書籍「いちばんやさしいGoogleビジネスプロフィールの教本」

米Googleマイビジネス、対象とならないビジネスに「リードジェネレーションのエージェントと企業」が追加される

Googleビジネスプロフィール

米国版のへルプページに、「リードジェネレーションのエージェントと企業」がビジネスリスティングの対象にならないと追加されました。

リードジェネレーション目的 (リード獲得ビジネス) のためにビジネスリスティングを作成するとガイドライン違反となります。

米国では、他のビジネスに誘導するリードジェネレーションサイトによるスパムが横行していることもあり、Google側で対応したものと思われます。

英語版のヘルプは更新されているが、日本や他の国では更新されず

「リードジェネレーションのエージェントと企業」が追加されたのは米国版のヘルプ記事のみです。

英語版のヘルプページには、Lead generation agents or companies. の一文が追加されています。

「リードジェネレーションのエージェントと企業」が追加されたのは米国版のヘルプ記事のみ

Ineligible businesses
The following businesses are not eligible for a business listing:

  • Rental or for-sale properties such as vacation homes, model homes, or vacant apartments. Sales or leasing offices, however, are eligible for verification.
  • An ongoing service, class, or meeting at a location that you don’t own or have the authority to represent.
  • Lead generation agents or companies.

公式 Guidelines for representing your business on Google > Ineligible businesses

日本語のヘルプは以前と変わらず変更されておりませんが、いずれ更新されるものと考えられます。

追記:2020年6月14日、日本語のヘルプ記事にも追加されました。

対象とならないビジネス
以下のビジネスはリスティングの対象になりません。

  • 別荘、モデル住宅、アパートの空き部屋などの不動産賃貸物件や販売物件。ただし、販売または賃貸業務を行うオフィスはオーナー確認の対象になります。
  • 所有権や代表権を持たない場所で継続的に実施するサービス、教室、集会。
  • 見込み顧客の発掘を行う代理店や企業

公式 Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン

どのようなビジネスリスティングがNGなのか?

NGとなる例を紹介します。

  • リード獲得がメインのビジネスで、オウンドメディアに誘導するためのビジネスリスティング
  • 転職エージェントを運営しており、見込み客からの申込みに誘導するビジネスリスティング
  • 法人でアフィリエイトサイトを運営していて、事務所をGoogleマイビジネスに登録しているビジネスリスティング

複数サービスを展開しており、その一つがリード獲得の場合はどうなるのか?

このあたりがどう判定されるのかは、今のところ分かりません。
Googleの公式見解を待つことになりそうです。

個人的には、メインのビジネスかどうかで判定が分かれるのではと思っています。

リードジェネレーション目的のビジネスリスティングを見つけたら

リードジェネレーション目的のビジネスリスティングを見たら、Googleにガイドライン違反として通報してください。以下のフォームから通報できます。

公式 ビジネス情報の改善フォーム

英語によるフォームなので少し分かりにくいかもしれません。
詳しい手順については、こちらをご覧ください。

さいごに

今後、リードジェネレーション目的 (リード獲得ビジネス) のためにビジネスリスティングを作成するとガイドライン違反となるのでご注意ください。