macOS Sierra 10.12.2のアップデートが配信されました。
早速アップデートしたところ、1.85GBというかなり大掛かりなアップデートでした。
各種バグが改善されているので、早くアップデートすることをオススメします。特に新型MacBook Pro(Late 2016)をお使いの方は、GPUの不具合が改善されますので、アップデートはすぐにでもやりましょう。
Boot CampでWindows7がインストール可能
一番の目玉は、Boot CampでWindows7・Windows8が新規インストールできるようになったことです。素晴らしい!
今までは、macOS Sierra 10.12でBoot Campを使ってインストールできるのは、Windows10だけでしたから。Appleのサイトにも、書いてあります。↓
macOS Sierra 10.12 を搭載した Mac は、Windows 10 の新規インストールにのみ対応しています。それより前のバージョンの Windows を macOS Sierra に新規インストールすることはできません。
Appleは昔の機種をすぐに切り捨てるんだけど、Boot CampでWindows10以外インストールできないって、明らかにやりすぎでしたから・・
MacユーザーでBoot CampにWindowsをインストールして使うユーザーは、Macを使う時間が圧倒的に長く、Windowsを使うのは僅かな時間という方が多いからね。
Microsoftは、Windows10の市場でのシェアを高くするという目的があるので、Windows7を切り捨てるというのはよく分かりますが、Appleが真似をしなくてもいいのです。
Windows7のシリアルは1個余ってるから、iMac 2013のBoot CampにWindows7をインストールしてみようかな。
仮想領域でWindowsを動かす
macOS Sierra 10.12.2の上に、仮想領域を作ってWindowsを動かす方法もあります。
が、わたくしはあまりオススメしません。
オススメしない理由は、2つあります。
- 1つ目は、仮想領域のアプリに不具合が起こるとWindowsが立ち上がらなくなる
- 2つ目は、仮想領域でWindowsを動かすと、動きがもっさりする
わたくしも、OSX El Capitanまでは、仮想領域アプリのVMwareをインストールして、Mac上に仮想領域を作って、Windows10を動かしていました。
でもあまりいい印象はないんですよね。
VMwareがおかしくなって、Windowsが立ち上がらなくなるという不具合も何度かありました。また、VMwareって毎年、Mac OSがアップデートされるたびに、買い直す必要があるのもイマイチ。
ウェブサイトの動作検証用にVMwareを使ってた
当初は、ウェブサイトの検証用にどうしてもWindows環境が必要だったので、Mac上にWindows10を動かしていました。
でも、MacとWindowsの使う比率って、99対1だったのです。ほとんど使わないのに、毎年VMwareを購入して、インストールし直すのがバカらしくなったこともあって、今年から、VMwareは無料アップデートになったようですが、もうVMwareを使うの止めちゃいました。
今は、お客さんから貰ったWindows7にSSD入れて、CPUをCore i5 に換装して、Windows10へ無料アップグレードして使っています。めちゃ快適に使えています。
わたくしの場合、仮想領域でWindwsを動かす必要なかったんだよね。
Macで使える仮想領域ソフト
どうしてもmacOS Sierra 10.12.2に仮想領域を作ってWindowsを動かす必要のある方もいると思います。
Macで使える仮想領域ソフトを紹介します。Virtual Boxのみ無料です。
VMware・Parallels Desktopは有料ソフトなので、グラフィックスの性能は優れている模様。でもね、所詮、仮想領域でWindowsを動かすわけなので、たかが知れてると思います。
Macの持っているハードウェアのグラフィックスを100%発揮するなら、Boot CampにWindowsをインストールすることをオススメします。
お金をかけたくないのなら、Virtual Box一択ですね。Virtual Boxを使うなら、サポートは期待できないので、自分でそこそこ設定できないと厳しいけどね。
macOS Sierra 10.12.2は何が変わったのか?
Appleのサイトに詳しく載っています。
MacOSのシエラ10.12.2アップデートがお使いのMacの安定性、互換性、およびセキュリティを向上させ、すべてのユーザに推奨されます。このアップデート:
- Apple Watchの自動ロック解除の設定と信頼性を向上させます。
- タッチバーコントロールバーに中国語のトラックパッド手書きボタンを追加することができます。
- グラブアプリまたはコマンド+ Shift + 6のショートカットを使用してタッチバーのスクリーンショットを取るためのサポートを追加します。
- ディスプレイに表示されるタッチバー絵文字ピッカーの原因となった問題を修正しました。
- MacBook Proの(Late2016)コンピュータ上のグラフィックの問題を解決します。
- システムの整合性の保護は、いくつかのMacBook Pro(Late2016)のコンピュータで無効になっていた問題を修正
セットアップとiCloudのデスクトップとドキュメントのためのオプトアウト体験を向上させます。- 最適化されたストレージアラートの配信に問題を修正しました。
- BluetoothのヘッドホンでSiriとのFaceTimeを使用している場合、オーディオ品質を向上させます。
- ブックを作成し、ご注文の際に写真の安定性が向上しました。
- Microsoft Exchangeのアカウントを使用している場合、着信メールメッセージが表示されませんでした問題を修正しました。
- Safari機能拡張ギャラリーの外にダウンロードSafari機能拡張のインストールを防止する問題を修正しました。
- サポートされているMac上でBoot Campを使ってWindows 8とWindows 7の新規インストールのためのサポートを追加します。
- サードパーティのディスプレイで一部の画面解像度が使用できなくなる問題を修正しました。
- デジタルカメラのRAWフォーマットのために、より多くのサポートを追加しました。
まとめ
macOS Sierra 10.12.2へアップデートしましたが、わたくしの環境では特に不具合は発生していません。
OSのバグフィックスやセキュリティについての修正も含まれますので、アップデートすることをオススメします。
macOS Sierra 10.12.2へアップデートしたら、動きが遅くなったという方は、クリーンインストールをしましょう。
クリーンインストールは面倒という方は、設定の変更だけで、OSの動きはかなり改善されますよ。
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