本日4月1日より、AmazonからFireタブレットの16GBモデルの発売が開始されます。
通常10980円ですが、プライム会員なら6980円です。
Fireタブレット の使い方
元々スペックは高くないので、用途を絞って使うことをオススメします。
- 電子書籍リーダーとして
- プライムビデオを見る端末として
OSは、AndroidをカスタマイズしたFire OSという独自のものです。なので、アプリはAmazonアプリストアからしかダウンロードできません。アプリの数が圧倒的に少ないんですよね。
root権限なしにGoogle Playをインストールすることは比較的簡単ですが、この端末であれもこれもやることはオススメしません。
わたくしも一度試してみましたが、動作がめっちゃもっさりしてきましたからね。→ 初期化しました・・
Fireタブレット 16GB
今回登場したモデルは、ストレージが8GB → 16GBになった以外は、何も変わりません。
FireタブレットはmicroSDカードが挿入できるから「ストレージは8GBでもいいじゃん」と思いますが、電子書籍の保存は本体のストレージにしかできないので、16GBは重宝します。
電子書籍の保存
電子書籍は、内部ストレージにしか保存できません。
外部に持ち出せないようにってことなんだけど、音楽や映画はmicroSDに保存できるのに??
音楽や映画は自社のコンテンツじゃないから外部ストレージへの保存もOKで、電子書籍などの自社コンテンツは内部ストレージのみにしているのでしょう。
電子書籍の容量
電子書籍は、1冊あたり、80~100MBくらいのストレージ容量を消費します。
わたしは14冊ありますが、これだけで1.01GB使ってますから。
たくさん電子書籍を持っている人にとって、16GBモデルはいいですよね。
詳細スペック
- プロセッサ クアッドコア最大1.3GHz
- ディスプレイ 7インチ(1024×600ピクセル)
- ストレージ 8GBと16GB
- microSDカードスロット 128GBまで対応
- オーディオ モノラススピーカー
- バッテリー 7時間(真冬は異常に減りが早い)
- 重さ 313g
Fireタブレットを購入するメリット
プライム会員なら、「Kindleオーナー ライブラリー」で対象の本が毎月1冊無料。
これは嬉しいですよね。要するに無料で月に1冊レンタルできるのです。結構読みたい電子書籍がラインナップされています。
プライム会員は年間3900円なので月割すると325円。これだけでも会員になる価値はあります。
Fireタブレットの不満
唯一の不満は、冬場のバッテリーの消費がめちゃ早いということです。
2日間放置してたら、バッテリー空になりますから・・
iPadのクオリティーを求めちゃいけません。
Fire OSのアップデート
iOSやAndroidとは異なり、Wi-Fiに繋がっていれば自動で更新されます。いつも勝手に更新されてるけど、不具合で起動しなくなるとかは、今のところありません。
2016年4月1日現在ではFire OS 5.1.2 が最新です。
Fire OSのバックアップ
通常、自動バックアップはオンになっています。オフに変更するなら、
- 設定→端末オプション→バックアップと復元
バックアップデータは、Amazon cloud driveへ保存されます。無料で使える5GBにカウントされるようです。
毎日、Wi-Fiに繋がっている時にアイドル状態になると、自動でバックアップが始まります。
バックアップがあれば、新しい端末を購入した時や、工場出荷状態へリセットした場合など、復元が可能できますからね。
でも、iOSのような分かりやすいUIではないし、手動のバックアップも取れません。またバックアップの日時も出ないので、いつバックアップが行われているかどうかも分からないです。
Fireタブレットの特徴
Wi-Fiで使うことに最適化されています。
電子書籍・プライムミュージック・プライムビデオは、ダウンロードしてオフラインで利用できますからね。
外出先でデータ通信が必要であれば、スマホでテザリングすればいいわけなので、データ通信SIMが入れられなくても全然問題なく使えます。ここまで割り切ったモデルを作れるということは、Amazonはユーザーのことをよく分かってます。
Amazonプライムの販促ツール
Fireタブレットは、プライム会員に入ってもらうための販促ツールです。
16GBならば、元々の価格が10980円だし、プライム会員なら6980円。この金額は端末で儲けようなんて考えていないはず。
コストコ同様の会員制のビジネスモデルなので、プライム会員の会員数が増えれば、より優れたサービスが提供できるのです。
Fireスマホに期待
以前「Fire Phone」というSIMフリースマホがありましたが、449ドルと高価で全然売れませんでした。
この半年間でプライム会員は順調に増えており、Amazonプライムのサービスも充実してきたので、安価なSIMフリースマホをリリースすれば絶対に売れます。Amazonのサービスで囲いこむこともできるから、絶対出してきそうですけどね。
Fireタブレットより少しスペックが高いと嬉しいです。
価格19800円でプライム会員なら15800円とかで出してくれたらバカ売れ間違いないんだけどね。
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