世界中で行われている自動運転の実験!

世界中で自動運転の実験が行われています。

最も盛んなのは、規制の緩いシンガポールです。この夏にタクシーの自動運転の実験が始まりましたが、つい先日、自動運転大型バスの実験もスタートしました。

シンガポールでの自動運転の実験

自動運転大型バスの実験とタクシーの自動運転の実験を行っています。

自動運転大型バスの実験

自動運転大型バス

自動運転大型バスの実験は、比較的人が少ないエリアとはいえ、一般道での実験です。これによって自動運転のデータ集積が可能となるので、近い将来、行われるはずの人混みがある街中での自動運転の実験に役に立つことは間違いないです。

シンガポールで、自動運転大型バスの試験運行を開始

先週米国では、Teslaのおかげで無人運転技術が日常的現実へと一歩近づいた。しかしシンガポールでは、既にタクシーでの試行を経て、現実世界での大型市内バスまで進んでいる。この新しいプログラムでは、電動ハイブリッドバス2台が、南洋(ナンヤン)理工大学、クリーンテックパーク間で乗客を運んでおり、軽量鉄道のパイオニア駅まで延長される計画もある。

「nuTonomy」による自動運転タクシーの実験

規制の緩いシンガポールでは8月に、米のスタートアップである「nuTonomy」による自動運転タクシーの実験も行われています。シンガポールは、自動運転に関して、かなり自由に実験できる国です。

テスラの自動運転

現在発売されているテスラのModel Sは、レベル2の自動運転が可能ですが、テスラの自動運転の技術に関しては、自動車メーカーから辛口な評価です。

ボルボの自動運転カーのエンジニアいわく、テスラの技術は「なんちゃって自動運転」

とはいえ、テスラが自動運転という市場を切り開いていることは間違いないです。

10月20日に、テスラはレベル4に対応した自動運転が可能となる「カメラ」「センサー」などのハードウェアを、テスラで発売する全車両に搭載することを発表しました。この自動運転機能を使えば、人間が運転することなく、自動運転で自宅から会社まで通勤することが可能です。

テスラ、今後生産の全車に完全自動運転機能を装備。ソフト対応が済めば「LAからニューヨークまで自動走行可能」に

テスラ全車に追加される完全自動運転装備は、従来の40倍の性能というNvidia製自動運転用コンピューターを備え、8つのカメラで車の周囲約250mを認識します。また新しい12台の超音波センサーは従来の半自動運転機能装備に比べ約2倍の距離まで検知し、そこにあるものの硬さ、つまり建物や自動車があるのか人や動物がいるのかを認識します。さらに前面レーダーは豪雨や濃霧と行った極端な天候のもとでも正確に前方の障害物を検知するよう改められました。

イーロン・マスクCEOはこの新しい自動運転ユニットが「完全自動運転機能をもたらす」能力があるとコメント。つまりドライバーが何もしなくても問題なく走行が可能になるレベル5の自動運転機能を実現可能で、「2017年のうちにロサンゼルスからニューヨークまで自動で行ける」ようになるとのことです。

テスラは動画を公開しています。

Uberの自動運転

自動運転トラックと自動運転タクシーの開発に乗り出しています。

自動運転トラックによる配送の実験

Uberは、自動運転トラックによる配送の実験を行いました。

UberのOtto自動運転トラックの最初の積み荷はビール5万本

Uberの子会社Ottoは自動運転トラックによる最初の配送を行った。このセミトレーラーは高速道路を長時間走行したが、写真のドライバーは実際に運転席を離れている。最初の配送ではコロラド州フォート・コリンズからコロラド・スプリングスまでバドワイザー5万本が無事に運ばれた。

初の配送では熟練したプロのドライバーが市街地を運転し、交通信号、複雑な交差点、犬を散歩させる歩行者といった困難な障害を避けた。その後トラックがインターステート25号に乗ると、道路状況ははるかに簡単にになり、この高速道路部分120マイル(約190キロ)はOttoのトラック自身が運転した。その間、人間のドライバーは運転席を離れることがあった。このトラックはLevel 4自動運転基準を完全に満たしているので、高速道路では自律運転が可能だった。トラックは前車との間隔を十分に取って走行し、システムがやむを得ないと判断したときを除いて、ほとんどレーンチェンジをしなかった。

2016年8月19日にUberがOttoを買収したばかりなのに、スピード感ありますよね。

自動運転車開発で攻勢をかけるウーバー – 米オットーを買収、ボルボとの提携も発表

ライドシェアリング・サービス最大手の米ウーバー(Uber)が、自動運転関連の技術開発を手がける米ベンチャー企業、オットー(Otto)を買収することで同社と先月合意に達していたことが、米国時間19日に明らかになった。

