日本のローカルSEO (MEO) ガイドを公開しました。

ウェブマスターオフィスアワー (2020年1月30日)

ウェブマスターオフィスアワー
執筆者
伊藤亜津佐

このサイトでは、SEO・Googleマイビジネス・ローカル検索など、Web集客に関する最新情報を配信しています。

2020年1月30日に放送されたウェブマスター オフィスアワーのまとめです。
すぐにYouTubeを見たい方は、以下のリンクから直接アクセスできます。

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ブログ記事

2019年12月19日のウェブマスターオフィスアワー以降のブログ記事です。今回は英語版ブログの更新が多かったです。

最新情報

Q&A

サジェストを不正に操作する営業を受けた場合

【質問】

検索時にサジェストで1位に表示するといった、明らかにガイドライン違反の営業があるが、品質に関するガイドラインのどれに該当するのか、どこに通報すればいいのか教えて欲しい。

【回答】

通報の窓口はないので、金谷さんのDMに直接送って欲しいとのこと。

検索結果のサジェストに関してというお話であれば、検索結果に表示される「不適切な検索候補の報告」よりフィードバックを送ってください。

YouTubeでみる→13分41秒から再生

data-nosnippet 属性の影響範囲

data-nosnippet 属性について4点質問します。

1. 囲った箇所のコンテンツの評価が下がることはないか?

コンテンツの評価が下がることはない。ただし、スニペットが変わることによりユーザー行動が変わるのでCTRに影響を与え、最終的な成果に影響を与える可能性はある。

参考 data-nosnippet HTML 属性の使用

2. 強調スニペットに引用されなくなるという理解でいいか?

その理解でよい。

3. リッチリザルトにも表示されなくなるのか?

リッチリザルトは構造化データをマークアップして意図的に表示させるものなので、構造化データとdata-nosnippetを同時に使用することは考えにくい。もし影響するようなケースがあれば個別に聞いてくださいとのこと。
data-nosnippetは構造化データを制御するものではないということですね。

4. SERPsへの日付引用やテーブルタグでの引用もされなくなるのか?

引用されなくなります。

テーブルタグでの引用は以下のようなものかなと思いました。

tableタグでのスニペットへの引用

話はそれますが、テーブルタグの引用がスニペットに表示される場合、うまく更新されないこともあるようです。

参考 googleの検索結果に過去のテーブルデータが表示される

YouTubeでみる→17分10秒から再生

予期しないスニペットの表示

【質問】

別々のURLのサイトで、MFIに移行しているサイトについての質問です。
デスクトップの検索結果のスニペットに、モバイルサイトのスニペットが表示されている。

【回答】

MFIによって起きているのではないか。
同じように表示させたいのであれば、デスクトップとモバイルのデータを揃えてくださいとのこと。Googleは別々のURLをオススメしていないので、レスポンシブか動的に配信するかどちらかでやっていただくと良いのでは。

補足すると、こちらのご質問はもう少し複雑で、別々のURLのサイト構成に加えて hreflang を使用されています。詳しくは以下をご覧ください。フォーラムにご質問された方がオフィスアワーで質問されたようです。

参考 MFI移行済みサイト:検索結果(PC)にスマホページのリンクが表示されてしまう

YouTubeでみる→ 22分10秒から再生

MFI 移行後、意図しない検索結果表示になった

【質問】

別々のURLのサイトを運用しているが、MFIに切り替わった後、デスクトップの検索結果で表示されるサイトリンクに、モバイル版のURLが表示されます。

【回答】

具体的な原因は今のところ分からないが、Googleとしてはレスポンシブか動的に配信するかをオススメするとのこと。
この件に関してはGoogleで、もう少し調べてみるとのことですが、JavaScript、CSSがうまく配信されていない可能性もあるので、この辺を見直してみてはいかがでしょうか?サイトの規模にもよるが、珍しいケースのような気がしますとのこと。

YouTubeでみる→ 25分07秒から再生

MFI 最新ドキュメントの lazy-load の制限

【質問】

MFIのベストプラクティスの最新リファレンスを読みました。

どんな条件で lazy-load を使ってはいけないのか教えていただけますか?

【回答】

MFIでは、デスクトップとモバイルのデータを揃えて、Googlebotがきちんとレンダリングできるようにして欲しい。

lazy-load とは、表示の高速化のためにユーザーから見える画面だけをレンダリングする、見えないところはユーザーがスクロールしたタイミングで読み込むもの。
Googlebotはインタラクションを行わないので、クロールした際に読み込むことができない。
その結果、デスクトップとモバイルのコンテンツをGooglebotが同一のコンテンツだと判断できなくなる。

ユーザーインタラクションしなくてもGooglebotが見える領域に主要なコンテンツを置いてくださいとのこと。スワイプやクリックやタイプをしなければ見れない場所には置かないでください。

参考 遅延読み込みコンテンツを Google が認識できるようにする

YouTubeでみる→ 28分07秒から再生

rel=”canonical” で正規化が効いていない

【質問】

canonicalで正規化していますが、パラメータ付きのURLがインデックスされてしまう。

【回答】

現在はリダイレクトされていて、おかしい挙動は確認できなかった。

原因までは分かりませんが、何らかの原因でパラメータ付きのURLがインデックスされて、遷移先のページもパラメータ付きでインデックスされたようです。思い当たる所があれば、チェックして欲しいとのこと。
インデックスカバレッジレポートを確認すると、インデックスが急に増えた時期が特定できるので確認してみてください。

