ストリートビュー写真を撮影する際、どのようにしていますか?
RICHO THETAなどのカメラを自分で購入するか、ストリートビュー撮影業者に依頼している方もいると思います。
Googleにはストリートビューカメラ貸し出しプログラムがあり、無償で機材を借りて撮影できることをご存知でしょうか?審査に通ればお店の撮影でも利用可能です。
この記事では、ストリートビューカメラをGoogleから借りる方法についてお伝えします。
ストリートビューカメラ貸し出しプログラムとは
ストリートビューカメラを無償で貸し出すことで、地域の自慢の場所を撮影してGoogleマップで共有するためのプログラムです。
元々、観光協会、非営利団体、大学を対象に貸し出しを行っていましたが、現在は個人も対象となっています。お店の内部を撮影する用途でも利用することができます。
貸し出しには審査がありますので、申し込めば100%必ず借りられるものではありませんが、無償で借りられることも大きな特徴です。
申込みは何度でもできますし、審査に通れば何度でも借りることができます。
貸出対象者
個人、組織問わず申し込むことが可能です。
- 個人、プロカメラマン、旅行者
- 観光協会、非営利団体、大学、政府機関などの組織
カメラの種類
個人と組織で借りられるカメラの種類は異なります。
- 個人・・・RICHO THETAなど市販の360°カメラ
- 観光協会、政府機関、大学などの組織・・・上記のカメラに加えて、Googleトレッカーも対象
Googleトレッカー
バックパックのように背負うことができるトレッカーです。15個のレンズがついています。コンパクトで扱いやすいので、山道やトレッキングコース、ペルーのマチュピチュのような遺跡、ピラミッドの撮影に適しています。
Androidを使って操作して、歩きながら自動で写真を撮影します。
高画質で、Googleマップ上で移動できる青い線が簡単に作れるのも特徴です。
参考資料1 Google マップのストリートビュー トレッカーでの撮影について
ストリートビューカメラを借りる手順
申し込みフォームから申請します。
審査がありますので、可能な限り具体的な用途、撮影場所、計画している撮影プランなどを詳しく書いてください。
記入の際の注意点です。
ストリートビュー カメラ貸し出しプログラムに興味を持った理由と、計画されている撮影プラン内容についてご記入ください。
何を撮影するのか、世界中の方に何を紹介したいのか、Googleマップに掲載されるメリットについて詳しく書きます。
撮影する場所の魅力、どんな見どころを撮影するのかも記載します。
画像を撮影、公開する目的は何ですか。今回の撮影プランの成果をどのような方法で評価しますか。
成果を評価するには、次のような方法があるので、必ず記載します。
- 観光客の誘致が目的ならば、画像公開前後の訪者数を調べる
- ウェブページに画像を使うのであれば、Googleアナリティクスで測定する
今回の撮影プランについて、あなた自身、またはあなたが所属する組織が、どのようなPR、マーケティング活動を行う予定なのか、その戦略をご記入ください。
撮影プランをどのようにPRするのか記載します。
- Googleとのパートナーシップや画像に関する告知
- Google Maps API や Street View API を使用して、画像の表示方法をカスタマイズ
- プレスリリース
- 自社ブログへ記事を投稿
- 地方イベントを主催
- 関係者へのGoogleとのパートナーシップ事例を公開
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