ヤマト運輸の当日再配達の受付時間が1時間短縮されます。
宅配便最大手のヤマト運輸は24日、不在だった届け先へ当日再配達する際の受付時間を1時間短縮した。インターネット通販の普及に伴う宅配便の取扱量急増で、ドライバーの長時間労働が常態化しているため、負担を軽減するのが狙い。これまでは午後8時までにドライバーかサービスセンターに電話すればよかったが、午後7時までとした。
インターネットや自動音声電話による当日再配達の受付時間も同様に前倒しされ、午後6時40分までになった
ヤマト運輸の対策は微妙
Amazonの荷物を取り扱ってから、荷物の取扱量が増えているのに利益が減ってしまい、ヤマト運輸は散々な目にあっています。ドライバーの疲弊も問題になっています。。
そのため、ヤマト運輸はいくつかの対策を行っています。
宅急便の値上げ
今の時点で値上げ幅は未定ですが、宅急便の値上げをすることは決まっています。
ヤマト運輸は13日の取締役会で、宅配便の基本運賃に関して、個人向けを含めて全面的に引き上げることを正式に決めた。基本運賃の引き上げは、消費税の増税時を除くと1990年以来27年ぶりとなる。具体的な値上げ幅は今後詰める。
一部の通販業者との取引を打ち切りに
ヤマト運輸は、一部の通販業者との取引を打ち切りにする模様。
Amazonと打ち切りはしないよね、絶対に。Amazonとの契約を縮小方向にしないと意味がないと思うけど、ヤマト運輸もAmazonを切ることはできないと思います。
再配達の時間指定を見直し
今後、12〜14時、20〜21時の再配達をなくすようです。
再配達に課金すべし
ヤマト運輸は、「宅急便の値上げ」「一部の通販業者との取引を打ち切りにする」のではなく、再配達に課金すればいいのにね。
再配達には、1回100円〜200円程度の追加料金を徴収するべきです。
再配達でお金を払いたくないユーザーは、必ず受け取れる日に日時指定をかけるか、コンビニ受け取りにすればいいのです。
宅配便の再配達率は19.6%
宅配便の再配達率19.6%は高いですよね?
宅配会社3社が14年12月に実施した調査によると、2回以上の再配達率は19・6%となった。
宅配の時間指定の利用は、05年~10年までの5年間で2倍以上に増加した。ただ、時間指定がある荷物の再配達率も17・0%で、全体水準と差はなかった。消費者が、指定をしたことを忘れている可能性も指摘された。
再配達をするドライバーの気持ちをもっと考えたほうがいいと思います。
再配達を有料にすれば、ユーザーは自分が受け取れる日時に時間指定をかけますから、再配達率は絶対に下がります。
再配達が少なくなることで、ドライバーの負担は減るので、今まで通りの高いサービスを維持することができるはず。
まとめ
ヤマト運輸のドライバーはすでに限界に達してます。
ヤマト運輸は再配達に課金することで、ドライバーの負担を減らして、高いサービスを維持することができるのではないでしょうか。
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