Amazonがドレスシャツに特化したPBをはじめました。
- Franklin &reeman(メンズドレスシューズ)
- Franklin Tailored(メンズスーツ&アクセサリー)
- James & Erin(レデイースアパレル)
- Lark & Ro(レデイースアパレル)
- Society New York(レデイース・アパレル)
- North Eleven(レデイース・アクセサリー&防寒具)
- Scount+RO(キッズアパレル)
実は、AmazonはPBに、かなり力を入れています。
例えば、Amazonは、今年の7月から食品部門のPBを始めています。Amazon「食品PB」の特徴は、高価格で高品質な商品を揃えている点です。スタバクオリティのコーヒー豆とかありますから。
↓詳しい内容は以前のエントリーに詳しく書きました。
アパレルのPBも展開するAmazon
以前から、米Amazonでは、アパレルのPBも展開しています。
PB商品の取扱いが判明したのはアメリカのAmazonで、ひと目見るだけではAmazonとの関連を感じさせないブランド名が冠されています。カテゴリ別に複数のブランドが投入されており、「Franklin & Freeman(紳士靴」「Franklin Tailored(紳士服・スーツ」「James & Erin Plus(レディースカジュアル」「Lark & Ro(レディースドレス・カジュアル」「NORTH ELEVEN(レディースアパレル・アクセサリー」「Scout + Ro(キッズアパレル」「SOCIETY NEW YORK(レディースドレス・バッグ」とったブランドの商品が販売されています。
スーツを主に扱うFranklin Tailoredのラインナップはこんな感じ。200ドルから250ドル(約2万2000円~2万8000円が価格帯となっており、激安とは言えないながらもメンズスーツとしては手頃な価格に収まっている模様。
アパレルの利益率は高い
アパレルの利益率ってめちゃ高いんですよね。Amazonでは、アパレル商品は平均して40%の利益率を確保しているとのこと。
アパレルのPBって売れるのか?
アパレルのPBは、ユーザーが求めている商品を展開できれば、確実に売れます。しかも利益率も高いからね。
最近では大手百貨店も、アパレルのPBに力を入れているのです。
東京都内の伊勢丹新宿店の2階フロアの一角に、「ナンバートゥエンティワン」というロゴの付いた棚に様々な婦人靴が並ぶ。三越伊勢丹ホールディングス(HD)が企画し、客の要望を生かして複数の靴メーカーと共同開発。2011年から始めたブランドだ。
三越伊勢丹HDは、このSPA事業の売り上げを2015年度の9.8億円から2018年度には30億円にまで引き上げる計画を発表しました。強みとして掲げているのは、「中間消費層マーケットの空白アイテム」(2016年3月期決算発表会資料より)。1万円台前半の靴を中心に、ユニクロやH&Mのようなファストファッションでもなく、ハイブランドでもないちょうどいいブランドを探していた層のニーズをつかむ商品を売りに三越伊勢丹の店舗だけではなく他の小売店への卸売ビジネスも広げていく計画をたてています。
リコメンド機能をフル活用できるAmazonのPB
ユーザーの趣向するデータを持っているAmazonは、PBを展開する上で、圧倒的に有利なポジションにいます。
だって、リコメンド機能をフル活用できるじゃないですか?
Amazonは、売れ筋のデータ、顧客の購買データを持っていますから、そこから分析したデータを元に、PB商品を開発したり生産量を調整すればいいですからね。
サイズが合わなかったら?
ネットで洋服を買う場合、サイズが合う・合わないというのが一番気になるところです。
でも、Amazonで洋服を買う場合は、全く心配無用です。
30日以内なら返品可能ですから。しかも返送にかかる送料はAmazonが負担します。ゆうパック着払いで返送すればいいので、こちらで負担する必要はないのです。
おうちで試着!
- ブランドによって異なるサイズ、着心地を確かめたい。
- 色違いや他のデザインを試してみたい。
- 手持ちの服と合わせてみたい。
まとめ
日本Amazonは、米Amazonのタイムマシン経営です。
新しいサービスは必ず米Amazonで展開されます。で、1〜2年経ってから日本Amazonでも展開されるようになります。
Kindle Unlimited、Prime Video、Prime Music、Prime Readingなど、すべてこの戦略で行われていますからね。
Amazonが展開する「食品PB」「アパレルPB」も、近いうちに日本でも導入されることになります。
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