昨日、LINEのスマートスピーカー「WAVE」が到着しました。
秋に発売される正式版は15000円ですが、先行版は10000円で購入できるのと、LINE MUSICが6ヶ月間利用できるチケットがついてくるということで、7月16日に「WAVE」を予約したのです。
2度も延期されて、8/30に到着
- 当初、7月下旬から8月上旬に到着するという予定でした。
- 8月上旬〜中旬に遅れるという連絡があり。この時点で、希望の方には返品を受け付けますという話でした。
- その後、開発中のソフトウェアに一部不具合が生じたため、再度延期のお知らせがありました。8/23より順次発送するということで、わたくしの手元に届いたのは8/30。
早速「WAVE」をセットアップして、「Amazon Echo Dot」と比較してみます。
「WAVE」をセットアップする
セットアップしなければ使えません。
- Cloveアプリをスマホにインストール
- LINEログイン
- 「WAVE」を追加する
- 「WAVE」をWi-Fiに接続
- 自動でアップデートが始まる
- LINE MUSIC 6ヶ月チケットを利用する
1. Cloveアプリをスマホにインストール
LINEがインストールされているスマホに、Cloveアプリをインストールしてください。
LINE Clovaを App Store で – iTunes – AppleLINE Clova – Android Apps on Google Play
2. LINEログイン
LINEログインしてください。
3. 「WAVE」を追加する
「WAVE」本体の電源を入れて、「新しいWAVEを追加する」をタップします。
4. 「WAVE」をWi-Fiに接続
「WAVE」をWi-Fiに接続すれば、セットアップは完了です。
5. 自動でアップデートが始まる
いきなりアップデートが始まりました。
バッテリーが充電されて、かつ電源につながっていると、自動でアップデートが始まる模様。
6. LINE MUSIC 6ヶ月チケットを利用する
音楽を聞きたいので、LINE MUSIC 6ヶ月チケットの利用開始手続きをします。
「WAVE」だけでなく、スマホのLINE MUSICアプリでも特典を使うことはできます。ただし、「WAVE」で音楽を再生しているときは、「スマホ」では使えない模様。同時に使うことはできないようです。
先行版「WAVE」に話しかけてみる
「WAVE」は、中にバッテリーが内蔵されているので持ち運びできるのは素晴らしい。どこにでも持ち運びできます。
セットアップが終われば、「WAVE」に話しかけることで音声を認識して反応してくれます。
先行版なので、できることは限られますが、以下のことは問題なくできます。
- 天気
- 時刻
- アラームセット
- タイマーセット
- 音楽再生
では、実際に「WAVE」に話しかけてみたのでご紹介します。わたくしの声は聞きづらいと思いますが、ご了承くださいw
曲をかける
「盛り上がる曲かけて」と話しかけると、のりの良い曲が再生されます。
「J-POPかけて」と話しかけると、J-POPが再生されます。音楽のジャンルで曲が再生されるのはいいですね。
タイマーセットをセットする
「3秒後にタイマーセットして」と話しかけてみます。
タイマーが鳴った後、「Clover」→「ストップ」と話せば、タイマーが止まります。このあたりは優秀です。
#WAVE タイマーをセットする pic.twitter.com/KZbfkSArbi
— ischool (@ischool_ito) 2017年8月31日
アラームセットをセットする
「13時18分にアラーセットして」と話しかけてみます。
Macの時計が動画に写っていますが、若干時間はズレるようです。
#WAVE アラームをセットする pic.twitter.com/IthJoe2kyy
— ischool (@ischool_ito) 2017年8月31日
「WAVE」と「Echo Dot」を比較する
さあ、「WAVE」と「Echo Dot」を比較してみます。
音声を認識するまでの時間は、圧倒的に「Echo Dot」が早いです。
「WAVE」は考える時間があって、結構もたつきます。このあたりは、今後のアップデートで改善されるはず。
早く日本でも「Echo Dot」発売して欲しい。日本のAmazonアカウントとリンクすれば、使い勝手は上がるし、日本語をAlexaが学習することで、便利になることは間違いないからね。
今日の天気は?
WAVE
#WAVE 今日の天気を聞いてみる pic.twitter.com/ytkgtqDv5m
— ischool (@ischool_ito) 2017年8月31日
Echo Dot
#EchoDot Today’s weather pic.twitter.com/TUsOjd53JD
— ischool (@ischool_ito) 2017年8月31日
いま何時?
WAVE
#WAVE 時間を聞いてみる pic.twitter.com/wfucnaxRyk
— ischool (@ischool_ito) 2017年8月31日
Echo Dot
#EchoDot What time is it now? pic.twitter.com/rteLch4yf8
— ischool (@ischool_ito) 2017年8月31日
音楽再生
「Echo Dot」は、米Amazonのアカウントとリンクします。わたくしは、米AmazonのPrime Musicに加入していないので、無料で聞けるのは「TuneIn」だけでした。
「Echo Dot」には、「Pandora」のアカウントを読み込めますが、日本からだと、Alexaの管理画面に「Pandora」が表示されないので、設定することはできません。
アップデートで機能が追加される!
正式版がリリースされると、先行版にアップデートが降りてくるので、「WAVE」ができることはもっと増えます。
- ニュースを読み上げる
- スケジュール管理
- 赤外線で家電をコントロール
ソフトウェア・アップデートで使える機能を増やすデバイスは、今後増えていくと思われます。
「WAVE」の微妙なところ
電源ケーブルが微妙。独自仕様のUSBケーブルです。
Android用のUSBケーブルだと汎用性が高いので助かるのですが・・
まとめ
Alexaを搭載した「Echo Dot」の方がレスポンスは早いです。
Alexaは2014年に登場しているアドバンテージがあります。ただし、対応言語は英語とドイツ語だけで日本語には対応しておりません。
「WAVE」は日本語も使えるし、何と言っても、LINE社が持っている「LINEユーザーのメッセージのビッグデータ」があるのは強みです。LINEは話しかけるように使うアプリですからね。
今後の「WAVE」のアップデートに期待しましょう。
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