ヤマト運輸は利益出てるのに、ドライバーが疲弊するっておかしくない?

年末にヤマト運輸のドライバーについて書かれた記事を読んだんだけど、違和感だらけでした。

弁護士ドットコムによる記事なのですが、このサイト、はっきり言って微妙な記事ばかりですわ。こないだFacebookで回ってた記事なんて、「飲食店のドタキャンは法的にキャンセル料が必要ない」という内容で、ボロクソ叩かれたましたもん。

飲食店30人分ドタキャン、キャンセル料要求に幹事「何で?」と反発…法的な考え方は

まあ弁護士が書いているというよりは、ライターが書いている模様です。弁護士ドットコムでは、ライターや外部ライターを募集していますからね。

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SimilarWeb見ると、昨年の12月のアクセスは380万PVとなかなかの規模。このくらいのアクセスあるサイトなんだから、もっと吟味した記事かけばいのに。

では、どんな記事なのか見ていきましょう。

「アマゾン多過ぎ」ヤマトドライバーから悲鳴続出、「利便性」が生んだ過酷な実態

「12月に入って、3キロも痩せました」。首都圏のヤマト運輸に勤めるAさんは、入社10年以上のベテランセールスドライバー。体重が減るのは、長時間の肉体労働に加え、昼食の時間が取れないためだ。
「荷物が多くて、まとまった休憩が取れません。12月は、お歳暮、クリスマス、おせちと1年で一番忙しい。朝7時半から夜11時くらいまで働いています」
実質的な時間外労働は「過労死ライン」と呼ばれる月80時間前後。「僕だけでなく、大半がそんな感じで働いているんです」

この記事については批判が多いですね。Newspicksで成毛氏が解説しているのが的を得ています。

前半はネットショッピングの拡大でドライバーが疲弊しているという趣旨だ。何かが変だ。会社にとっては仕事が増えたのだから喜ばしいことだ。普通の会社であれば給与を増やすか、人員を増やすか、料金を値上げるかである。もし、それでも従業員が悲鳴が上げるのなら、それは顧客=アマゾンのせいではなく、運送会社=ヤマトの問題である。弁護士ドットコムは運送会社の労働争議でひと仕事を狙っているかもしれないが、運送会社の顧客を巻き込むのは正義ではない
消費者が送料無料を希望していることが悪いような書き方だが、消費者は弁護士が思うほどバカではない。送料は買値に含まれれいることを了解している。
最後に宅配便の増加に業界が耐えられなくなっていると結んでいるのだが、まったくもって理解不能だ。あらゆる国、業界で需要が増えて困ったなど聞いたことがない。まったく逆だ。弁護士たちがこのような意味不明な共産主義的計画経済を目指しているとしたら、それこそが弁護士たちの不幸である。なぜかって?じつは単なる法律技術者であることがバレてしまうからだ。

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ヤマト運輸の過去3年間の利益

ヤマト運輸はしっかりと利益が出ています。

平成28年、平成27年、平成26年の過去3年間のデリバリー事業の利益の推移を見てみます。
ちなみにデリバリー事業というのは、主に宅急便の事業を指します。営業利益の構成を見ると、デリバリー事業が全体の78.5%を占めているので、ヤマト運輸の主力事業です。

ヤマトの公式サイトに詳しい利益が掲載されてます。

  • 2016年(平成28年) 381億9000万円
  • 2015年(平成27年) 392億500万円
  • 2014年(平成26年) 358億7300万円

平成28年3月期営業収益内訳

ヤマト運輸 利益

Amazonの配送が増えたからヤマトのドライバーが疲弊してるって言うけど・・

元々Amazonの配達は、日本通運のペリカン便でした。2005年に佐川急便に代わり、2013年からヤマト運輸が配送するようになりました。

みなさまご存知の通り、Amazonの取扱量は年々増えています。当然、荷物の数も増えていると考えるのが妥当ですよね?

  • 2015年 9999億円
  • 2014年 8300億円
  • 2013年 7455億円
  • 2012年 6224億円
  • 2011年 5200億円
  • 2010年 4400億円

ヤマトはブラックな職場環境かも

残業代も払わず、人員も増やさない職場環境のことを、ブラック企業っていうんですよね。

利益出てるんだから、残業代くらい払えよって感じしませんか?

実際に、残業代の不払いでヤマト運輸は労働基準監督署から是正勧告を受けているのです。

ヤマト運輸支店、残業代不払い 労基署が是正勧告

横浜市にあるヤマト運輸の事業所が残業代の不払いなどによる労働基準法違反で横浜北労働基準監督署から8月に是正勧告を受けていたことが16日、分かった。申告した男性元社員と代理人弁護士らが記者会見し、明らかにした。

弁護士によると、神奈川平川町支店のドライバー2人は配送業務で使う端末の稼働時間を労働時間として所長に提出。しかし配送業務終了後も、顧客データをパソコンに入力したり、報告書を作成したりしていた。このため端末の稼働時間と実際の勤務時間が月30時間以上違う時があり、一部について残業代の不払いが認定された。

ヤマト運輸がやるべきこと

ブラックな職場環境はすぐにでも止めるべきです。

運送会社はドライバーがいなければ成り立たない事業なので、もっとドライバーを大事にすべきです。具体的には以下のことをやって欲しいです。

  • ドライバーを増やす
  • コンビニ受け取りの場合、送料を安くする
  • 時間指定を徹底する
  • 再配達を有料に

ドライバーを増やす

ヤマト運輸は、もっとドライバーを増やすべき。ヤマト運輸は赤字の会社じゃなく、利益を出しているんだからね、人員を増やすことは可能だと思います。

コンビニ受け取りの場合、送料を安くする

コンビニ受け取りは、ドライバーにとってはめちゃ嬉しいはず。だって、必ず荷物をコンビニで引き取ってくれるわけですから。

コンビニ受け取りの荷物は、運賃を100円引きとかにしてもいいと思うけど。

時間指定を徹底する

発送の際、時間指定をデフォルトにしてもいいのでは?

時間指定がない場合、送料を上げてもいいと思います。

再配達を有料に

再配達は有料にします。1回100円とかね。

今後の配送は?

近い将来、自動運転トラックによる配送、ドローンによる配送が実用化されるはずです。

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