今日のエントリーは、2012年から2015年に登場したMacBook Air と MacBook Pro を選ぶ際のポイントになるスペックをまとめます。
2018年10月現在、2012年モデルは6年落ちですが、MacBook AirもMacBook ProもSSDを搭載しているモデルならば快適に動作します。また、2018年10月現在の最新macOS Mojoveがインストールできます。
最新のMacBookやMacBook Proは高くて購入したくないという方や、2台目のMacを購入する方は、必見のエントリーです。
Macを選ぶ際のポイントになるスペックって何?
Macを選ぶ際のポイントになるスペックとは、「解像度」「重さ」「メモリ」「SDXC」「Retina」「Thunderbolt」「GPU」です。
もちろんCPUも重要ですが、性能自体はあまり変わらないので、今回はCPUについては触れません。新しいMacの低電圧CPUは、バッテリーの持ちがいいのはメリットですけどね。
Macの用途や使い方に応じて、これらのポイントの中からご自身にとって重要な項目を選んでください。
解像度
液晶の解像度です。解像度が高い方が、画面領域を広く使うことが可能です。
重さ
本体の重さです。持ち運びが多いユーザーならば、軽い方がいいことは言うまでもありません。
メモリ
MacBook Pro 2012 (Unibody) 以外は、メモリの増設はできません。サクサク動かしたい方は、8GBを選ぶことをオススメします。ネットやメールしかやらないのであれば、4GBでも特に問題はありません。
SDXC
SDXCカードスロットが内蔵しているかどうかです。MacBook Air 11inchのみ、SDXCカードスロットは内蔵されておりません。
Retina
MacBook Pro 2012 ( Retina )以降のモデルは、Retinaディスプレイに対応しています。めちゃキレイに表示されます。
また、Retinaディスプレイの機種は、スケーリング解像度にも対応しています。スケーリング解像度に変更すると、Retinaより画質は下がりますが、より広い画面領域で表示することが可能です。
- 13inchのMacBook Proならば1,680 x 1,050、1,440 x 900、1,024 x 640の3種類の解像度へ変更することも可能です。
- 15inchのMacBook Proならば1,920 x 1,200、1,680 x 1,050、1,280 x 800、1,024 x 640へ変更できます。
Thunderbolt
Thunderbolt対応の機器が接続できることに加えて、Mini DisplayPort出力も兼ねていますので、外部ディスプレイに出力する際にもThunderboltを利用します。
以下のモデルでは、Thunderbolt2が採用されています。
- MacBook Pro 2013 (Retina) 以降
- MacBook Air 2015以降
GPU
MacBook Pro 15inch (Retina) モデルは、独立のGPUを搭載しています。それ以外は、チップセット内蔵のGPUです。独立のGPUを搭載している方が高性能なのは言うまでもありません。
【2012年〜2015年モデル】MacBook Air と MacBook Pro を選ぶ際のポイントになるスペックを比較
MacBook Air と MacBook Pro を選ぶ際のポイントになるスペックを比較してみます。
なお、全てのモデルにUSB3.0ポートが2つ搭載されています。
MacBook Pro 2012 (Unibody)を除く全てのモデルにSSDが搭載されています。SSDの転送速度は、新しいモデルの方が速いことは言うまでもありませんが、MacBook Air Mid 2012のSSDでも快適に動作しますのでご安心ください。
以下、比較できるように表を作成しました。
MacBook Air Mid 2012
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | Retina | Thunderbolt | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11inch | 1366 x 768 | 1.08kg | 4GB | なし | なし | 1ポート | Intel HD Graphics 4000 |
13inch | 1440 x 900 | 1.35kg | 4GB | あり | なし | 1ポート | Intel HD Graphics 4000 |
- 両モデルとも、オプションでメモリ8GBの機種も用意されていました。中古市場での流通量は少ないですが・・
MacBook Air Mid 2013
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | USB3.0 | Thunderbolt | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11inch | 1366 x 768 | 1.08kg | 4GB | なし | 2ポート | 1ポート | Intel HD Graphics 5000 |
13inch | 1440 x 900 | 1.35kg | 4GB | あり | 2ポート | 1ポート | Intel HD Graphics 5000 |
- 両モデルとも、オプションでメモリ8GBの機種も用意されていました。中古市場での流通量は少ないですが・・
MacBook Air Early 2014
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | Retina | Thunderbolt | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11inch | 1366 x 768 | 1.08kg | 4GB | なし | なし | 1ポート | Intel HD Graphics 5000 |
13inch | 1440 x 900 | 1.35kg | 4GB | あり | なし | 1ポート | Intel HD Graphics 5000 |
