Googleが「検索品質評価ガイドライン」の内容を更新!

2017年3月14日、Googleが検索品質評価ガイドラインの内容を更新しました。

今日のエントリーでは、今回Googleが更新した「検索品質評価ガイドライン」についてお話します。

検索品質評価ガイドライン

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「検索品質評価ガイドライン」とは?

Googleは、ユーザーの検索クエリに対して、有益なコンテンツを持つ高品質なサイトがより上位に表示されるように、検索エンジンのアルゴリズムを常にアップデートしています。

検索結果がスパムだらけだったら、誰もGoogleで検索しなくなってしまいます。GoogleとSEOのスパム業者は常にいたちごっこの関係なので、検索結果の精度を上げるために、定期的な経過観察や評価が必要です。

そのためGoogleは、外部の評価者を採用して、ユーザーからの検索クエリに対応して、ユーザーが求めている高品質なサイトを検索結果で提供できているかどうかを常にチェックしています。

外部の評価者が検索結果を評価するにあたって、どのように検索結果の品質を評価するか一定の基準が必要になります。

その際、外部の評価者に配られるガイドラインが、「検索品質評価ガイドライン」なのです。

「検索品質評価ガイドライン」には、どのようなサイトが高品質なのか、スパムなのか、低品質なサイトなのか、といった事例が掲載されています。

↓最新版の「検索品質評価ガイドライン」は、ダウンロードできますので、ウェブで集客したい方は、是非一読してください。英語版しかありませんので、英語が苦手な方は、Google翻訳を使いましょう。

General  Guidelines

E-A-Tがより重要に

E-A-Tについて記述されている箇所が増えました。E-A-Tがより重要になったことは間違いなさそうです。

E-A-Tとは、以下の3つの頭文字を取ったものです。

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

ウェブサイトのコンテンツは、専門性、権威性、信頼性がより重要視されることになります。

今回更新されたガイドラインで、E-A-Tについての記述が繰り返し登場します。ガイドライン内のE-A-Tの定義を見てみましょう。

More about Expertise, Authoritativeness, and Trustworthiness (E-A-­T)
The amount of expertise, authoritativeness, and trustworthiness(E-A-­T) that a webpage/website has is very important.
MC quality and amount, website information, and website reputation all inform the E­A­T of a website.

ウェブページ/ウェブサイトが有する専門性、権威性、信頼性(E-A-­T)の量は非常に重要です。
メインコンテンツの質と量、ウェブサイト情報、ウェブサイトの評判は、ウェブサイトのE-A-T情報を提供します。

3.1 Page Quality Rating: Most Important Factors(ページ品質評価:最も重要な要素)

全体のページの品質評価を選択する際に考慮すべき最も重要な要因は次のとおりです。

  • 専門性・権威性・信頼性
  • メインコンテンツの品質と量
  • ウェブサイトの情報と情報に対する責任者
  • ウェブサイトの評判

2016年3月版の「検索品質評価ガイドライン」では、上記の順番が違いました。「メインコンテンツの品質と量」がページ品質評価の最も重要な要素になっています。

  • メインコンテンツの品質と量
  • ウェブサイトの情報と情報に対する責任者
  • ウェブサイトの評判
  • 専門性・権威性・信頼性

WELQ問題で明らかになったように、最近のキュレーションサイトは、専門性・権威性・信頼性を担保せずに、記事を大量生産してPVを稼ぐという傾向にありました。キュレーションメディアは、「専門性・権威性・信頼性」を持ったコンテンツ作りよりも、「メインコンテンツの量」を重視したコンテンツ作りを重点的に行っていたのです。

要するに、メインコンテンツの量を増やすことで、検索エンジンから高い評価を得ようとしていたわけです。

でもね、今回発表された「検索品質評価ガイドライン」では、専門性・権威性・信頼性を持たない大量生産された低品質なコンテンツは、上位表示しにくい仕組みになるのです。

偽ニュースへの対策

GoogleとFacebookでは、偽ニュースに対して、厳しく対応しています。

米グーグルとフェイスブック、仏で偽ニュース対策

米グーグルと米フェイスブックは6日、今春に大統領選挙を控えるフランスで偽ニュース対策に乗り出すと発表した。現地の報道機関などと組み、ネット上に流れる虚偽情報の発見や検証、拡散の抑制に取り組む。重要な選挙が今年相次ぐ欧州で高まる批判に応える狙いがある。

2015年にグーグルの支援を受けて設立された非営利団体ファースト・ドラフト・ニュースが中心となり、新プロジェクト「クロスチェック」を立ち上げた。まず大手紙ルモンドやAFP通信など17の報道機関と連携し、ソーシャルメディアや検索サイトに表れる情報の真偽を確かめる。同プロジェクトには、フェイスブックのグループ企業も協力する。

今回の「検索品質評価ガイドライン」で、「専門性・権威性・信頼性」がページ品質評価の最も重要な要素となることから、Googleは本気で偽ニュースに対して取り組んでいることが分かります。

ヘイトや暴力について書かれたウェブサイトはどうなる?

今回の「検索品質評価ガイドライン」には、ヘイトや暴力についての記載もあります。

「検索品質評価ガイドライン」によると、今後、ヘイトや暴力について書かれたサイトは、一番低い評価になる模様。検索結果の上位に来ることはなさそうです。

7.9 : Promotion of Hate or Violence(ヘイトや暴力の推進)

Use the Lowest rating for pages created with the sole purpose of promoting hate or violence against a group of people
based on criteria including (but not limited to) race or ethnicity, religion, gender, nationality or citizenship, disability, age,
sexual orientation, or veteran status. Websites advocating hate or violence can cause real world harm.

人種、民族、宗教、性別、国籍または市民権、障害、年齢、性別、年齢、性別、 性的指向、退役軍人を含む人に対して、憎悪や暴力を促進することを、唯一の目的で作成されたページについては、最低ランクの評価にします。憎しみや暴力を主張するウェブサイトは、現実世界で危害を引き起こす可能性があります。

2016年の年末に、「ホロコースト」で検索すると、「ホロコーストなどなかった」という内容のサイトが検索結果の上位を占めていたことに対する対応だと思います。

「ホロコーストなどなかった」という差別主義的サイトが検索上位に現れる問題でGoogleが検索アルゴリズムの改良に着手

第2次世界大戦中にナチス・ドイツがユダヤ人を大量虐殺した「ホロコースト」についてGoogle検索をすると、「ホロコーストなどなかった」という主義・主張の差別的なサイト(ヘイトサイト)が検索結果の上位に並んでいることが問題視されてきました。この批判を受けて、Googleは検索アルゴリズムの変更にすばやく着手しています。

まとめ

「検索品質評価ガイドライン」を読むことで、Googleが、ユーザーからの検索クエリに対して、どんなコンテンツを検索結果に返そうとしているのかを予測することが可能です。

ウェブサイトを運営している方は、是非読むことをおすすめします。

また、ウェブサイトで集客するには、コンテンツを投入して運用していくことが絶対に必要です。

ユーザーのクエリに対して、最適な答えを提供できるコンテンツを作ることはもちろんですが、専門性・権威性・信頼性をコンテンツの中に取り入れて、高品質なサイト作りを目指していきましょう。

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