米国時間の6月5日から6月9日まで、San Joseにある「McEnery Convention Center」でWWDCが開催されます。
現地へ行けないユーザー向けに、ストリーミングが提供される
WWDCのチケットは1599ドルと非常に高額です。
しかもWWDC期間中は、現地のホテルが3倍以上に値上がりします。
WWDCの会場で基調講演を聞きたいのは山々ですが、取材で行くとかじゃないと、自費ではなかなか行けないよね。
でもご安心ください。例年Appleは、現地へ行けない方のために、ライブ配信のストリーミングを提供します。
WWDCのストリーミング方法
WWDCを視聴するには、以下の方法があります。
- Safari(iOS7以降のSafari、OSX 10.8.5以降のMacのSafari)
- 第2世代以降のApple TV
- Edge(Windows10)
ライブ配信を見逃したら
ライブ配信を見逃しても、数時間も経てばiTune Storeで基調講演のPodcastが無償配信されますのでご安心ください。MacでもiPhoneでも見ることが可能です。
iTunes StoreのPodcastでは、2007年以降のWWDCやSpecial Eventも配信されています。
WWDCで発表される新しいOSは?
「iOS 11」「macOS 10.13」「tvOS 11」「watchOS 4」が発表されることになりそうです。
「iOS 11」
新しい機能が追加されたりして、細かいところは使いやすくなることは間違いないと思うけど、マイナーアップデートになりそうだよね。
だって、ファイルシステムの大幅な変更は、iOS10.3で実装済みですからね。iOS11では、APFSがより進化していくことになるはず。
iOS11がインストールできるiPhoneは?
iPhoneはそこそこ古い端末でも最新のiOSをインストールできるのが特徴です。
例えば、iOS10はiPhone5でもインストール可能ですからね。
でもiOS11は、最低の端末要件はiPhone5sになると思います。
理由は、iPhone5sが64ビットCPUのApple A7を搭載しているからです。
iPhone5は、32ビットCPUのApple A5なので切り捨てられるだろうね。
「macOS 10.13」
macOSもアップデートします。
今回の目玉は、ファイルシステムがiOSと同様にAPFSになるはず。
すでにmacOS 10.12.4のベータ版でAPFSでの起動ができる模様ですからね。
YES! I finally have a working booting root-on-APFS macOS 10.12!
Hopefully Apple’s official support will require fewer trips to Terminal :) pic.twitter.com/hSuhqTjuF9— Tyler Loch (@TylerLoch) 2017年2月21日
iOS11に実装して欲しい機能
↓わたくしの勝手な要望ですww
- Siriがサードパーティアプリに対応
- SafariやChromeで記憶したパスワードを、アプリにも適用できるようにすべし
- デフォルトブラウザをChromeも選択できるようにする
- 地図アプリのデフォルトにGoogleマップが選択できるようにする
- Apple MapにGoogleアカウントのログイン機能
Siriがサードパーティアプリに対応
Amazon EchoもGoogle HomeもサードパーティアプリにAPIを公開しています。他社のハードウェアも巻き込んでいかないと、Siriはこれ以上の進化は望めないんじゃない?
SafariやChromeで記憶したパスワードを、アプリにも適用できるようにすべし
パスワードは、SafariやChromeのクラウドに記憶している方が多いと思います。
でも、アプリをインストールしてログインする時、いちいちIDとパスワードを手入力するのって面倒じゃないですか?
パスワードはクラウドに記憶してあるんだから、アプリにも自動で入力して欲しいよね。
デフォルトブラウザをChromeも選択できるようにする
普段からSafariを使っている人には関係ない話ですが、わたくしはChromeを使っています。
iPhoneを使ってて不便なのは、メールからリンクを踏むとSafariが立ち上がること。マジでイライラするんだよね・・・
地図アプリのデフォルトにGoogleマップが選択できるようにする
車でナビする時、連絡先から地図をタップすると、Apple Mapが立ち上がります。
普段からApple Mapを使っている人なら問題ないのかもしれませんが、Googleマップを使っている人にとっては、迷惑な話なんだよね。
地図アプリのデフォルトは、Googleマップも選択できるようにして欲しいよね。
Apple MapにGoogleアカウントのログイン機能
地図アプリのデフォルトにGoogleマップを選択する機能を実装できないのなら、せめて、Apple MapにGoogleアカウントのログイン機能をつけて欲しいですよね。
WWDCで発表されるハードウェアは?
何と言っても目玉はSiri搭載スピーカーです。
- Siri搭載スピーカー
- 10.5インチのiPad Pro
- MacBook Pro
- MacBook
Siri搭載スピーカー
Amazon Echo、Google Homeは既に製品化されていることもあり、AppleからSiri搭載スピーカーが発表されることは間違いなさそうです。
米アップルは長らく取り組んできた音声アシスタント「Siri(シリ)」搭載スピーカーの製造を開始した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。早ければ6月の世界開発者会議(WWDC)で披露される可能性があるが、出荷準備が整うのは今年後半になるという。
10.5インチのiPad Pro
10.5インチのiPad Proが発表されるという情報がありますが、どうなんだろうね?
タブレットに、9.7インチ、10.5インチ、12.9インチと3種類のバリエーションなんて、絶対にいらないと思うけど。
そもそもタブレットは2年毎に買い換えるようなものではないので、10.5インチのiPad Proが登場しても売れないと思いますが・・
MacBook Pro
昨年10月にリニューアルしたばかりのmacBook Proですが、GPUの不具合が多発しています。
何かアップデートがあるかもしれません。
MacBook
12インチのMacBookは、2015年に登場以来、毎年4月にアップデートしています。
現行モデルのMacBookは、軽くて持ち運びに便利なんだけど、CPUがCore Mシリーズでしょぼいのと、バタフライ構造キーボードが打ちにくいので、購入しようとは思えないんだよね。
CPUが最低でもCore i5、メモリ16GB、MacBook Proと同様の第2世代バタフライ構造キーボードが登場したら購入するんだけどね。
まとめ
日本時間の6月6日午前2時から、WWDCは始まります。
AIや音声アシスタントでは、AmazonやGoogleにだいぶ差をつけられているAppleですが、今回巻き返すことはできるのかな?
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