ウーバーが買収を決めたオットー(Otto)は、元グーグル(Google)のアンソニー・レバンドウスキィ(Anthony Levandowski)氏とリオール・ロン(Lior Ron)氏が中心となって今年初めに立ち上げたベンチャー企業で、既存の長距離用大型トラックに後付けする自動運転用キットを開発していることが伝えられていた。また5月なかばには同キットを装備したトラックのデモ走行の様子を撮した動画を公開して一部で注目を集めていた。

Uberの自動運転タクシー

Uberでは、自動運転によるタクシーの配車を実現するために、FordとVolvoの2社と提携しています。

ウーバー、3社と自動運転車開発 フォード有力

米ライドシェア大手ウーバーテクノロジーズがスウェーデンのボルボ・カーに加え、自動車大手2社程度と自動運転車を共同開発する計画であることが分かった。ウーバーが実験用の改造車として採用している米フォード・モーターが有力。

Uber、8月中にVolvoと共同開発の自動運転車による配車をピッツバーグで開始へ

UberとVolvoが自動運転車開発での提携を発表した。8月中にXC90ベースの自動運転車でのテスト配車を開始する。

リフトの自動運転タクシー

Uberと競合するリフトも、GMと組んで自動運転タクシー開発を行っています。

自動運転タクシー公道実験へ、GMとリフトが1年以内に

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と配車サービスの米リフトは、電気自動車(EV)「シボレー・ボルト(Bolt)」の自動運転タクシーの公道試験走行を1年以内に開始する。
GMは1月にリフトへの5億ドル(約540億円)出資を発表したばかり。これとは別に自動運転システムを開発する新興企業クルーズ・オートメーションを10億ドルで買収する予定で、試験走行は同社買収で獲得する技術に頼ることになりそうだ。クルーズは約2年にわたり自動運転技術の開発を進めている。

Appleの自動運転

Apple電気自動車

Appleは自動運転車のハードウェア開発は諦めた模様です。

Appleの自動運転車開発プロジェクトは事実上頓挫か…従業員が数百名規模で離脱し、シフトチェンジ

もはや公然の秘密となっている、Appleによる自動運転車開発プロジェクト(コード名「Titan」)。これまでも何度かそのプロジェクト進捗に暗雲が立ち込めているという噂があったが、事態はかなり深刻なようだ。

開発組織は約1,000名の構成員から成るが、うち数百名はすでに配置転換または退社し、プロジェクト自体も、当初の自動運転車そのものを開発するものから、システムを開発する方向にシフトチェンジしているという。

でもね、自動運転のソフトウェアの開発は諦めてないようです。

米アップルが車載OSをカナダで開発、QNXの人材採用-関係者

米アップルは自動車用基本ソフト(OS)を開発する技術者数十人をカナダに配置しており、研究開発プロジェクトを米カリフォルニア州クパティーノの本社周辺で進めることが多い同社としては異例の動きだと事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
カナダで働く技術者の多くは過去1年間に採用されており、約24人はブラックベリー傘下の大手車載ソフト会社QNXの出身。

どうやって実験しているのかは謎です。。だって、自動運転車を制御するソフトウェアは、Googleのようにセンサやカメラから入ってくる情報を元に、制御機器で処理するわけでしょ?実験車にレクサスやプリウスを使って、ソフトウェア開発するのが一般的だもんね。

Googleの自動運転

グーグルカー

自社で「グーグルカー」と呼ばれる自動運転車を開発しており、2010年からGoogleによる自動運転の実験が行われています。

グーグルカーの実用化はいつ?
Googleの自動運転車プロジェクトは2010年の開始から6年が経ち、約190万キロメートルの走行距離を突破しました。グーグルカーは日常の運...

でも、Googleは自社だけの開発に留まらず、自動車メーカーとも提携して、自動運転の開発を進めています。この点は流石だよね。

米グーグル、自動運転車でフィアット・クライスラーと提携

米グーグルの持ち株会社アルファベットと欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は3日、自動運転車の開発で提携すると発表した。FCAが提供するミニバン100台にグーグルの自動運転システムを搭載。公道実験用車両の数を2倍以上に増やし、開発を加速する。2009年にスタートしたグーグルの自動運転車開発計画は、事業化に向けまた一歩前進する。

グーグルが自動運転車の開発で、完成車メーカーと提携するのは初めて。ただ、FCAとの提携は独占的なものではなく、他の自動車メーカーと提携する可能性もある。

10月26日のニュースによると、自動運転車の部門を分社化するようです。

米グーグル、自動運転車開発部門を分社化

米グーグル持ち株会社のアルファベットは26日、自動運転車開発部門を近く独立させる方針を明らかにした。現在はアルファベット傘下の研究子会社X(エックス)の一部門だが、Xから分社する。世界の自動車大手や米ウーバーテクノロジーズなどとの開発競争が激化する中、事業化に向けた取り組みを加速する。

まとめ

以上が、世界中で行われている自動運転の実験です。

日本も取り残されないように、頑張ってもらいたいですね。

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