iPhoneの写真をMacに取り込む6つの方法を紹介します。
- フォトストリーム
- Lightningケーブル (写真アプリ)
- イメージキャプチャ
- AirDrop
- iCloud写真
- Googleフォト
フォトストリーム
一番オススメなのが、フォトストリーム経由でMacに写真を取り込む方法です。
iPhoneとMacがWi-Fiに繋がっていれば、Wi-Fi経由でiPhoneの写真は、Macに取り込むことが可能です。
フォトストリームで取り込むと、iCloud経由のため、LightningケーブルでiPhoneとMacを接続する必要はありません。
しかも無料で使えるのもポイントですね。
MacとiPhoneを次のように設定してください。
- Macの設定・・・システム環境設定→iCloud→写真→マイフォトストリーム→オン
- iPhoneの設定・・・設定→Apple ID→iCloud→写真→マイフォトストリーム→オン
フォトストリームの写真をMacの写真アプリに追加するには、定期的にMacの写真アプリを立ち上げる必要あり
iPhone→フォトストリーム→Mac に自動で取り込む際の注意点です。
フォトストリームの写真をMacの写真アプリに追加されるタイミングは、Macの写真アプリが立ち上がっている時です。
フォトストリームに写真が保存される期間は30日間なので、その間に、定期的にMacの写真アプリを立ち上げる必要があります。毎日Macを使っているユーザーでも、写真アプリはあまり立ち上げないという方は、気をつけてくださいね。
フォトストリームだとビデオは取り込めない
フォトストリームは、写真しか取り込めず、動画を取り込めません。
動画を取り込むにはLightningケーブルでMac本体と接続する必要があります。
Lightningケーブル (写真アプリ)
Lightningケーブルを使えば、Macの写真アプリに、iPhoneの写真と動画をMacに取り込むことが可能です。
iPhoneとMacをケーブルで接続するのが面倒でない方は、Lightningケーブルを使って写真と動画をMacの写真アプリに取り込んでください。
次の手順で行います。
- iPhoneとMacをLightningケーブルで接続
- Macの写真アプリを立ち上げる
- 写真アプリの左メニューのiPhoneを選択
- 「すべての新しい項目を読み込む」をクリック
- iPhoneから写真を取り除くのであれば、「項目を削除」にチェックを入れる
イメージキャプチャ
イメージキャプチャを使っても、iPhoneの写真や動画をMacに取り込むことが可能です。
- iPhoneとMacをLightningケーブルで接続
- 「イメージキャプチャ」アプリを立ち上げる
- 写真や動画が表示されるので、読み込み先に「写真アプリ」を選択して、「すべてを読み込む」をクリックすれば、自動的に写真アプリに取り込まれる
写真アプリを選択せずに、デフォルトの「ピクチャ」フォルダで取り込むと、写真アプリには読み込まれず、「ピクチャ」フォルダに写真が取り込まれるのでご注意ください。
AirDrop
AirDropを使って、iPhoneからMacへ写真を取り込むことも可能です。
先日のエントリーに詳しく書きましたので、興味のある方は読んでください。
iCloud写真
iCloud写真を使えば、iPhoneの写真アプリとMacの写真アプリが、iCloud経由で同期します。
何もせずに自動で同期するので便利なのですが、無料で使えるiCloudストレージは5GBまでなので、ストレージを別途購入しないと使えません。
MacとiPhoneを次のように設定してください。
- Macの設定・・・システム環境設定→iCloud→写真→iCloud写真→オン
- iPhoneの設定・・・設定→Apple ID→iCloud→写真→iCloud写真→オン
iCloudストレージの料金
- 5GBまで・・・無料
- 50GB・・・月額130円
- 200GB・・・月額400円
- 2TB・・・月額1300円
Googleフォト
Googleフォトで写真を管理しているユーザーは、Googleフォトを利用してください。
Googleフォトはクラウドサービスなので、MacのブラウザとiPhoneのGoogleフォトアプリを同じGoogleアカウントで設定しておくだけで大丈夫です。
以下の手順を行います。
- iPhoneでGoogleアプリを立ち上げて、Googleフォトに写真と動画をアップロード
- MacのブラウザでGoogleフォトにアクセス
- 必要な写真があれば、Googeフォトからダウンロードする
オススメの方法
iPhoneの写真をMacで取り込む際の、無料で利用できるオススメの方法を紹介します。
次の手順で行ってください。
- フォトストリームをオンにして写真は自動で取り込む
- イメージキャプチャで動画のみ手動で取り込む
- データ消失に備え、Googleフォトにバックアップを取る
1. フォトストリームをオンにして写真は自動で取り込む
先ほど紹介した方法で、フォトストリームをオンにして写真は自動で取り込みます。
設定をキチンと行っておけば、定期的にMacの写真アプリを立ち上げるだけで、Wi-Fi経由で写真が自動で取り込めます。
2. イメージキャプチャで動画は手動で取り込む
フォトストリームだと動画は取り込めませんので、イメージキャプチャで動画は手動で取り込みます。なぜ写真アプリではなくイメージキャプチャかというと、イメージキャプチャはファイルの種類別にソートされているためです。
イメージキャプチャを立ち上げて、動画ファイルである「MP4」ファイルや「MOV」ファイルを選択して「読み込む」をクリックします。読み込み先に「写真アプリ」を選択すれば、自動的に写真アプリに取り込まれます。
写真アプリを選択せずに、デフォルトの「ピクチャ」フォルダで取り込むと、写真アプリには読み込まれませんのでご注意ください。
3. データ消失に備え、Googleフォトにバックアップを取る
データ消失に備え、Googleフォトにバックアップを取ってください。
iPhoneの写真や動画を、Macに取り込んだとしても、Macが故障してしまったら、データを取り出すことはできません。
Googleフォトを利用すればクラウドにデータをバックアップできるので、ぜひご活用ください。
ちなみに、Googleフォトで、「高画質モード」を利用すれば、無料かつ容量無制限で、写真と動画をバックアップできます。
- iPhoneにGoogleフォトをインストール
- 定期的にGoogleフォトアプリを立ち上げて、クラウドにバックアップ
さいごに
以上、iPhoneの写真をMacに取り込む6つの方法について紹介しました。
無料で使いたいのであれば、フォトストリームをオンにして写真は自動で取り込めるように設定しておき、動画のみイメージキャプチャを使って取り込むことをオススメします。
Googleフォトの高画質モードを使って、写真と動画を無料でバックアップを取ることも忘れないでください。
※iPhoneの写真管理で便利な使い方は、下記のページで紹介しておりますので、こちらをご確認ください。
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