検索エンジンから集客するのであれば、Googleがどういうサイトをスパムとして取り扱い、どんなサイトを評価するのかについて、正しい知識を保つ必要があります。
ウェブ上には、SEOに関して、玉石混交の情報が飛び交っており、どの情報が正しい情報なのかよく分からないという方も多いと思います。
SEOについてウェブで情報収集する場合、Googleの正式なアナウンスなのか、それとも第三者が憶測で発言しているのかについては、しっかりと確認することをオススメします。
Googleによる正式なアナウンスは、「Google ウェブマスターブログ」で紹介されます。
ウェブサイトを運用しているウェブマスターならば、「Google ウェブマスターブログ」を定期的にチェックすることをオススメします。
「Google ウェブマスターブログ」とは?
「Google ウェブマスターブログ」にアクセスしてみると、ブログにサブタイトルに以下のような記載があります。
Google フレンドリーなサイト制作・運営に関するウェブマスター向け公式情報
「Google ウェブマスターブログ」を読むことで、自分のサイトをGoogle検索エンジンに最適化することができるだけでなく、Googleがどんなテクノロジーをウェブに導入しようとしているのか理解できます。
ウェブマスターには必須のブログなのです。
では、どんなテクノロジーを自分のサイトに取り入れていけばいいのか見ていきましょう。
- スマホ対応
- HTTPS化
- MFI(モバイルファーストインデックス)
- AMP
- PWA
スマホ対応
ユーザーの使い勝手を考慮して、スマホ対応は必ず行ってください。
Googleによる モバイル フレンドリー アップデートは、2015年4月21日より実施されています。
スマホ対応していないサイトは検索順位が下がるので、まだ対応していない方は、すぐにでも対応しましょう。
HTTPS化
2015年12月18日にGoogleよりアナウンスがありました。
ウェブサイトを訪問してくれたユーザーが、高いセキュリティの元で安全にブラウジングできるように、ウェブサイトを管理している方はHTTPS化を必ず実施してください。
HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります
↓当サイトでHTTPS化を実施した際の手順です。これからHTTPS化をする方は参考にしてください。
MFI(モバイルファーストインデックス)
MFIについては、2016年11月5日にGoogleよりアナウンスがありました。
モバイル ファースト インデックスの導入は、2018年にずれ込むと言われています。今から準備しておくことについては、以前のエントリーに詳しく書きました。
AMP
AMPとは、Accelerated Mobile Pages (アクセラレイティッド・モバイル・ページ)の略で、スマホにおけるウェブページの表示速度を高速化する仕組みです。モバイルユーザーは、アクセスしたウェブサイトの表示速度が遅いと離脱する傾向が強いですからね。
AMP対応することで、Google検索に表示される「トップニュースのカルーセル」に表示されるというメリットもあります。
以前は、AMPのデメリットとして、AMPコンテンツに制約があると言われていましたが、今はモバイルページとほとんど同じ情報量をAMPページでも表示することが可能です。
AMPのメリットとデメリットについては、以前のエントリーを見てください。
PWA
PWAとは、プログレッシブ ウェブアプリの略で、モバイルのウェブページでネイティブアプリと同じようなUXを実現することが可能です。
ウェブサイトとアプリのいいところどりをしたアプリというと分かりやすいかも。
現在のところ、Androidでしか提供しておりません。iOSでは提供されていないんだよね。
Twitterのモバイルサイトは、PWAに対応しています。
プッシュ通知を受けとることもできるし、ホーム画面にアイコンを追加できるので、アプリのような使い方ができるのも特徴です。
WordPressなどのウェブサイトにも比較的簡単に導入することができます。導入すれば、プッシュ通知などを実装することが可能です。
まとめ
ウェブマスターの方で、Google検索で上位表示を目指す方には、「Google ウェブマスターブログ」は必ず目を通すようにしてください。
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