え、オリジナルの視点に基づいた役に立つコンテンツを上位に表示する仕組みになっています。
↓このことは、しっかりと、Google会社情報にも書かれています。
Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。
そりゃそうだよね。Googleの検索エンジンの検索結果が、スパムばかりだったら、誰もGoogleの検索エンジンを使いませんからね。
誰かのコピーではなく、オリジナルの独自のコンテンツで、更に役に立つコンテンツを発信しているサイトは、Google検索エンジンでは上位表示されやすい仕組みになっています。
Googleはスパムを排除する取り組みには、力を入れているのです。
新規で立ち上げたウェブサイトで集客できるのか?
新規ドメインでサイト構築をした場合、テレビCMや新聞媒体、雑誌媒体などで広告が打てるようなケースでない限り、まずお客さんは集まりません。
だって、誰も知らないんだもの。
じゃあ、誰も知らないウェブサイトにどうやって集客するのかという話になりますよね?
これは、わたくしが持っているウェブ集客のノウハウだし、飯の種なので、簡単にブログで公開はしないんだけど、10%だけ教えます。
ブランディングを図るべし
他社との違いを明確にできるブランディングを構築します。
しっかりとしたブランディングが構築できれば、競合他社との価格競争に巻き込まれずに済みます。
ブランディングが構築できないと、値段勝負になってしまうから、どんどん価格が下がっていきます。
ターゲットを明確に
あなたのビジネスが、テレビCMをやるような大手企業ではないのなら、ターゲットを明確にします。老若男女に購入してもらいたいという考えは捨てるべき。
ターゲットが明確な、尖った商品であればあるほど、コアなユーザーに刺さります。
Appleだって、ジョブズの頃は、めちゃ尖った商品しかなかったので、コアなファンが多かったですよね?
でもティム・クック氏がCEOになってからは、確たるコンセプトもなく、Apple製品がみんなに使ってもらいたい感満載で、全然魅力的じゃなくなりました。
ソーシャル運用
ウェブサイトで集客するなら、ブログで役に立つコンテンツを発信するだけでなく、ソーシャル運用も必ずやりましょう。
ブログとソーシャルは、それぞれ長所と短所があります。
ブログは、「こちらが伝えたいこと」や「ユーザーが検索するであろうキーワードの答えになるコンテンツ」をしっかり書くことができるので、ある程度長い記事を作ることが得意です。その代わり、コンテンツを拡散させることは苦手です。
それに対してソーシャルは、長いコンテンツを作ることは苦手ですが、拡散することは得意中の得意です。
ブログとソーシャルのいいところどりをすればいいのです。
ブログで伝えたい長いコンテンツを書いて、ソーシャル運用で拡散させていきましょう。
まとめ
ウェブサイトにアクセスを集めるには、ユーザにとって役に立つコンテンツをアップするのが大前提です。
役に立つコンテンツを投入して、ウェブサイトのアクセスを集める方法は、以前のエントリーに詳しく書きましたので、よかったら見てくださいね。
企業サイトでもブログで集客をするのがもっとも効果的ですよ。
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