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Mac OSのサポート終了日と対応機種をまとめてみた!

Appleセキュリティー

Macを使っているとウィルスにかかることはめったに無いですよね。

わたくしもMacを10年近く使っていますが、一度もウィルスにかかったことはありません。

多くのMacユーザーは、セキュリティーソフトを入れていない方もいらっしゃると思います。実際セキュリティーソフトを入れると、OSXのセキュリティーバッチとの相性問題で、不具合が出るという報告もよく聞きます。

先日Appleの社員と話した際、Apple社内のMacにはセキュリティーソフトが導入されているけど、個人のMacで入れている人はほとんどどいないよという話でした。

セキュリティーソフトを導入するしないは個人の判断にお任せします。

が、OSXを仕事で使うのであれば、セキュリティーソフトを入れる入れないに関わらず、最新のOSもしくは1世代前のOSにしておいたほうがいいです。

なぜかというとAppleは古いOSのサポートをしないからです。すぐにセキュリティーパッチの提供がなくなります。Windows XPは2001年10月25日に発売され2014年4月8日まで約13年間にわたってOSをサポートし続けました。Appleはこのようなことはありません。

Mac OSのサポート期間は短い

セキュリティの脆弱性に対応するパッチが定期的に提供されないというのは深刻です。

Microsoftのようにサポート終了期限をAppleは公表しておりませんが、2年程度と考えていたほうがいいです。

また、定期的にアップデートしてセキュリティーパッチの提供があるのは、基本的に最新のOSだけだということは知っておいたほうがいいです。

こう考えると、Microsoftは良心的といえますよね。圧倒的にシェアが違いますが、比較的長い期間OSのサポート体制があります。

Mac OSのリリース年と最終アップデート

最終アップデートから数年経過しているOSでインターネットに繋ぐのは本当に危険です。

OSX 10.6 Snow Leopard

リリース 2009-08-28

最終アップデート 2011-06-23

OSX 10.7 Lion

リリース 2011-07-20

最終アップデート 2014-09-29

OSX 10.8 Mountain Lion

リリース 2012-07-25

最終アップデート 2015-08-13

OSX 10.9 Mavericks

リリース 2013-10-22

OSX 10.10 Yosemite

リリース 2014-10-16

OSX 10.11 El Capitan

リリース 2015-09-30

El Capitan

サポートが終わっているOSは?

サポート終了日は非公開ですが、重要なセキュリティーフィックスがあった場合のみ、1つ前と2つ前のバージョンまで対応しているという状況です。

  • OSX 10.6 Snow Leopardは、完全にサポート終了。
  • OSX 10.7 Lionも、完全にサポート終了。
  • OSX 10.8 Mountain Lionも、今年の夏でサポートは終わったと思われます。
  • OSX 10.9 Mavericks は、来年の夏にはサポートが終了予定。サポートがあると言っても重要なセキュリティーフィックスのみで、小さなセキュリティーホールへの対策はおそらくないです。最終アップデートは2014年9月17日で、10.9.5が最新。1年以上アップデートがないですからね。
  • OSX 10.10 Yosemite も、今後安心して使えるのかは微妙。
    最終アップデートは2015年8月13日で、10.10.5が最新。OSX 10.9 Mavericksを参考にすれば、これ以上のアップデートはなさそう。早くOSX 10.11 El Capitanをインストールしたほうが良い。
  • OSX 10.11 El Capitanは、定期的なアップデートがあるので、安心して使える。

OSXのシェア

2015年10月での全デスクトップOS内のOS Xのシェアは、

  • 約43.1%:OS X 10.10 Yosemite
  • 約27.2%:OS X 10.11 El Capitan
  • 約13.76%:OS X 10.9 Mavericks
  • 約5.63%:Mac OS X 10.6 Snow Leopard
  • 約4.63%:OS X 10.7 Lion
  • 約4.38%:OS X 10.8 Mountain Lion
  • 約0.87%:Mac OS X 10.5 Leopard
  • 約0.02%:Mac OS X 10.4 Tiger

【重要】 Apple 社 OS X Lion v10.7 以前のサポート終了(推測)について

古いデバイスを切り捨ててきたApple

2006年にAppleはCPUをIBM社のPower PCから、インテルのCPUへと移行した際、Power PC 搭載の MacMini のプロセッサーは64ビット非対応だったので、OSX 10.5以上へアップグレードができませんでした。

OS X 10.6 Snow Leopardまでインストールが可能なMac

32ビットで動作する「Intel Core duo」プロセッサーに対応する最後の32ビットOSです。初代Macbookはこれ以降のOSは入れられないです。

  • 初代Macbook
  • 初代Macbook Pro
  • iMac Early 2006
  • iMac Mid 2006

OSX 10.7 Lionまでインストールが可能なMac

MacBook Late 2006、iMac(MA456J/A)などの64ビットで動作する「Core 2 duo」プロセッサーに対応するOSだが、これらの機種は10.8移行へアップデート出来ません。

  • MacBook Late 2006
  • MacBook Mid 2007
  • MacBook Late 2007
  • MacBook Early 2008
  • MacBook Pro Late 2006
  • 初代MacBook Air
  • iMac Late 2006

El Capitan のシステム要件

OSX 10.8 Mountain Lionから、現在のOSX 10.11 El Capitanまでのシステム要件は変わらないです。

iMac Mid 2007へ最新OSである El Capitan をインストールしても、メモリーが4GB以上あればそこそこ快適に動きます。

  • iMac (Mid 2007 以降)
  • MacBook (Late 2008 Aluminum、または Early 2009 以降)
  • MacBook Pro (Mid/Late 2007 以降)
  • MacBook Air (Late 2008以降)
  • Mac mini (Early 2009 以降)
  • Mac Pro (Early 2008 以降)
  • Xserve (Early 2009)

ウィルス被害にあわないために

Power PC時代とは異なり、Macもウィルスの被害にあう機会も増えてきました。

かなり古い機種でもOSX El Capitanをインストールできるので、セキュリティーの事を考えると最新のOSを入れたほうがいいですよ。

でも、アプリケーションが対応しないということもあるので、悩ましいところではありますけどね・・

El Capitanをインストールするならクリーンインストールにしましょう。

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