YouTubeでみる→ 32分30秒から再生

非SSLサイトからのリンク

【質問】

非SSLサイトからのリンクをリンクレポートで確認できないことはありますか?
順位が下がった原因ではないかと思っているのですが。

【回答】

そのようなことはない。

YouTubeでみる→ 36分03秒から再生

コアアップデートでランキングが下がった

【質問】

美容系ECサイトを運営しているが、9月のアップデートでランキングが大きく落ちた。
サイトの高速化などを行うが一向に改善されない。
ペナルティを受けているのではと思っているのだが、原因が分からず困っている。

【回答】

URLをいただいているので確認したところ、1月のコアアルゴリズムで回復しているのでは。

ページのロード時間を改善したとのことだが、ランキングが落ちた根本的な原因ではないと思われる。検索順位において基本的にコンテンツが最も重要、またGoogleはユーザーが探そうとしているコンテンツを検索結果に表示しようとしているので、ユーザーのためにコンテンツを作って欲しい。

ただし、ユーザーに良いページを作っても検索結果には定数 (1ページに10件) があるので、競合が増えると上位に表示されないことは普通にあるし、Googleの評価が適切に行われていないこともある。

検索だけにトラフィックを頼った施策はオススメしていない。検索からの流入だけでなく、他からの流入もバランス良く獲得することが重要。

参考 Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと

YouTubeでみる→ 37分44秒から再生

監修者のページは有料リンクになり得るのか

【質問】

監修者のページから nofollow を付けずにリンクすることは、有料リンクに該当するのでしょうか?

【回答】

医療系のコンテンツで、医者に監修してもらって、その医者のページからリンクをもらうようなケースを想定されているのだと思います (少なくとも自然発生のリンクではないという意味で)。

このような例は非常に難しい。ポイントとしては、そのリンクの設置が順位を上げる意図があったのかというところが問われる。その場合、手動対策チームが有料リンクと判断する可能性がある。

専門性が必要なコンテンツに監修することは素晴らしいこと。nofollow を使うというよりは、リンクはページとページの関係性を示す重要なものなので、監修した方と監修された方との間で nofollow を付ける必要はないのでは。
ただし、リンクを順位を上げることを目的としてやることは適切ではない。

YouTubeでみる→ 43分29秒から再生

フィッシング詐欺サイトからメールの報告方法

【質問】

フィッシング詐欺サイトからメールを受信した場合、どのように報告するのが適切ですか?

  • Googleに報告
  • フィッシング対策協議会に報告
  • ドメインレジストラに報告
  • サーバー管理者に報告

【回答】

Googleに関しては、フィッシングサイトの報告フォームから報告してください。

インターネットはGoogleだけではないので、並行して他の窓口にも報告されるとよいのでは。

YouTubeでみる→ 47分18秒から再生

中古ドメインの報告先窓口はありますか

【質問】

現時点において中古ドメインを使うと順位が上がりやすい傾向にあると思います。中古ドメインの報告先窓口があれば教えてください。

【回答】

中古ドメインを悪用しているサイトを報告する専用の窓口はない。ウェブマスター向けガイドラインに違反しているのであれば、スパムレポートから報告してください。

Googleは、中古ドメインを使っても検索結果で有利にならないようにしている。順位が上がりやすい傾向というのも思い込みのような気がする。もし中古ドメインを使って順位が上がっているサイトがあるのであれば、その母数を考えてください。割合はそんなに多くないはずなので、悪質なケースが目についているだけだと思います。

前回のオフィスアワーで金谷さんが中古ドメインについて力説されていました。

中古ドメインを使えば順位は上がるのか?
中古ドメインについてウェブマスターオフィスアワーでGoogleの金谷さんから言及がありました。 かなりボリュームがあったので、別記事で内容をまとめます。テキストだけでうまく伝わらない情報もあるので、YouTubeもご覧いただけ...
YouTubeでみる→ 49分14秒から再生

中古ドメインに付いた被リンク

【質問】

中古ドメインを使ってサイトを運営しているが、現在運営しているサイトとは無関係な被リンクがある。否認ツールを使うべきでしょうか?
それとも質の低いバックリンクであれば、Googleが自動で無効化してくれるのでしょうか?

【回答】

否認ツールに関しては、特に使う必要はない。

Search Consoleで今のサイトと全然関係ないキーワードでユーザーがどれだけ来ているかを確認して、そんなに多くないのであれば気にしなくていいのでは。

質の低いリンクがあることで、もしSearch Consoleに手動対策の通知が来ているのであれば、再審査リクエストを行ってください。

注意点として、質の低いリンクはランキングに使っていないが、スパム認定には考慮するとのこと。

YouTubeでみる→ 54分03秒から再生

YMYL 領域の背景、解釈

【質問】

YMYLという概念はなく、お金が動くジャンルのコンテンツを定期的に飛ばして広告を出させようとしていると言及しているブログ記事があるが本当なのか?

【回答】

そのようなことはない。
GoogleがYMYL領域だけで広告主を募るメリットはないので。

アフィリエイターの方が考える広告単価の高いジャンルもあれば、1件1件の広告費用は低くても市場が大きいジャンルもあることも考慮してください。

YouTubeでみる→ 57分03秒から再生

ウェブマスターオフィスアワーに質問するには?

質問フォームから質問できます。

質問が多い場合は、翌月に持ち越されることもあります。
URLを非公開で質問したい場合、その旨記載すると、URLは公開されません。

次回は、2020年2月後半を予定しています。

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