「macOS Sierra」のインストールをためらってるあなたへ!

「macOS Sierra」のインストールをためらっている方も多いと思います。

だって不具合出たら嫌だし、アプリが動かなくなったら困るし、特にAdobe CSシリーズはインストールできないようだしね。

とはいえ、Mac使いの方は「macOS Sierra」の新機能も試してみたいと思っている方も多いはず。

わたくしの事務所には動作検証機のiMacがあるので、昨日、「macOS Sierra」を動作検証機のiMacへインストールしました。

「macOS Sierra」はクリーンインストールすべし!
macOS Sierra が正式にリリースされました。 6月13日にWWDC2016の基調講演で発表されて、7月8日からmac...

ぶっちゃけ、Siriが搭載されたこと以外、El Capitanとの違いはあまりありません。これ完全にマイナーアップデートですよ。

OSの名称は、「OSX」から「macOS Sierra」って大きく変わったのに、中身はマイナーアップデートという、なんとも言えない感じがします。

iPhone7だって、2016年って本来は2年毎のメジャーアップデートの年なのに、マイナーアップデートでしょ?

なんだか2016年のAppleはサボってる感がハンパなくてガッカリしました。

アップグレードで使えないアプリケーションへの対応

新OSが登場した場合、一番困るのは、アップグレードで使えなくなるアプリケーションへの対応です。Appleは、過去のアプリケーションを容赦なく切り捨てますからね。

わたくしが、気になっていた点は以下の2つです。

  • Gatekeeper
  • Java6

Gatekeeper

Gatekeeperが搭載されることで、マルウェアや不正アプリからMacを保護するという名目のもと、開発元の確認ができないアプリは、Macにインストールできなくなります。要するに、個人レベルで開発しているアプリは使えなくなるということです。

OS X:Gatekeeper について

ソフトウェアの開発者はAppleから固有のDeveloper IDを取得でき、自分が作ったアプリケーションにこのIDを使って電子署名を加えることができます。GatekeeperはこのDeveloper IDをもとに、マルウェアの開発者が作ったアプリケーションをブロックし、アプリケーションが改ざんされていないことを確認します。もしそのアプリケーションがDeveloper IDを持っていない未知の開発者によって作られたものである場合、GatekeeperはそれをインストールできないようにしてMacを保護します。

Appleは「開発元の確認ができないアプリ」をすべて排除するわけではありません。インストールする方法があるので紹介します。

以下の方法で「開発元の確認ができないアプリ」をインストールした場合、マルウェアに利用されるリスクもあるので気をつけてくださいね。

Appleの「Gatekeeper」が破られる恐れ、マルウェアに利用も

右クリックでアプリを開く

アプリを右クリックで開きます。一度開いてしまえば、次からはそのまま開きます。

Gatekeeper

コマンドで対応

以下のコマンドを入力することで、「すべてのアプリケーションを許可」オプションが復活します。コマンド入力はよく分からんという方は、「右クリックでアプリを開く」でやってください。

「すべてのアプリケーションを許可」オプションを復活
sudo spctl –master-disable

「すべてのアプリケーションを許可」オプションを表示しない
sudo spctl –master-enable

Java6

「macOS Sierra」では、Java6が利用できなくなります。ということは、Adobe CSシリーズが使えなくなるのです。

Java6って、Oracleが2013年にサポートを打ち切っているので、今まで使えていたのがセキュリティ的にはNGだったんですけどね。

Appleも、OS X 10.11 El Capitanが最後のJava6をサポートするOSということは、公式にアナウンスしていました。

わたくしは、Photoshop CS 5.5とIllustrator CS 5.5が使えなくなるので、代替ソフトを探さねばと思っていました。が、裏技があるというニュースが飛び込んできました!

