銀行の金利は0.02〜0.05%とかなり低いですよね?
100万円を1年預けても、利息はわずか200円〜500円です。
それに対して、振込手数料は高いですよね。銀行はセキュリティーやATMの設置にかかるコストなど経費がか寒ので、仕方がない側面もあるのですが。
ということで、今日は銀行の振込手数料はどこがお得なのか比較します。
ネット銀行
振込手数料が安いのは、ネット系銀行です。
他行への振込手数料が無料なのは、「住信SBIネット銀行」「新生銀行」。月の振り込み回数に制限がありますが、月に数回でも無料なのは嬉しいです。
住信SBIネット銀行(個人)
同行あて
- 無料(振込金額問わず)
他行あて
月3回まで無料3回目からは1回 154円
2016年3月17日 追記
他行への振り込み無料の回数に改定がありました。
残高100万円以下の人は月1回まで無料に改定。30歳以下だと月3回まで無料。
利用状況によって無料回数が1〜15回ってことだけど、15回の人は少なそう・・
住信SBIネット銀行(法人)
楽天銀行(法人)と同金額。さほど魅力はありません。
同行あて
- 51円
他行あて
- 3万円未満 165円
- 3万円以上 258円
新生銀行
経営破綻した日本長期信用銀行を、ファンドのリップルウッドが買い叩いて衣替えした銀行。
以前は月5回まで他行への振込手数料が無料だったんだけど、今は1回のみ。
預金残高に応じて「新生スタンダード」「新生ゴールド」「新生プラチナ」3つのステージがあって、他行への振込手数料が無料になる回数が異なります。200万以上の残高があれば月5回まで無料。
※200万円以上残高があれば、「新生ゴールド」となり月5回まで無料。
※2000万円以上残高があれば、「新生プラチナ」となり月10回まで無料。
同行あて
- 無料(振込金額問わず)
他行あて
新生スタンダード
- 他行あて、月1回まで無料
- 2回目からは1回 308円
新生ゴールド
- 他行あて、月5回まで無料
- 6回目からは1回 206円
新生プラチナ
- 他行あて、月10回まで無料
- 11回目からは1回 103円
楽天銀行(個人)
2003年のイーバンク銀行時代は、ライブドアの全身であるエッジ株式会社が35億を出資して筆頭株主になったこともありました。
2010年に楽天が買収して楽天銀行へ名称変更。
昨年末、口座凍結の話が出まわりました。恐ろしい・・
同行あて
- 無料(振込金額問わず)
他行あて
- 3万円未満 165円
- 3万円以上 258円
楽天銀行で、給与・賞与・公的年金を受け取る場合
- 他行あて、月3回まで無料
残高に応じて他行振込手数料が無料になります。
※10万円以上残高があれば、「アドバンスト」となり月1回まで無料。
※50万円以上残高があれば、「プレミアム」となり月2回まで無料。
※100万円以上残高があれば、「VIP」となり月3回まで無料。
※300万円以上残高があれば、「スーパーVIP」となり月3回まで無料。
楽天銀行(法人)(個人事業主)
法人口座なのに、口座維持手数料がかからないのはポイントが高い。
同行あて
- 51円
他行あて
- 3万円未満 165円
- 3万円以上 258円
ジャパンネット銀行
日本初のネット銀行ですが、以前の勢いはなくなりました。
同行あて
- 54円(振込金額問わず)
他行あて
- 3万円未満 172円
- 3万円以上 270円
ソニー銀行
他行あての振込手数料も月1回まで無料です。
同行あて
- 無料(振込金額問わず)
他行あて
- 月1回まで無料
- 2回目からは1回 216円
セブン銀行
正直、メリットが感じられない。
同行あて
- 54円(振込金額問わず)
他行あて
- 216円(振込金額問わず)
イオン銀行
特にメリット無し。
同行あて
- 無料(振込金額問わず)
他行あて
- 216円(振込金額問わず)
メガバンク
ネット通販だと圧倒的に「三菱東京UFJ銀行」が多い。同行あての振込手数料が無料ですからね。
「みずほ銀行」「住友銀行」のように、同一支店のみ無料ってのはイミフ。
三菱東京UFJ銀行
同行あての振込手数料は金額に関わらず無料。よく利用します。
同行あて
- 無料(振込金額問わず)
他行あて
- 3万円未満 216円
- 3万円以上 324円
みずほ銀行
同行他店あてが有料のようです。
同一支店あて
- 無料(振込金額問わず)
同行他店あて
- 3万円未満 108円
- 3万円以上 216円
他行あて
- 3万円未満 216円
- 3万円以上 432円
三井住友銀行
みずほ銀行同様、同行他店あてが有料・・
同一支店あて
- 無料(振込金額問わず)
同行他店あて
- 108円(振込金額問わず)
他行あて
- 3万円未満 216円
- 3万円以上 432円
りそな銀行(個人)
「協和銀行」と「埼玉銀行」が合併して「協和埼玉銀行」となって、「あさひ銀行」へ名称変更しました。
更に「あさひ銀行」と「大和銀行」が合併し「りそな銀行」となりました。
「埼玉りそな銀行」というのがありますが、旧「埼玉銀行」の営業エリアを「りそな銀行」と別会社にしただけです。
同行あて
- 無料(振込金額問わず)
他行あて
- 216円(振込金額問わず)
りそな銀行(法人)
同一支店あて
- 無料(振込金額問わず)
同行他店あて
- 324円
他行あて
- 648円
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行間の振り込みなら、月5回まで無料なので利用者は多いです。
同行あて
- 月5回まで無料
- 6回目からは1回 113円
他行あて
- 5万円未満 216円
- 5万円以上 432円
地銀
番外編です。
横浜銀行(個人)
地元の銀行ですが、ほとんど取引してない・・・
同行あて
- 無料(振込金額問わず)
他行あて
- 3万円未満 216円
- 3万円以上 432円
横浜銀行(法人)
法人の口座を作った際、キャッシュカードの発行が、郵送でなく後日窓口まで取りに来いという姿勢に共感できず、ほとんどお金を預けていないです。
月額料金 2160円
同一支店あて
- 無料
同行他店あて
- 3万円未満 108円
- 3万円以上 324円
他行あて
- 1万円未満 324円
- 3万円未満 432円
- 3万円以上 648円
振込手数料が無料なのは?
ネット系の銀行は、同行への振込手数料は無料なのが多い。
他行への手数料が無料なのは「住信SBIネット銀行(個人)」「新生銀行」「ソニー銀行」。
条件次第で「楽天銀行(個人)」も無料になります。
メガバンク系は、「三菱東京UFJ銀行」以外は作る気がしない。同行他店に振り込むのに、手数料取るとかありえない。
「ゆうちょ銀行」は利用者が多いし、ゆうちょ間が月5回まで無料なので、利用価値大。
今後の振込手数料
将来的に、他行の振込手数料も無料になるはず。
クレジットカードの手数料だって無料化に進んでるんだからね。
最低でも同行間の振込手数料は無料にしないと、利用者は激減だろうね。
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