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Square がオンライン決済を開始!Square’s platform 登場

テクノロジー

Squareがオンライン決済に対応するAPIを提供します。数行のコードを貼り付けるだけで実装できるというもの。

でも、コードを貼り付けて、お手軽に決済というのも、今となってはすっかりコモディティーなサービスになってきましたよね。

Square Payments APIs

今のところオンライン決済しかないStripe、SPIKEも近いうちオフライン決済のサービスを導入してくるんだろうね。

定額制音楽配信サービスも同じなんだけど、どうして各社横並びのサービス展開になるんだろう?テクノロジーの陳腐化というのはこういうことなのかもしれません。

電子決済で急成長しているスクエアとストライプは長年、守備範囲が重なることはなかった。2015年に上場した市場価値48億ドル(約5,400億円)のスクエアは、カフェや美容院など小規模なリアル舗でのモバイル決済に特化してきた。

一方未上場で50億ドル(約5,600億円)の価値があるとされるストライプは、配車サービスのリフトやオフィス用コミュニケーションツールSlack、そしてアプリ開発者などを対象にオンラインやモバイルのビジネスにおいて決済サービスを提供している。

しかし、ジャック・ドーシーが率いるスクエアが3月30日、ウェブサイト上の決済APIを発表したことで、ストライプやペイパルらと真っ向から闘うことになった。

米モバイル決済2強 スクエアとストライプの激突、始まる

オフライン決済とオンライン決済

以前Paypalでは、「PayPal Here」という実店舗で使えるクレジットカードリーダーを提供しておりましたが、ICカード決済対応(EMV対応)への対応を見送ることとなり、2016年1月末でサービスが終わってしまいました。

オンライン決済の老舗であるPaypalだけが、オフライン決済とオンライン決済の両方を持っていたにも関わらず、せっかくのチャンスを無駄にしちゃったね。

Paypalはなぜオフライン決済のクレジットカードリーダーを止めたのか謎・・

Paypal以外の会社が、オフライン決済とオンライン決済を両方やらなかったのも不思議ですよね?

このブログでは、今まで散々両方やって欲しいと言っていましたが、ようやく実現することになります。

Square のオンライン決済

今回のSquareのオンライン決済は、数行のコードを書くだけで実装が可能です。

といっても全然目新しくないです。これはSPIKEも一緒だもん。

SPIKEが出てきた2年前は、テクノロジーの進歩に驚きましたが、だいぶ陳腐化してきましたよね。

UIは古臭いけど、Paypalならずっと昔からやってるでしょ?

入金方法は?

今までオフライン決済のサービスとオンライン決済のサービスでは、銀行口座への入金方法に違いがありました。

Squareのオンライン決済はどうなるのでしょう?

直接銀行口座へ

クレジットカードリーダーを使ったSquareのオフライン決済では、取引があると、登録している銀行口座へ直接入金されます。

サービスの口座へ

それに対して、SPIKEのオンライン決済では、SPIKEの口座にお金が積み上がる仕組みになっています。なので実際にお金を引き出して自分の銀行口座に入金するには、1回500円という手数料がかかるのです。Paypalも似たような仕組みになっています。

決済手数料

1トランザクション当たり決済額の2.9%と30セントです。

費用はストライプやペイパルと同額。

定期購読

Squareには、定期購読の機能は今のところなさそうです。

毎月の会費などを自動で決済するというニーズはあるので、この機能も実装してもらいたいですよね。

学習塾の月謝、弁護士の顧問弁護料、ウェブサイトの管理など、毎月決まった金額を受け取る場合、クレジットカードで自動化できると本当に便利です。

銀行引き落としの場合、受け取る側の手間が半端ないもん。手間を考えると、クレジットカード決済の方が圧倒的に楽。

毎月、定額の支払いを受ける効率的なやり方!
ウェブ制作会社だと毎月の管理費、弁護士事務所では顧問料、学習塾の月謝など、毎月定額の支払いを受けるケースってありますよね? 請求書の発行から入金の確認まで、一連の経理の作業ってしんどくないですか? こんな手続きを行ってる会社は多いと思います...

特にSOHOのような少人数の会社にオススメです。

この仕組みは、Paypalでは提供されているんだよね。

Square’s platform

Square’s platform

Squareでオンライン決済をするには、APIを取得が必要です。これには、DEVELOPER ACCOUNT が必要です。

ダッシュボードを更新してマルチロケーションのサポートを追加するのですが、日本のアカウントでは、DEVELOPER ACCOUNT への登録ができませんの。新しいダッシュボード機能は追加できませんでした・・

2017年5月9日 追記
日本のアカウントでも登録できるようになりました。

加盟店が信頼するプラットフォームで開発しましょう。

Squareの沿革

2009年にTwitterの創業者のジャック・ドーシーが創業。

2013年にSquareは三井住友フィナンシャルグループと提携し日本に入ってきました。

リアル店舗のオフライン決済

Squareのシステムではなかったのですが、2010年頃から銀座のApple Storeでは、iPod Touchにクレジッドカードリーダーのジャケットを取り付けて、カード決済に対応していたのをご存じですか?iPod Touchの液晶にサインするのが斬新だったのを覚えています。

なので、Squareが登場した時、自分のiPhoneにクレジットカードリーダーを取り付けて決済するというのにワクワクしました。

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今後のSquareは?

わたしのクライアントでも、飲食店や美容院などの実店舗では導入している店舗が多いです。

Squareの登場でクレジットカードの導入の敷居が一気に下がりましたよね。だって、初期費用は実質無料。どんな業種でも手数料は3.25%と非常に明確。更にサービス開始当初、Squareはクレジットカードリーダーを無料で配っていましたからね。

今までSquareは店舗でのオフライン決済にしか対応していませんでしたので、ようやくオンライン決済ができるようになります。

これから、他のサービスも同様にオフライン決済・オンライン決済を始めてくるから、決済まわりは戦国時代を迎えることになります。

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