このエントリーでは、macOS Catalinaへアップデートできる機種をお伝えします。
WWDC2019で発表されたmacOS Catalinaは、9月にリリースされます。
ぜひ、お使いのMacがmacOS Catalinaへアップデートできるかどうか確認してください。
macOS Catalinaへアップデートできる機種
macOS Catalinaへアップデートできる機種を見ていきます。
2018年9月にリリースされた1つ前のmacOS Mojaveが動作する機種であれば、macOS Catalinaへアップデートできます。
ちなみに、2017年9月リリースのmacOS High Sierraが動作するMacと比較すると、だいぶ切り捨てられた感がありますね。
macOS Catalina | macOS Mojave | macOS High Sierra | |
---|---|---|---|
MacBook | Early 2015以降 | Early 2015以降 | Late 2009以降 |
MacBook Air | Mid 2012以降 | Mid 2012以降 | Late 2010以降 |
MacBook Pro | Mid 2012以降 | Mid 2012以降 | Mid 2010以降 |
Mac mini | Late 2012以降 | Late 2012以降 | Mid 2010以降 |
iMac | Late 2012以降 | Late 2012以降 | Late 2009以降 |
iMac Pro | 2017 | 2017 | 2017 |
Mac Pro | Late 2013以降 | Late 2013、Mid 2010、Mid 2012 | Mid 2010以降 |
ユーザーが使っているmacOSのシェア
ユーザーが使っているmacOSのシェアを見ていきましょう。
statcounterの調査によると、2019年5月時点のmacOSのシェアは以下のようになります。
- macOS Mojave・・・45.81%
- macOS High Sierra・・・22.96%
- macOS Sierra・・・11.4%
- OS X El Capitan・・・9.45%
- OS X Yosemite・・・5.97%
- OS X Mavericks・・・1.95%
意外と最新のmacOSを使っているユーザーは少ないですね。
macOS High SierraとmacOS Sierraの合計シェアが34.36%なので、結構古いmacOSを使っているユーザーも多いことが分かります。
古いmacOSを使っているユーザーは、アップデートをサボっているだけなのか、アプリが動かなくなるのでアップデートしていないのか、Macが古くてアップデートできないのかは分かりません。
macOSは1世代前までのOSしかセキュリティアップデートを行いませんので、古いmacOSを使うのはセキュリティを考えるとものすごく危険なことは頭に入れておきましょう。
macOSが動作する機種は、2年ごとにアップデートされている
ここ数年を見ると、macOSが動作する機種は、2年ごとにアップデートされています。
- 2019年9月リリースのmacOS Catalinaと、2018年9月リリースのmacOS Mojaveが動作する機種は同じ
- 2017年9月リリースのmacOS High Sierraと、2016年9月リリースのmacOS Sierraが動作する機種は同じ
この流れで行くと、2020年9月に登場するmacOS 10.16で切り捨てられるMacが出てくることが予想されます。
macOS Catalinaへアップデートできる機種が、快適に使えるとは限らない
お手持ちのMacがmacOS Catalinaへアップデートできる機種だったとしても、快適に使えるとは限りません。
2017年以降のモデルであれば、ほぼ間違いなく快適に使えますが、それ以前のモデルであればアップデートしたら動作が重くなる可能性もあります。
アップデートして動作が重くなったらクリーンインストール
アップデートして動作が重くなった場合、クリーンインストールを行うことで、サクサク動作するようになります。
macOS Catalinaへアップデートできる機種は、すべて2012年以降の機種です。最低でもCore i5のCPUを搭載していますので、クリーンインストールさえ行えば、ある程度は快適に使えます。
MacBook Air メモリ 4GBモデルは快適に使えない
メモリ4GBのMacBook Airは、クリーンインストールしても快適に使えません。
僕の妻のMacBook Airはメモリ4GBでmacOS Mojaveをクリーンインストールしています。OSが立ち上がった時点ですでに3GB以上のメモリを消費しています。
ライトユーザーでSafariでネットしか見ない場合でも、いくつかタブを開くと動作が重くなることが予測されます。買い替えなどを検討することをオススメします。
Mac miniやiMacはメモリ増設が可能
Mac miniやiMacはメモリ増設が可能です。
メモリを4GBしか搭載していないユーザーは、メモリを8GB以上搭載すると快適に使えるようになります。
ちなみにiMacは27インチならば簡単にメモリ増設できますが、21.5インチだとユーザーで交換するのは面倒なのでご注意ください。
さいごに
以上、macOS CatalinaへアップデートできるMacをお伝えしました。
macOS Mojaveが動作しているMacであれば、macOS Catalinaへアップデートできるのでご安心くださいね。
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