日本のローカルSEO (MEO) ガイドを公開しました。

米Googleマイビジネス、飲食店のナレッジパネルにフードデリバリー企業の広告が表示される

Googleマイビジネス
執筆者
伊藤亜津佐

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USのGoogleマイビジネスのプロダクトエキスパートであるTim Capper氏が、ナレッジパネルにフードデリバリー企業の広告が表示されることについて警鐘を鳴らしています。

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ナレッジパネルの広告を出してみる

実際に僕の環境でも広告が表示されるか試してみました。

ロケーションが日本だと広告は出てこないので、米国からのアクセスに変更して確認したところ、ナレッジパネルに広告が表示されました。

飲食店のナレッジパネルにフードデリバリー企業の広告が表示される

飲食店のナレッジパネルにフードデリバリー企業の広告が表示される

広告をタップすると、以下のようにフードデリバリー企業の注文ページに飛びます。

広告をタップすると、フードデリバリー企業の注文ページに飛ぶ

広告をタップすると、フードデリバリー企業の注文ページに飛ぶ

※ローカル検索は、米国が先行して機能実装されることが多いのですが、確認するには結構手間がかかります。日本から検索しても表示されないので。

何が問題なのか?

Tim Capper氏は、次のような問題があると指摘しています。

  • サードパーティに15%の手数料が必要
  • 店舗名で検索すると、ナレッジパネルに広告が表示されるが、ビジネスオーナーはこのことを全く知らない
  • 古いメニューがサードパーティに使われることがある
  • サードパーティが注文を拒否するとレストランに悪い評価が入る

サードパーティに15%の手数料が必要

飲食の典型的な利潤は35%なので15%の手数料を払うと何も残らない。ビジネスを継続することは難しくなってしまいます。
このことが原因で、いくつかのビジネスが危機に瀕していると言及されています。

店舗名で検索すると、ナレッジパネルに広告が表示されるが、ビジネスオーナーはこのことを全く知らない

彼らはサードパーティや自分のビジネスリスティングを通じて販売されていることを認識しておらず、またナレッジパネルに広告表示されていることも知らない。

古いメニューがサードパーティに使われることがある

古いメニューの値段で注文されることもあります。

なぜ飲食店側は古い価格のままでメニューを更新しないのかというと、SinglePlatform がメニューをスクレイプしていることが原因とのこと。

古い価格のメニューで掲載されているのであれば、お店はサードパーティからメニューを削除しなければなりません。

※SinglePlatformとは、インターネット上に掲載されているメニュー、店舗名などを一元管理できるサービスで、2019年12月にトリップアドバイザーが買収しました。

サードパーティが注文を拒否するとレストランに悪い評価が入る

注文の拒否はサードパーティがお客様に通知しますが、顧客はレストランが悪いと考えて、サードパーティではなくレストランに悪い評価を入れます。

サードパーティ側が配達の事情などで、勝手に注文を拒否することもありますので、レストランからすると寝耳に水です。

知らないところで注文が入り、その注文の拒否も知らされず、悪い評価だけがお店に入ってしまうのは、仕組みとしては最悪です。

オンライン注文からオプトアウトするには?

次の2通りの方法があります。

  • サードパーティのサイトからメニューを削除する
  • Googleからオプトアウトする

Googleからオプトアウトするには、以下のリンクよりリクエストします。

公式 Opt Out of Online Food Orders on Google from Specific Providers

サードパーティではなく直接店舗へ注文を

Tim Capper氏は、注文をするときには、サードパーティの注文サイトではなく、直接店舗へ連絡してくださいとツイートしています。

さいごに

この記事でお伝えしたとおり、米Googleマイビジネスでは、ナレッジパネルにフードデリバリー企業の広告が表示されることがあります。

日本ではこのような広告が表示されることはありませんが、米国でこのまま広告が表示され続けるのか、経過を見ていきたいと思います。

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