Googleマップがアップデートされて、駐車場の空き状況がわかるようになりました。
今のところ、Googleマップ「ナビ」で駐車場の混雑状況が分かるのはアメリカの25箇所の大都市のみです。
便利な機能なので、すぐに日本でも使えるようになると思うけどね。
Googleは26日(米国時間)、Google Mapsにて駐車場の普段の混雑度から推定される駐車難易度を示す新機能を発表した。
今回のアップデートによる新機能をを使うためには、目的地の駐車場を探し、下部にある駐車難易度を示すアイコンを見れば難易度が分かる。駐車難易度はeasy(駐車しやすい)、medium(普通)、limited(駐車しにくい)の3つからなり、過去の駐車場の駐車履歴をベースにできている。
なお、本機能は現時点で米国25ヵ所の大都市圏で、Android版Google Mapsでのみ利用できる。
Googleマップナビで、駐車場の空き状況が分かる仕組み
Googleマップナビでは、どんな仕組みで駐車場の空き状況が分かるのかというと、過去の駐車データを元に、エリアごとに駐車のしやすさをスコア化している模様。
Googleマップは、利用しているユーザーの位置情報やトラフィック情報を収集していますので、ある程度、駐車状況も把握しているということなんでしょうね。
駐車場の空き状況が分かるのはAndroidのみ
駐車場の混雑状況が表示されるのは、Android版のGoogleマップナビのみです。今のところiOS版では表示されません。
Google製のアプリを100%活用しようと思ったら、iPhoneよりAndroidを使った方がいいですよ。iOS版は機能が少ないことがありますからね。
他の駐車場シェアリングサービスとの違い
駐車場シェアリングサービスを提供している会社はいくつもありますよね。
でもね、上記の駐車場シェアリングサービスと、Googleマップが提供する駐車場の空き状況は決定的に違う点があります。
何が違うのかというと、Googleは他社の力を借りずに、Googleが自社だけで、駐車場の空き状況を提供できるということです。
しかも、その駐車場の空き情報を、Googleマップ上で提供できるっていうんだから、ユーザーにとってはめちゃ便利ですよね。
カーナビの渋滞情報って精度はイマイチ・・
カーナビの渋滞情報は、VICSという20年前からある技術を使ってるので、精度はイマイチです。Googleマップの渋滞情報の方が、最新の情報で使いやすいです。
カーナビの情報収集の仕組み
カーナビの渋滞情報は、VICSによる渋滞情報となります。VICSとは、Vehicle Information and Communication Systemの略です。
VICSでの情報収集の仕組みはどうなっているのかというと、道路に設置されたVICSセンサーからの情報が、交通管制センターに集まってくるのです。
VICSセンサー間を、どのくらいの間隔で自動車が通行するかによって、渋滞情報を判断しています。
でもね、VICSの渋滞情報は20年以上前からある技術なので、あまり正確じゃないし、タイムラグもかなりあります。
あと、VICSセンサーが設置されてないエリアでは、そもそも渋滞情報は提供されません。
VICSでの渋滞情報って、過去の遺産って感じがしますね。
Googleマップナビは使いやすい
わたくし、車を運転する時にカーナビを使うのは止めました。
カーナビって、数年ごとに地図の更新をしなきゃならないし、タッチパネルの精度もいまいちなので。
しかも目的地を車に乗り込んでから、カーナビに設定するのはかなり面倒くさいですからね。
その代わりに、スマホの車載ホルダーを購入して、AndroidでGoogleマップを立ち上げて使っています。機種はNexus 5Xです。
Googleマップ「ナビ」の情報収集の仕組み
スマホユーザーから送信される位置情報や速度情報を元に、渋滞情報を提供しています。
Googleマップは、GPS情報を匿名でGoogleに送信する仕様になっているんですよね。Googleが受け取った情報を元に、車で移動しているであろうユーザーの速度を分析して、渋滞情報をユーザーに提供するという仕組みになっています。
Androidをカーナビ代わりに使うメリット
目的地を音声入力で設定可能な点はものすごく使いやすいですよね。
「OK Google」で音声ナビが可能
見知らぬ土地を車で運転中に、ガソリンスタンドやコンビニに行きたい時ありますよね?
そんなときもGoogleマップのナビを使っていれば、音声入力でナビが可能です。
- 「OK Google ガソリンスタンド」
- 「OK Google コンビニ」
とスマホに向かって話せば、近くにあるガソリンスタンドやコンビニを検索してくれますからね。これはめちゃ便利。
iPhoneよりもAndroidがGoogleマップ「ナビ」に最適な理由
iPhoneを使ってGoogleマップでナビをしている際、音声入力できないのは使いにくいですね。
Googleマップ「ナビ」のダメな点
Googleマップがナビする道路は、マニアックな細い道路も含まれています。
軽自動車しか通れないような道路も、普通に案内ルートに入れてきますからね。
あと、時間単位で一方通行の道路を、Googleマップは把握してないですね。例えば、13時〜18時のみ左折禁止の交差点を通行するのが近道の場合、13時〜18時であっても左折をナビしてきます。
このあたりが改善されれば、Googleマップは格段に使いやすくなります。今後の課題ですね。
まとめ
Googleマップを使えば、もはやカーナビは必要ありませんね。
Googleマップに関しては、使っている中でほとんど不満がないレベルにまでなっています。今の時点で、カーナビよりも使い勝手いいですからね。
今後、Googleマップの更なる進化を期待しています!
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