著名人が動画で質問に回答するサービスCameosが日本でも始まりました。
Google検索で「八村塁」「ローラ」などの著名人の名前で検索すると、「回答した人気の質問」としてナレッジパネルに本人が登場する動画が再生されます。
Cameosとは
Cameosとは、芸能人・スポーツ選手などの著名人が、ファンからの質問やGoogleトレンドなどの急上昇ワードに短い動画で回答するサービスです。アメリカでは2018年からサービスが提供されています。
著名人の方がCameosのアプリを立ち上げると、本人に対してよく検索されるファンからの質問や、「急上昇ワード」についての質問が表示される仕組みです。
回答を動画で撮影すると、ユーザーが「著名人の名前」で検索した際にCameosが表示されて動画が再生されます。
ちなみに、著名人だけでなく一般ユーザーも回答できます。
一般ユーザーの場合は、ファンに向けた回答ではなく、急上昇ワードに対して回答するケースが多いです。
動画が表示される場所
ユーザーが「著名人の名前」や「急上昇ワード」で検索すると、かなり目立つ場所に動画が表示されます。
- デスクトップ・・・ナレッジパネルに表示される。
- モバイル・・・Cameosの動画カルーセルに表示される。通常の動画よりも上に表示される。
動画を録画できる端末は
去年の8月はiOS版のアプリしかありませんでしたが、現在はAndroid版のアプリも用意されています。
アプリを立ち上げると質問が表示され、動画を録画できます。
自動翻訳が表示される
ユーザーの言語に合わせて自動翻訳が表示されます。これは便利です。
※Barry Schwartz氏はSEOで著名な方です。Search Engine Roundtableの創設者。
日本のCameosで回答している著名人
この記事を書いている2020年5月26日現在、次の11人の著名人が回答しています。
名前で検索すると、ナレッジパネルにCameosで投稿された動画が表示されます。
Googleの公式ブログによると、今月末にかけて数十名の著名人のCameosを見れるようになるとのこと。
今後どうなるのか?
アメリカの検索結果では、「egg」といった一般名詞で検索してもCameosが表示されます。
日本で試したい場合、モバイルの言語設定を英語にすればアメリカのCameosが表示されます。
今後、日本でも一般名詞で検索した際にもCameosが表示されるようになるかもしれません。
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