本日、iOS11.1がリリースされました。
新しい絵文字の追加、バグ修正、セキュリティアップデートが行われました。
早速アップデートされた方も多いと思います。今日のエントリーは、iOS11.1をサクサク動かす方法についてです。
iOS11.1のアップデートのポイント
まずは、iOS11のアップデートの主なポイントを見ていきます。
- 新しい絵文字
- 画面左端を3D touchで押してアプリ切り替え
- バッテリーの持ちの改善
新しい絵文字
70字以上の新しい絵文字が追加されました。
画面左端を3D touchで押してアプリ切り替え
iOS11のアップデート時に、画面左端を3D touchで押してアプリ切り替えができなくなっておりましたが、iOS11.1でこの機能が復活しました。
バッテリーの減りの改善
iOS11へアップデートしたら、バッテリーの消費が激しくなったという声をよく聞きます。実際わたくしのiPhone 7 Plusのバッテリも持ち時間が短くなりました。
先日公開されたiOS11.1ベータ版では、バッテリーの持ち時間が改善されているようですので、今回のiOS11.1のアップデートでは、バッテリーの改善が期待できそうです。
↓バッテリーの減りが改善されていないようでしたら、以前のエントリーを参考にしてください。
iOS11.1へアップデートする前に準備すること
iCloudバックアップ、iTunesバックアップ、どちらでもいいので、必ずバックアップを取ってください。iTunesバックアップの場合、必ず暗号化にチェックを入れてからバックアップを取ります。
万が一、iOS11.1へのアップデートに失敗しても、バックアップがあれば、元の状態に戻せますからね。
iOS11.1をサクサク動かす設定
お待たせしました。
iOS11.1をサクサク動かす設定についてです。
「視差効果を減らす」をオン
iOSの動きが重い場合、真っ先に「視差効果を減らす」をオンにします。この設定で、余計なグラフィックメモリの消費を抑えることが可能です。
iOS では、モーションエフェクト (視差効果) を利用して、ホーム画面や App 内で奥行き感を演出しています。iPhone、iPad、iPod touch のモーションエフェクトや画面の揺れが気になる方は、「視差効果を減らす」を使って、この効果を抑えることができます。
- 「設定」→「一般」→「アクセシビリティー」を開く
- 「視差効果を減らす」をオン
「メッセージのエフェクトを自動再生」をオフ
「視差効果を減らす」をオンにすれば、「メッセージのエフェクトを自動再生」をオフにできるようになります。
「メッセージのエフェクトを自動再生」をオフにすれば、iMessageの吹き出しのエフェクトやフルスクリーンエフェクトの自動再生がなくなります。iOSの動きを軽くしたい方はオフにしてください。
- 「設定」→「一般」→「アクセシビリティー」を開く
- 「視差効果を減らす」をオン
- 「メッセージのエフェクトを自動再生」をオフ
「透明度を下げる」をオン
「透明度を下げる」をオンにすると、iOSはサクサク動くのでオススメです。ホーム画面のフォルダアイコンの透明度が少し変わってしまいます。
- 「設定」→「一般」→「アクセシビリティー」を開く
- 「コントラストを上げる」をタップして「透明度を下げる」をオン
「Siri」をオフ
iOS11.1へアップデートしても、Siriの性能はいまいちです。GoogleアシスタントやGoogle Homeに慣れちゃうと、Siriは検索精度、応答性どちらもイマイチな感じがします。
わたくしは、Siriを使っていないので、オフにしています。
- 「設定」→「Siriと検索」を開く
- 「Hey Siriを聞き取る」をオフ
- 「ホームボタンを押してSiriを使用」をオフ
- 「ロック中にSiriを許可」をオフ
「検索の候補」をオフ
「検索の候補」は、ホーム画面を右にスワイプした時に表示されます。使わないならばオフにしましょう。
↓左の画像が「検索の候補」がオン、右の画像が「検索の候補」がオフです。
- 「設定」→「Siriと検索」を開く
- 「検索の候補」をオフ
「”調べる”の候補」をオフ
「”調べる”の候補」がオンの状態で、ブラウザで調べたい単語を長押しすると、「調べる」と出てきます。タップすれば、「Siriからの提案」「Siriの知識」が提案されます。
「”調べる”の候補」がオフでも「ウェブを検索」と出てくるので、タップすればGoogle検索できるので、使ってない方も多いはず。
使わない方はオフにします。
ちなみに左の画像が「”調べる”の候補」がオン、右の画像が「”調べる”の候補」がオフです。
- 「設定」→「Siriと検索」を開く
- 「”調べる”の候補」をオフ
「Appのバックグラウンド更新」をオフ
バックグラウンドで動作する必要がないアプリは、個別にオフにすることをオススメします。
LINEやハングアウト、Messengerはオフにすると通知が届かなくなるので、オンのまま使ってください。FacebookやTwitterも同様です。
- 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド」を開く
- 「Appのバックグラウンド」に表示されるアプリを個別にオフにする
クリーンインストール
上記の設定をすべてやったけど、iOS11.1の動きが遅い場合、残された方法はクリーンインストールしかありません。
クリーンインストールをする場合、必ずバックアップを取ってから行います。具体的な手順は、以前のエントリーに詳しく書きました。
さいごに
以上、iOS11.1をサクサク動かす方法でした。
iOS11.1へアップデートしたら動きが遅くなったという方は、ぜひお試しくださいね。
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