- 両モデルとも、オプションでメモリ8GBの機種も用意されていました。中古市場での流通量は少ないですが・・
MacBook Air Early 2015
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | Retina | Thunderbolt 2 | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11inch | 1366 x 768 | 1.08kg | 4GB | なし | なし | 1ポート | Intel HD Graphics 6000 |
13inch | 1440 x 900 | 1.35kg | 4GB or 8GB | あり | なし | 1ポート | Intel HD Graphics 6000 |
- 11inchは、オプションでメモリ8GBの機種も用意されていました。中古市場での流通量は少ないです。
- MacBook Air 2015以降、Thunderbolt 2が搭載されています。
MacBook Pro Mid 2012 (Unibody)
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | Retina | Thunderbolt | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
13inch | 1280 x 800 | 2.06kg | 4GB (増設可) | あり | なし | 1ポート | Intel HD Graphics 4000 |
15inch | 1440 x 900 | 2.56kg | 4GB (増設可) | あり | なし | 1ポート | Intel HD Graphics 4000 |
Unibodyモデルは、以下の特徴を持っています。
- DVDドライブあり
- ハードディスク交換が可能 (SSDへ交換できる)
- メモリ増設が可能 (MAX8GB)
MacBook Pro 2012 (Retina)
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | Retina | Thunderbolt | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
13inch | 2560 x 1600 | 1.62kg | 8GB | あり | あり | 2ポート | Intel HD Graphics 4000 |
15inch | 2880 x 1800 | 2.02kg | 8GB | あり | あり | 2ポート | Intel HD Graphics 4000 & NVIDIA GeForce GT 650M 1GB |
- 15inchモデルは、オプションでメモリ16GBの機種も用意されていました。
MacBook Pro 2013 (Retina)
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | Retina | Thunderbolt2 | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
13inch | 2560 x 1600 | 1.57kg | 4GB or 8GB | あり | あり | 2ポート | Intel Iris Graphics |
15inch | 2880 x 1800 | 2.02kg | 8GB or 16GB | あり | あり | 2ポート | Intel Iris Graphics & NVIDIA GeForce GT 750M 2GB |
- 13inchモデルは、オプションでメモリ16GBの機種も用意されていました。
- MacBook Pro 2013 (Retina) 以降、Thunderbolt 2が搭載されています。
MacBook Pro 2014 (Retina)
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | Retina | Thunderbolt2 | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
13inch | 2560 x 1600 | 1.57kg | 8GB | あり | あり | 2ポート | Intel Iris Graphics |
15inch | 2880 x 1800 | 2.02kg | 16GB | あり | あり | 2ポート | Intel Iris Graphics & NVIDIA GeForce GT 750M 2GB |
- 13inchモデルは、オプションでメモリ16GBの機種も用意されていました。
MacBook Pro 2015 (Retina)
解像度 | 重さ | メモリ | SDXC | Retina | Thunderbolt2 | GPU | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
13inch | 2560 x 1600 | 1.58kg | 8GB | あり | あり | 2ポート | Intel Iris Graphics 6100 |
15inch (CPU 2.2GHz) | 2880 x 1800 | 2.04kg | 16GB | あり | あり | 2ポート | Intel Iris Pro Graphics |
15inch (CPU 2.5GHz) | 2880 x 1800 | 2.04kg | 16GB | あり | あり | 2ポート | Intel Iris Pro Graphics & AMD Radeon R9 M370X 2GB |
- 13inchモデルは、オプションでメモリ16GBの機種も用意されていました。
さいごに
以上、2012年から2015年に登場したMacBook Air と MacBook Pro を選ぶ際のポイントになるスペックのまとめでした。
用途や使い方によって、選ぶ基準は様々ですので、今日のエントリーを参考に選んでみてください。
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