AMPのメリットとデメリットをまとめてみた!

10/21より日本のGoogleの検索結果にAMPが対応されることになりました。

↓Google Developers Japanでアナウンスしています。

Google 検索結果が公式に AMP 対応

オープンソースプロジェクトである Accelerated Mobile Pages Project で、Google は多くのパートナーや開発者とともに、モバイルウェブ体験を高速にするための作業を進めてきました。2 月には、Google 検索の「トップニュース」セクションで AMP を使用して高速かつ確実にニュースを提供するようにしました。8 月には、プレビュー版として、モバイル検索結果ページ全体が AMP 対応ページにリンクした検索結果を提供しました。本日、世界中のユーザーに高速な検索結果を使っていただける機能をリリースしたことをお知らせいたします。
本日(*原文公開当時)以降、モバイル端末から検索すると、AMP 対応ページであることを示すラベルが表示されます。 検索結果が変わることはありませんが、どのサイトでページを高速に読み込めるかがわかるようになります。

↓Google Japan Blogでも発表されました。

モバイルウェブを速く、快適に − AMP プロジェクト 1 周年

プロジェクト発足から 1 年にあたる今月、モバイル Google 検索の結果ページにおいて、すべてのAMP 対応ページに、AMP ラベルの表示を開始しました。いつもの青いリンクの下に、このAMP ラベルがついていれば、そのページが AMP に対応していることを意味しています。

発足から 1 年で、世界 104 以上の言語で 6 億超のサイトが AMP に対応し、日本でも朝日新聞、産経ニュース、はてなブログ、毎日新聞、 楽天、リクルート等がすでに AMP でのコンテンツ提供を開始しています。

AMPとは

AMP

AMPとは、Accelerated Mobile Pagesの略です。GoogleとTwitterによって、モバイルのウェブページの表示速度を劇的に高速化することを目的として始まったプロジェクトです。

スマホのブラウザの表示速度は、アプリと較べると遅いので、モバイルユーザーのGoogle検索が減っているというデータもあります。Googleとしては、モバイルページの表示速度を上げる必要があるのでしょう。

モバイル端末利用者の2人に1人はGoogle検索を利用しない日がある

AMPの仕様に沿ってモバイルサイトを構築すれば、モバイルページの表示速度が爆速になるのです。

それでは、AMPのメリットとデメリットを見ていきましょう。

AMPのメリット

  • モバイルページの表示速度が上がる
  • トップニュースのカルーセルに掲載される

モバイルページの表示速度が上がる

AMPコンテンツのウェブサイトは、GoogleやTwitterのサーバーにキャッシュされます。読み込み時間が短縮されるので、モバイルページの高速表示をすることが可能なのです。

これに対して、一般のウェブサイトは、リンクをクリックしてから、HTMLが置いてあるサーバーへ読みにいくので、表示までに時間がかかってしまいます。この場合、サーバーの仕様によって早かったり遅かったりという問題も出てきます。

トップニュースのカルーセルに掲載される

カルーセル枠の数は決まっていますが、トップニュースに表示されると、大幅なアクセスアップが期待できます。

トップニュースの位置は、検索結果の1位よりも上ですからね。

トップニュースには、大手メディアだけでなく、ブログもしっかりと掲載されます。競合する検索キーワードの記事では、トップニュースに掲載されるメリットは大きいのです。

トップニュースのカルーセル枠に表示させるためには、schema.orgによる構造化データでのマークアップが必要です。以下4つのうちのいずれかのschema.orgを実装してください。

  • schema.org/Article
  • schema.org/NewsArticle
  • schema.org/BlogPosting
  • schema.org/VideoObject

AMPのデメリット

  • AMP対応に手間がかかる
  • AMPコンテンツには制約があり、情報量が少ない
  • いつAMPのサービスが終了するのかわからない

AMP対応に手間がかかる

AMPを実装するには、ウェブサイトの構造によって異なります。

細かい設定やコーディングも必要になるので、AMPを導入してエラーなしで運用するとなると、手間がかかります。

AMPコンテンツには制約があり、情報量が少ない

AMPは、AMP JS以外のJavaScriptを読むことができません。なので、RWDと較べると、情報量は少なくなります。
今の時点では、表示するコンテンツやユーザーのインタラクションに制約が出ることは頭に入れておいたほうが良いです。

いつAMPのサービスが終了するのかわからない

AMPがいつ終了するのかというのは、今の時点ではわからないです。

モバイルでの高速化の技術が上がれば、GoogleはAMPじゃなくてもいいわけなので・・わたくしは、AMPは3年位持てば良いのかなと思っています。

AMP導入で懸念される事項

AMPコンテンツは情報量が少ないという話をしました。となると、ウェブサイト運営者の意図する情報がユーザーに届かないということも考えられます。また、ユーザーの利便性が損なわれることもありますよね。

懸念する事項として、以下の項目を上げましたが、全て実装することは可能です。AMPはどんどん進化していますので、表示できる項目は以前と比べると、だいぶ多くなっています。

SNSのシェアボタンの設置

SNSシェアボタンは、標準で幾つかのSNSが指定できるようになっています。

「amp-social-share」というタグを使えば、設置可能ですのでご安心下さい。

サイドメニューの実装

ブログやニュースサイトの場合、サイドメニューが設置されていることが多いです。

サイドメニューに関しては、「amp-sidebar」というタグを使えば実装可能です。

詳細は以下のリンクに詳しく載っています。

amp-sidebar

広告は設置できるの?

Google AdSenseは問題なくAMPに対応しています。

AMP 広告ユニットを作成する

広告タグに関しては、改善されつつあります。

Google、AMPに完全対応した爆速表示の広告 A4A を公開

Google (AMP Project) は、AMPページでも高速で表示される広告として、AMP for ads、略称 “A4A” を公開しました。
メインコンテンツの表示を遅らせることなく、広告のすばやい表示を A4A は実現しています。

サポートされている広告は、Google AdSenseはもちろんのこと、Google傘下のものはamp-adに対応しています。

Supported ad networks

SEOからみたAMPへの対応

今の時点では、AMPが検索アルゴリズムのランキングに反映されることはありません。

でも、今後、モバイルフレンドリーの検索アルゴリズムに、表示速度が入ってくるという話もありますので、モバイルにおいて、ウェブサイトの高速表示というのは、まずます重要になってくることは間違いないです。

日本のGoogleの検索結果にAMPが対応することになったこの機会に、AMPを実装することをオススメします。

ユーザー体験から見たAMPへの対応

SEOの視点ではなく、ユーザー体験という視点に立てば、ページがさくっと一瞬で表示されることは、訪れてくれたユーザーにメリットがあります。

まとめ

以上がAMPのメリットとデメリットになります。

AMPはまだまだ始まったばかりのプロジェクトなので、通常のサイトと較べると制約もあります。
とはいえ、日本のGoogleでもAMPが本格的に運用され始めましたので、ニュースサイトやブログを更新されている方は、AMPの導入は真剣に考えてもいいのではないでしょうか。

WordPressならば、プラグインでAMPを導入できますよ。

プラグインだけでAMPを導入する!
先月末のHTTPS化に続き、AMPを導入しました。 AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略称で、スマホ...

フォローする

Instagram

▼このエントリーが役に立ったらいいね!
▼このエントリーが役に立ったらいいね!