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レンタルサーバーの移行!wpXクラウド から Xserver へ

Webサイト制作

wpXクラウドからXserverへ移行することに決めました。

wpXクラウドでは、HTTPS化に対応できない点とAMPのプラグインでエラーが出るためです。

Xserver

実は wpXクラウド はかなり気に入っていました。

wpXクラウドに決まり!Wordpressのレンタルサーバーなら!
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だって、2015年9月にレンタルサーバーを乗り換えたところ、1ヶ月間のアクセス数がいきなり3倍に上がりました。2015年8月と9月のアクセス数を比較した時の話です。

ブログを始めて3ヶ月目と4ヶ月目でしたので、少しずつ読んでくれる方が増えてきたことと、サーバーの応答性がめちゃ早かったのでSEO的にも良かったと思われます。

とはいえ、昨年12月にGoogleからのHTTPSのサイトを優先的にインデックスするというアナウンスがあったのに、HTTPS化に対応してくれない状況に、もう我慢ができなくなったというのが率直なところです。

サイトのHTTPSへの移行を早くやらないと!
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wpXクラウド

7ヶ月間使ったので、wpXの良かった点と悪かった点をまとめておきます。

wpXクラウドは、Wordpress専用サーバーです。なのでJoomlaなどの他のCMSでの運用はできません。

また、キャッシュ系のプラグインを導入しており、Xserverと較べるとかなりクセのあるレンタルサーバーでした。

Xserverと同じ会社が運営しています。面白いのは、サポートに電話すると(電話番号は異なりますが)、Xserverと同じ人達が対応してくれます。きっと同じ所でやってるんでしょうね。

wpXクラウドの良かった点

幾つもあるのですが、

  • 独自のキャッシュプラグインを使っているため、サーバーの応答性が早い
  • 毎月500円という低価格にも関わらず、月間30万PVまで対応
  • クラウドサーバーで分散できるので、いざアクセスが100万PVになったとしても、簡単に拡張が可能。しかも費用も安い。
  • 管理ツールの海外IPアクセス制限などの設定が、管理画面から簡単にできる点
  • サーバーデータのバックアップがある点(データベースのデータは14日間分が無料で提供。ウェブデータについては5400円かかります。)

wpXクラウドのダメだった点

  • HTTPS化に対応できない点
  • AMPのプラグインでエラーが出る点
  • WordPress専用サーバーと言いながら、管理画面にBasic認証をかけるには.htaccessで変更するしかない点(Xserverなら管理画面で簡単にできます)

wpXクラウドの特殊な点

  • メールアカウントが作成できない

わたくしはGoogle AppsのGmailを使っているので、特に不具合はありませんでした。

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メールアカウントの乗っ取りのニュースが後を立ちません。 内閣府は3日、NPO法人に関する情報を提供する「内閣府NPOホームページ」で、閲覧者からの問い合わせを受け付けるメールのアカウントが何者かに乗っ取られたと発表した。 内閣府、メールアカ...

レンタルサーバーを移行する際のメール

GoogleAppsを利用しているので、メールの移行作業がなくて、めっちゃ楽でした。

メールの移行はマジで面倒くさいからね。

wpXクラウド から移行する際の注意点

wpXクラウドは、なぜか管理画面だけはHTTPS化に対応しています。

でも、実際のドメインが https:// になっているわけではないので、言葉は悪いですがHTTPSに偽装している状態です。

なので、Chromeだと管理画面へログインできなくなります。Safariならログインできます。ということは、Chromeの方がセキュリティーは高い気がしますね。

wpXで管理画面をHTTPS化している人は、解除してからサイトの移行をして下さい。

わたくし、そのまま移行してしまったので、Xserverに移設後、Wordpressの管理画面に入ることができませんでした。

→ 一度やり直しました・・・

Xserver

WordPressだけでなく、どんなサイトでも運用が可能です。

プランはX10・X20・X30と3つありますが、ディスク容量や設置できるデータベースの数が違うだけで、基本的なスペックは同じです。

只今キャンペーンをやっていて、CoreSSLが1年間無料で使えるのと、サーバー契約中はドメインを1つ無料で使えます。

Xserverは,昨年9月にレンタルサーバーを移転する際に候補に上がったのですが、応答性の早いwpXクラウドにしたという経緯があります。wpXクラウドは毎月500円という金額も魅力的でした。

レンタルサーバーどこがいい? カゴヤ VS エックスサーバー 比較してみた!
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Xserver の良い点

  • HTTPS化に対応できる点
  • AMPのプラグインでもエラーが出ない点
  • Basic認証が管理画面から簡単にかけられる点
  • その他wpXクラウドでは調整できない点が、管理画面から簡単に設定できる点

Xserver のダメな点

  • サーバーの応答性がwpXクラウドより遅くなった(0.05秒 → 0.2秒)
  • サーバーデータのバックアップはありますが、提供してもらうには全て5400円かかる(wpXならデータベースの提供は無料)

Xserverへ移行

ネームサーバーを切り替える前に、Xserverでサイトの動作確認をしたところ、何も問題がなかったので、アクセスの少ない深夜を狙ってネームサーバーの切り替えを行いました。

切り替えにかかる時間はめっちゃ早くて、10分後には切り替わってました。

サーバー移転後も、特に問題なく動いております。

少し不満な点は、

  • 料金が毎月540円→1080円に上がった点
  • サイトの応答性が遅くなった点

サイトの応答性

キャッシュ系のプラグインを入れればwpXクラウド並に速くなることは、テストサーバーで確認していますが、キャッシュ系のプラグインはいきなり動かなくなる不具合をよく聞くので、導入には慎重になってしまいます。

サイトのHTTPS化が完了したらレポートします。

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