Photoshop と Illustratorに限って言えば、動作にJavaを使っておらず、アプリケーションの起動時に、Java6が存在していることを確認しているだけとのこと。なので、Java6のディレクトリを用意するだけで、Photoshop CS6、Illustrator CS6の起動や動作は問題なくできるのです。

以下のブログに詳しいやり方が書いてあります。

macOS Sierra (10.12) で Photoshop CS6 / Illustrator CS6 を使う

「macOS Sierra」の新機能

気になった新機能を紹介します。

  • Siri
  • ユニバーサルクリップボード
  • Apple Watchで自動ロック解除
  • Macの空き容量を最適化する「Optimized Storage」
  • デスクトップのファイルもiCloud Driveへ自動保存

Siri

「macOS Sierra」では、「Hey Siri」で立ち上がりません・・・
Siriのアイコンをクリックしなければ立ち上がらないって、微妙だわ。Chromebookは「OK Google」で立ち上がりますからね。

あと音声認識が甘いので、何度も聞き返されてしまう点もイマイチ。

Siriは、機能面も性能面もGoogle音声検索と比較すると、1世代以上遅れている感じですね。

ユニバーサルクリップボード

ユニバーサルクリップボード

MacとiOS間で、コピペが共有できるというものです。

端末が同じApple IDでログインしていればOK。

↓対応している機種

  • MacBook(Early 2015以降)
  • MacBook Pro(2012以降)
  • MacBook Air(2012以降)
  • Mac mini(2012以降)
  • iMac(2012以降)
  • Mac Pro(Late 2013)

Apple Watchで自動ロック解除

Apple Watchで自動ロック解除

Apple Watchを常に身につけている人には、便利な機能ですが、全員持っているわけじゃないでしょ?しかもMid 2013以降のMacじゃないと対応しないって・・

Chromebookですら、Androidと連動して自動ログインできますからね。

個人的には、Apple Watchじゃなくて、iPhoneで自動ロック解除ができればよかったです。

↓対応している機種

  • MacBook (12-inch, Early 2015)以降
  • MacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013)以降
  • MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2013)以降
  • MacBook Air (13-inch, Mid 2013)以降
  • MacBook Air (11-inch, Mid 2013)以降
  • Mac mini (Late 2014)以降
  • iMac (27-inch, Late 2013)以降
  • iMac (21.5-inch, Late 2013)以降
  • Mac Pro(Late 2013)

Macの空き容量を最適化する「Optimized Storage」

MacBookとかストレージが小さな機種をメインにしている方にとっては、便利な機能だと思います。

でも、わたくしのiMac 27inch 2013 は、3.11TBのFusion Driveを搭載してるから、空き容量で心配することはまずありません。

空き容量に不安のない機種をお使いなら、「Optimized Storage」は、無効にした方がよさそうです。

Optimized Storage

オンラインストレージの使い勝手や利便性をiCloudとDropboxやGoogleドライブと較べた時、iCloudの使い勝手はイマイチですから。

勝手にiCloudにアップロードされて、Mac本体から自動でファイルが削除という動作は、あまり信頼できないですね。

デスクトップのファイルもiCloud Driveへ自動保存

デスクトップに安易にファイルを置けなくなりますね。まあショートカットを置いておけば良いのです。
ちなみに、デスクトップにショートカットを置いた場合、iCloud Driveの中にショートカットが表示されない点は褒めておきましょう。

でも、iCloud Driveの無料で使えるストレージは、5GBまで。しかもiPhoneのバックアップも含めた容量です。

Googleのように15GBまで無料でも良いんじゃない?

まとめ

「macOS Sierra」へのアップグレードを検討している方は、使えなくなるアプリが出てくるかどうかを、事前にチェックしておいたほうが良いですよ。

特に、Appleがアナウンスしているように、Java6を使ったアプリを使っている方は、基本的に使えなくなります。

例外はAdobe CSシリーズです。

Java6を使っていますが、先ほど紹介したとおり、裏技で使えるので、わたくしは安心しました。

↓もしアップグレードするなら、クリーンインストールがオススメですよ。

「macOS Sierra」はクリーンインストールすべし!
macOS Sierra が正式にリリースされました。 6月13日にWWDC2016の基調講演で発表されて、7月8日からmac...

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