iOS10とAndroid7.0を比べると、かなり差は縮まっている感じがします。
Android4.4くらいまでは、Androidってポンコツ感がすごかったけどね。Android5.0からだいぶまともになって、Android6.0以降は、iOSに勝ってる部分も出てきています。
日本におけるiOSのAndroidのシェアについては後述しますが、日本でのAndroidのシェアってわずか26.9%しかありません。世界でのAndroidのシェアは9割あるのにね。
2017年の1年間で、わたくしは、日本でのAndroidのシェアが高くなると予測します。
AndroidのソフトウェアはiOSに近づいている
Androidのソフトウェアに関しては、かなりiOSに近づいています。今までのAndroidはアプリ別の詳細設定の場所とか、慣れてないと分かりづらかったんだけど、Android6.0以降はだいぶわかりやすくなってきています。
Nexus 5Xを使っていることも関係してるのかもしれないけど、変なOSの挙動もほとんど無くなってきました。
AndroidがiOSより優れている点
AndroidがiOSより優れている点を見てみましょう。
例えば、Google音声入力とかNow on Tapとかは、Androidの方が格段に優秀です。
Androidのハードウェアは??
Androidっていろんな端末メーカーから出ているのですが、メーカー毎に独自のUIとか、独自の機能とか詰め込んでる点が、非常に残念です。
統一されてないから、使いにくいですからね。
Androidの戦略が、OSのリリース当初より、OSを端末メーカーに提供するという戦略を取ってきたから、しょうがないのかもしれませんが・・
このあたりがAndroidって使いにくいという印象を持ってしまう原因かもね。
Androidのアップデートについて
Androidのアップデートについて不満を持ってる人は多いかも。
Nexusシリーズを使っていると、最新版のAndroid7.0へのアップデートは問題なくできますが、SamsungとかLG端末だと、Android6.0までアップデートできればいい方だもんね。
FREETELの雅とか、SIMフリースマホとして非常にコスパが高い端末なんだけど、Android5.1までしかアップデートできないのは残念かも。
FREETELのアウトレットで、雅は19,800円→13,800円で購入できます。
2017年のiPhoneとAndroidの戦いは?
PixelがiPhone7に対抗してるのは明らかです。
だって価格も全く同じですから。
- iPhone7 32GB、Pixel 32GBは両方共649ドル。
- iPhone7 Plus 32GB、Pixel XL 32GBは両方共769ドル。
最新のPixelなら快適なんだろうね。日本ではPixelの販売はまだなので、まだ試してないんだけどね。
世界でのAndroidのシェアは9割
世界中のAndroidのシェアは9割近くを占めています。
OS別にシェアを見ると、Androidが87.8%(前年同期84.7%)、iOSが11.5(同13.0%)、Windowsが0.4%(同1.7%)、BlackBerryが0.1%(同0.3%)、その他が0.2%(同0.3%)となり、Android以外のすべてのOSが減少するという結果が出ている。
なんでこんなにシェアを取ってるのかというと、Androidは安いから。
2万円以下のAndroidが世界中でもっとも売れてるスマホです。
iPhone7 32GBで78,624円しますが、こんな高いスマホを買うのは、中国やシンガポールの富裕層を除けば、日本人とアメリカ人だけだもん。
アジアを見れば、中国製のスマホが圧倒的大多数を占めています。ミドルクラスのスマホでも2万円くらい、普通に使えるスマホが1万円も出せば十分なスペックが変えますからね。
アメリカを見ても、米Amazonで発売してる「Blu R1 HD」ってスマホご存知ですか?メモリ1GBモデルが49.99ドル。メモリ2GBモデルでも59.99ドルと激安。SIMフリーではないっぽいけど。
日本はiOSのシェアが68.3%
MMD研究所のデータによれば、日本ではiOSシェアが68.3%、Androidのシェアが26.9%となっています。
世界でも有数のiOSのシェアが高い国と言えます。
Appleは、日本市場のようなカモれるところには力を入れていくんだろうね。
でも、日本もそんなに景気が良いわけじゃないし、2万円以下で快適なAndroidが購入できるなら、Androidに移行するユーザーは増えていくはず。
iPhoneとAndroidのサポート体制を比較する
iPhoneとAndroidのサポート体制を比較してみましょう。
iPhoneのサポート体制
iPhoneが日本で売れている理由の1つは、サポート体制が充実していることが挙げられます。
ソフトウェアに関することなら、電話ですぐに教えてもらえます。
ハードウェアのトラブルだったら、保証期間内だったら、すぐ交換してくれるからね。
電話がすぐに繋がって、対応もしっかりしている点は、Appleのサポートは優秀です。
Androidのサポート体制
それに対して、今までのAndroidのサポートは、ソフトウェア、ハードウェアどちらも全然ダメでした。
わたくしもNexus 5Xが壊れたとき、EXPANSYSで購入した海外モデルということで、日本のLGではサポートしてくれなかったですから。
Android 7.0でサポートが充実
でもね、Android 7.0になってから、Androidのサポートは非常に良くなりました。
ハードウェアの不具合に関しては、今までと変わらないんだけど、ソフトウェアに関しては電話のサポート窓口が設置されましたからね。
PixelやNexusシリーズに関しては、ハードウェアのサポートはAppleのように、購入した国に関係なく、どこの国でも保証期間内ならサポートしてくれる体制になるとユーザーは嬉しいです。
PixelやNexusシリーズは、中国製の激安スマホよりも高価格帯なので、ハードウェアのサポート体制が充実すれば、PixelやNexusシリーズのユーザー数が増えることは間違いないと思います。
どこの国で購入したPixelやNexusシリーズでも、日本で交換や修理できる体制に早くなって欲しいです。
まとめ
わたくしも、iPhone7 PlusとNexus 5Xを使ってますが、どちらも快適に使えてます。
Nexus 5Xは2015年に登場したミドルクラスのAndroid端末なので、不満がないわけじゃありません。サクサク感とかはどうやってもiPhone7 Plusにかなわないしね。
ベンチで比較すると、Nexus 5Xと2014年に登場したiPhone6は、ほぼ同スペックです。
この2台を操作すると、OSのサクサク感とか、使い勝手はほとんど変わらないのです。
2017年は、2万円以下の中国製のスマホがもっと日本に進出してくるはず。
日本でもAndroidのシェアがもっと増えてくるだろうね。
あとはAndroidのセキュリティが充実すれば言うことないよね。
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