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iOS11.0.2が登場!動きが遅くなった時の対処方法

AppleiPhone

本日、iOS11.0.2が登場しました。

6日前にiOS11.0.1がリリースされたので、立て続けのアップデートですねww
iOS11.0.2では、以下の3点の不具合が修正された模様です。

  • ごく一部のiPhone 8および8 Plusのデバイスで通話中にパチパチという雑音が入る問題を修正
  • 一部の写真が非表示になってしまう問題に対応
  • S/MIMEで暗号化されたメールメッセージの添付ファイルが開けない問題を修正

iOS11へアップデートしてから、iPhoneの動きが遅くなったという声をよく聞きます。特にiPhone6より古い機種を使っていると、動きが遅いのは顕著に現れる模様です。

今日のエントリーは、iOS11.0.2へアップデートして動きが遅くなった時の対処方法を教えます!

クリーンインストール

iOS11.0.2
iOSをサクサク快適に動かしたいのであれば、迷わずクリーンインストールを行ってください。

1年以上クリーンインストールを行っていない方は、クリーンインストールを行うことで、遅くなったiPhoneの動きが劇的に改善されます。

2017年3月にリリースされたiOS10.3で、ファイルシステムがAPFSに変更されました。上書きアップデートでiOS10.3をインストールした場合、iPhoneの動きは遅くなっているはずです。

iOS10.3で採用されるApple File System (APFS) とは?
そろそろiOS10.3がリリースされます。 iOS10.3では、Apple File System (APFS) という新しいOSのファイルシステムが導入される予定です。 2017年1月24日にリリースされた「ベータ版のiOS10.3」では...

以上の理由で、iOSの動きをサクサク動かしたい方は、クリーンインストールをすることをオススメします。クリーンインストールにかかる時間は、慣れてくれば30分〜1時間くらいです。思っているほど、クリーンインストールは面倒じゃないのです。

iOS11へクリーンインストールする方法は、先日のエントリーに詳しく書きましたので、参考にしてください。

iOS11をクリーンインストールする方法!
iOS11へアップデートしたら、iOSの動作がカクカクしていませんか? 先日のエントリーでは、クリーンインストールすることなく、設定だけでiOS11の動作をサクサク動かす方法を紹介しました。 でもね、古いiPhoneを使っている方は、上記の...

設定変更だけでiOSの動きを改善する

クリーンインストールすればiOSの動きが改善されるのは分かるけど、できれば設定変更だけでiOSの動きを改善したい方もいると思います。

以下の設定変更だけでもiOSの動きは改善されますので、是非試してみてください。

「視差効果を減らす」をオン

デフォルトの設定では「視差効果を減らす」はオフです。ホーム画面に奥行きをつける効果がありますが、グラフィックメモリを消費します。動きが遅いiPhoneならば、迷わず「視差効果を減らす」をオンにします。効果は絶大で、快適に動作するようになります。

iOS では、モーションエフェクト (視差効果) を利用して、ホーム画面や App 内で奥行き感を演出しています。iPhone、iPad、iPod touch のモーションエフェクトや画面の揺れが気になる方は、「視差効果を減らす」を使って、この効果を抑えることができます。

「視差効果を減らす」をオン

  1. 「設定」→「一般」→「アクセシビリティー」を開く
  2. 「視差効果を減らす」をオン

「メッセージのエフェクトを自動再生」をオフ

iOS11から登場した機能です。「視差効果を減らす」をオンにした時に、「メッセージのエフェクトを自動再生」をオフにすることができます。

「メッセージのエフェクトを自動再生」がオンだと余計なグラフィックメモリを消費します。iOSの動きを早くしたい方はオフにすることをオススメします。

iOS11は、2013年に登場したiPhone 5sでも動かすことが可能ですよね?Appleは古いiPhoneでもサクサク動かせるように、この機能を追加したんだろうね。

「メッセージのエフェクトを自動再生」をオフにすれば、iMessageの吹き出しのエフェクトやフルスクリーンエフェクトの自動再生がなくなります。iOSの動きを軽くしたい方はオフにしてください。

メッセージのエフェクトを自動再生」をオフ

  1. 「設定」→「一般」→「アクセシビリティー」を開く
  2. 「視差効果を減らす」をオン
  3. 「メッセージのエフェクトを自動再生」をオフ

「透明度を下げる」をオン

「透明度を下げる」をオンにすると、ホーム画面のアイコンが少し変わってしまいますが、iPhoneはサクサク動くようになります。効果は絶大ですので、動きが遅い方は試してください。

「透明度を下げる」をオン

  1. 「設定」→「一般」→「アクセシビリティー」を開く
  2. 「コントラストを上げる」をタップして「透明度を下げる」をオン

「Siri」をオフ

iOS11でもSiriは賢くないので、Siriを使ってない方はオフにしましょう。

「Hey Siriを聞き取る」をオフ

  1. 「設定」→「Siriと検索」を開く
  2. 「Hey Siriを聞き取る」をオフ
  3. 「ホームボタンを押してSiriを使用」をオフ
  4. 「ロック中にSiriを許可」をオフ

「検索の候補」をオフ

デフォルトでは「検索の候補」はオンになっています。ホーム画面を右にスワイプした時に、Siriからの提案(APP)が表示されます。

↓左が「検索の候補」がオンで、右がオフにした時の画面です。

検索の候補 Siri

使ってない方はオフにしましょう。

「検索の候補」をオフ

  1. 「設定」→「Siriと検索」を開く
  2. 「検索の候補」をオフ

「”調べる”の候補」をオフ

SafariやChromeで、調べたい単語を長押しすると「調べる」と出てきます。で、タップすればSiriからの提案(WEBサイト)が表示されます。必ずSafariで立ち上がるので、私はオフにしています。Chromeユーザーには使い勝手が悪いです。

↓左が 「”調べる”の候補」がオンで、右がオフにした時の画面です。

調べるの候補 Siri

サクサク動かしたい方はオフにしましょう。

「調べるの候補」をオフ

  1. 「設定」→「Siriと検索」を開く
  2.  「”調べる”の候補」をオフ

「Appのバックグラウンド更新」をオフ

バックグラウンドで動作しなくてもいいアプリはオフにします。

オフにすると通知が来なくなるので、LINEやMessenger、Facebook、TwitterなどのSNS系のアプリはオンのまま使ってください。

「Appのバックグラウンド更新」をオフ

  1. 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド」を開く
  2. 「Appのバックグラウンド」に表示されるアプリを個別にオフにする

まとめ

以上、iOS11.0.2へアップデートして、動きが遅くなった時の対処方法でした。

クリーンインストールが一番効果がありますが、設定変更だけでもiOS11.0.2の動作は改善されます。動いが遅くなってきた方は、是非お試しくださいね。