米Amazonが食品のPBを始める!書店に続いて今度はコンビニ潰し!

ついに米Amazonが食品のPBに参入します。

今回の発表では、第一弾としてベビーフードの「Mama Bear」とコーヒーの「Happy Belly」を発売します。AmazonのPBの狙いは高利益率と配送コスト削減の実現とのことですが、この動きが今後、コンビニ潰しに繋がっていくと考えるのはわたくしだけでしょうか?

Mama Bear

米アマゾン、ついに食品のPBを立ち上げ

同社が本格的に食品のPBを始めたのはこれが初めてだが、これについてシーネットの記事は、アマゾンは、新たな大型市場を開拓できるかもしれない、などと報じている。
一方でウォールストリート・ジャーナルは、アマゾンのこうしたPB展開について、利益率の向上と配送コストの削減が見込めると報じている。

ウォールストリート・ジャーナルの記事が引用したPB製造業者協会(PLMA)のリポートによると、米国の消費者が昨年PB商品に費やした金額は1184億ドル(約12兆8700億円)で、前年から22億ドル(約2390億円)増加した。
PBをかつてのように、低品質・低価格のノーブランド商品と考える消費者は減っており、今や量販店にとって、高い収益と顧客ロイヤルティの向上が見込めるビジネスになっているという。

PBとは

小売業や卸売業が独自のブランドで発売する商品のことで、Private Brandの略です。メーカーが展開するNational Brandの対義語です。

日本だと、セブンイレブンのセブンプレミアムや、イオンのトップバリューなどでおなじみですよね。

1980年頃までは、ブランド力のない弱小メーカーに生産を委託するケースが多かったので、低品質・低価格のノーブランド商品というイメージが強かったのですが、最近は高品質路線へとシフトしつつあります。

PBのメリット

消費者と販売者の両方にメリットがあります。

  • 消費者のメリットは、National Brand(NB)と同じクオリティの商品を低価格で購入できる点。
  • 販売側のメリットは、Amazonやセブンイレブンなどの強力な販売店の場合、問屋が不要となって、メーカーとの直接の取引となるため、利益率が高い点。もう1つのメリットは、商品の仕様の変更も自由にできるので、お客様の声を商品に反映することができます。

売れ筋の商品をPBにする

コンビニでもAmazonでもどんな商品が売れているかのデータを持っているところは強いです。
売れ筋の商品をPBにすればいいので、めちゃ美味しいビジネスです。

コンビニのPBが刺さらない層

実はわたくしは、コンビニのPBに全く魅力を感じない一人です。

徒歩圏内に、オーケーというNational Brandが激安で売ってるスーパーがあるし、業務スーパーもあるので。

セブンイレブンのPBよりも、オーケーのNBの方が安いので、わざわざコンビニで購入する必要が無いんですよね。

なので、National Brandが安く手に入るスーパがあるエリアに住んでる人にとっては、コンビニのPBってそこまで魅力的じゃないと思います。

コンビニのPBでたまに買うのは、酒のツマミ系(牛もつ煮、豚角煮、金のハンバーグなど)。これは家でさくっと飲みたい時とか便利です。セブンプレミアムのセブンゴールドは美味しいです。

金のハンバーグ

2種類あるPBの商品カテゴリ

PBには2種類あります。

  • NBより低価格な代用品
  • 高価格帯のオリジナル商品(セブンプレミアムのスイーツとか酒のツマミ系などのオリジナル商品)

食品部門が手薄だったAmazon

わたくしもプライム会員なので、Amazonの利用頻度は高いのですが、食品は全然魅力を感じなかったんですよね。だって、Amazonの食品や飲み物ってNBしかないし、近所のスーパーより2割以上高いんだもん。

Amazonパントリーを利用すれば、52cm × 28cm × 36cmの箱を290円で購入して、12kgまで詰め合わせができます。都心に住んでて車を持たない人とか、買い物に行けない高齢者や限界集落に住んでる高齢者には、非常に便利です。とはいえ実際に使ってるのは、都心の人がほとんどでしょう。

AmazonのPBのラインナップは?

どんなものになるのでしょうか?

Amazonでは、セブンプレミアムにある酒のツマミ系、スイーツのような商品を開発するはずです。スタバクオリティのコーヒー豆とかもやるようです。

NBの代用品だと、結局大手スーパーの方が値段安ければそちらで購入してしまうからね。

AmazonにしかないオリジナルPBの商品があれば、ネットでリピーターになるというのはあると思う。メインは、オリジナルの高価格な高品質な商品開発をしていくことになるでしょう。

コンビニのついで買い戦略を真似するはず

コンビニの営業利益は過去最高益です。これは、ついで買いの効果が大きいのです。

5期連続、営業最高益 前期、コンビニ店舗数6%増

セブン&アイ・ホールディングスが7日発表した2016年2月期の連結決算は、営業利益が前の期比3%増の3523億円と5期連続で最高を更新した。

“コンビニカフェ”の競争激化 「ついで買い」狙う重点戦略

コンビニエンスストア各社が、カウンターでコーヒーなどを提供するカフェサービスの強化に乗り出す。ローソンが6月から「アイスティー」を初めて売り出すほか、サークルKサンクスも同月から喫茶室併設の新型店舗を本格展開する。セブン-イレブン・ジャパンが先行していた“コンビニカフェ”だが、ここにきて集客や「ついで買い」の効果を狙い、各社の重点戦略となっている。

コンビニ潰しとなるAmazonのPB

Amaozn PBは都会に住んでるコンビニの客層を狙ってますよね。しかも完全に横取りできる体制を作りつつあります。

店舗コストがかからない分、コンビニより値段は安いことは間違いないからね。価格を同程度にして、クオリティを高くしてもいいしね。

PBも2種類あって、低価格なNBの代用品と高価格帯のオリジナル商品で戦略は分かれるはずです。

低価格なNBの代用品

近くに、National Brandが安く手に入るスーパーがない人にとっては、めちゃ便利なはず。で、コンビニのPBより安ければ、Amazonで買いますって。

Amazonのネットで、ついで買いできるようにすれば、バカ売れするはず。都会、地方問わず売れます。

高価格帯のオリジナル商品

セブンプレミアムのセブンゴールドにあるような高価格帯で高品質な商品は、都会の人を中心に売れていくはず。

そのためのPrime nowなんですよ。配送エリアは今のところ都心だけですが、890円の1時間お届け、無料の2時間便があります。朝6時から深夜1時まで利用できます。

Prime nowにPBの食品が入ってきたら、都会の人はコンビニ行かなくなりますもん。

まずは米AmazonでPBが始まりますが、すぐに日本に入ってくるはず。どういう動きになるのか楽しみです。

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